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第 75話
(日本民間故事 075)
竜女おすわ (健全普通話版)
龍女諏訪子
・日本語 ・日本語&中国語
むかし、島原(しまばら)のご城下に、杏庵(きょうあん)という若い医者がいました。
在很久很久以前、於島原的下城區、在這裡就有著一名叫做杏庵的年輕醫生
杏庵は大変な親孝行で、母親と二人きりで暮しています。
杏庵這個人的孝心是為人所廣知、與其母兩人相依為命。
ある日の事、杏庵が薬草をとりに霊仙岳(うんぜんだけ)のふもとの諏訪(すわ)の池に出かけると、五、六人のイタズラ小僧が、一匹の大きな白ヘビをいじめていました。
事情發生在這一天、先是杏庵為採草藥來到了這靈仙岳山麓的一處諏訪池、在這裡呢、杏庵他是發現了呀、那就是有著五六名頑皮的小孩子們、此時現在正是胡鬧的欺負著一尾白蛇呢。
「これ、何をする! 竜の化身だと言われる白ヘビに乱暴するとは何事だ!」
喂喂喂、你們可都是在幹些甚麼呀!說道這白蛇那可是神龍的化身、你們竟然是如此不敬的去粗暴對待、這到底是成何體統!
杏庵はイタズラ小僧を追い払って、白ヘビを池の中へ逃がしてやりました。
杏庵的三兩句話便就是打發走了頑皮的小孩子們、然後呀自己是將那條白蛇於邊上的水池裡面放生了。
それから数日後の雨の夜、一人の若い娘が、びしょぬれになって杏庵の家ののき下に立っていました。
時間現在就說說這數日之後的一個雨夜吧、一位年輕的姑娘人家是來訪到了杏庵家的門前站著。
杏庵はその娘を家に入れると、事情を聞きました。
杏庵很是好心的邀請這位姑娘進入了自家的屋內、並且還打聽了打聽看著人家是遇上了甚麼困難呀。
すると娘はシクシク泣きながら、
這一問呀、姑娘就是淚花連連的哭著說起了呀。
「長い旅の途中、足にケガをしてしまいました。傷の手当てをしていただけないでしょうか?」
我於長遠奔波的旅途之中、不小心是讓自己的腳受到了傷害、來此是想向您求一份幫忙和救助。
と、言うのです。
這樣子說道。
杏庵はさっそく傷の手当てをしてやりましたが、娘はすっかり弱り切っていました。
很快呀、身為醫生的杏庵當即就是把人給包紮好了傷口、可此時的姑娘、就是她的那個身子還是相當相當的虛弱呢。
そこで杏庵は母親に相談して、足の傷が治るまで家に泊めてやることにしました。
杏庵呢、先是請示了一下自己的母親、共同商議過後是得出了一個要把人家的小姑娘留在自己家靜心的修養幾天、等人家腿傷養好這樣。
それから、半月ばかりがすぎました。
行啦、這就也是差不多等時間過去了一個半月。
娘はすっかり元気を取り戻し、足の傷も治りました。
現如今姑娘的腿腳上的傷勢可以說是完全康復、而且人也是一個勁的精神極了都。
娘は長庵と母親に頭を下げると、
對著長庵以及其母親、小姑娘她是深深的給低下了頭顱。
「すっかり、お世話になりました。おかげさまで、こんなに元気になりました。このご恩は一生わすれません。今は薬代を持ち合わせませんが、でも必ずお返しにあがります。わたしの名は、おすわと申します」
真不好意思麻煩了你們這麼長的一段時間關係與照顧、沒你們就沒有現如今如此完好的我、這份大恩我一定是會銘記在心永世不忘、雖然今天就是現在我的身上並沒有可以是支付藥錢、但這個費用我不會缺你們、日後聽回是如數償還清的、還有、我的名字叫做諏訪子。
と、言って、どこかへ帰って行きました。
感激的心情向著對方傳達完畢之後也不知道是去到了何方。
その後、杏庵は急な病気で寝込んでしまいました。
然就是這次、沒幾天過後、是身為醫生的杏庵他自己是染上了一個疾病。
母親は必死の看病(かんびょう)しますが、少しもよくなりません。
母親很是著急很心疼自己的這個兒子、於床頭床尾操心忙活、可就是不見這病情是有一絲的好轉。
毎日の看病で、母親もすっかり疲れ果ててしまいました。
每日操勞的結果、也讓母親自己人是心力交瘁蹦不住了。
そこへ、おすわがたずねてきたのです。
但也就是在這個關鍵時刻、諏訪子她來了。
おすわが母親に代わって杏庵の看病をしますと、杏庵の病気は急によくなりました。
代替了母親對杏庵是接手照顧起來的諏訪子、一經她手照看、沒想到不出幾天杏庵的病情就已經是得到了痊癒。
「あなたはわたしの命の恩人です。よければ、このまま家にいてくだされ。そしてわたしの妻になってくだされ」
你真的我的一個救命大恩人呀、若是可以的話、我想請你成為我的妻子、以後就都一直的留在這個家裡面吧。
「・・・はい、わたくしでよろしければ」
…………恩、若是不嫌棄我的話。
こうして二人は結婚して、男の子が生まれました。
就這樣呀、兩人是結了婚、後來還有是生出了一個小男孩呢。
その子は、幸太郎(こうたろう)と名づけられました。
孩子的名字呢、被父母是給起成了幸太郎。
さて、ある夏の暑い日の事です。
然後現在就來說說於一個夏日的酷暑。
杏庵が外から戻って来ると、何ととぐろを巻いた竜(りゅう)が幸太郎におっぱいを飲ませていたのです。
杏庵就這次回到家中、無意中發現了家中竟然是有一尾龍盤旋而卷、在那裡是用著自己的母乳正在餵養著幸太郎呢。
「はっ! あなた」
啊啊、夫君你!
竜はすぐにおすわの姿に戻りましたが、すでに竜の姿を見られた後でした。
龍雖然是以瞬間就給恢復了原本的諏訪子之姿、可那依舊是亡羊補牢、畢竟那都已經是人家看到了龍之真身之後了。
「わたくしは、あなたに助けていただいた白ヘビです。本当の姿を見られては、もう一緒に暮らすことは出来ません。幸太朗を、よろしくお願いします」
其實我呀、就是被你曾經幫助過得哪一尾白蛇、沒想到呀、現如今我的真實身份既然已在你眼前暴露、那麼以後的日子裡註定也是不能共同攜手了、辛太郎這個孩子呀、此後就只能是拜託給夫君你一人了。
おすわはそう言うと、幸太郎を残して姿を消しました。
諏訪子這樣說完、留下了辛太郎獨自一人後便消失了。
そこされた幸太郎の手には、キラキラ光る玉がにぎられていました。
而就是此時、於辛太郎之手、上面可以看見握住的是塊晶瑩透亮閃閃發光的寶玉。
その夜から諏訪(すわ)の池に地鳴りが続いて、ある日突然、雲仙岳(うんぜんだけ)が大爆発を起こしたのです。
於離別的此夜、諏訪池周邊地表是持續產生了劇烈的鳴動、就在有一天、靈仙岳它也是爆發了。
外へ飛び出した杏庵は、大空へ苦しげに飛び去る片目の竜を見ました。
劇烈的天地異變是讓杏庵他連忙跑出了屋外查看情況、只見此時的天空上盤旋著一隻飛龍、向著天邊是悲痛的離去了、細觀還能發現、就是這隻龍、它只剩下了一隻眼。
この竜はおすわで、幸太郎がにぎっていた光る玉は竜の片目だという事です。
天上的那尾飛龍正就是諏訪子、而最後的那個遺留的留別之物、握在辛太郎之手的、竟就是龍母自己的一顆眼珠。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
竜女おすわ
諏訪子
むかし、島原(しまばら)のご城下に、杏庵(きょうあん)という若い医者がいました。
到好久以前島原的街上、有個喊杏庵的年輕醫生。
杏庵は大変な親孝行で、母親と二人きりで暮しています。
杏庵是與他媽兩條人獨居、也是講母慈子孝。
ある日の事、杏庵が薬草をとりに霊仙岳(うんぜんだけ)のふもとの諏訪(すわ)の池に出かけると、五、六人のイタズラ小僧が、一匹の大きな白ヘビをいじめていました。
這就有天杏庵上到了這靈仙岳山麓去採自己需要的藥材、走到走到步至諏訪湖、這就看到有五六條小卵日一起到這裡玩狐狸、不對、是尾白蛇、這就看小卵日一個個換到人來幫這條大白蛇捏起尾巴是當起雙截棍亂舞。
「これ、何をする! 竜の化身だと言われる白ヘビに乱暴するとは何事だ!」
杏庵看到後馬上喊停幾條小傢伙、仗到自己是條大人訓起了這幾條小兒、講蛇這種動物有靈性、又是條白色甚麼之類、最後還跟龍扯上了關係、講了如此一些。
杏庵はイタズラ小僧を追い払って、白ヘビを池の中へ逃がしてやりました。
這就杏庵一㫘出錢二也㫘出糖、仗到自己人大幾個小兒打不贏自己、就幫他們全打發了、最後是放了白蛇。
それから数日後の雨の夜、一人の若い娘が、びしょぬれになって杏庵の家ののき下に立っていました。
幾天後的一條雨夜、一條年輕女的這就溼到一身衣服到人杏庵面前站到了、雖講也㫘看人敲門。
杏庵はその娘を家に入れると、事情を聞きました。
不過杏庵看屋外有人溼了一身紗、又一條年輕女的、放人進屋打聽別個情況了。
すると娘はシクシク泣きながら、
聽到杏庵問、女是直接哭出了聲。
「長い旅の途中、足にケガをしてしまいました。傷の手当てをしていただけないでしょうか?」
と、言うのです。
講半路走路⻊反到踋了、現在流了血、不曉得杏庵可以幫忙自己看下子吧。
杏庵はさっそく傷の手当てをしてやりましたが、娘はすっかり弱り切っていました。
杏庵就講了自己是條醫生、這就看了人的傷勢幫人包紮了。
そこで杏庵は母親に相談して、足の傷が治るまで家に泊めてやることにしました。
又觀女現在樣子也是虛弱、就提議要不先到自己屋裡歇幾天再趕路、等人養好了腿傷、杏庵就和媽到商量這條事。
それから、半月ばかりがすぎました。
最後變成女到人杏庵屋裡留了有小半個月。
娘はすっかり元気を取り戻し、足の傷も治りました。
看到人也好的差不多、有點精神。
娘は長庵と母親に頭を下げると、
「すっかり、お世話になりました。おかげさまで、こんなに元気になりました。このご恩は一生わすれません。今は薬代を持ち合わせませんが、でも必ずお返しにあがります。わたしの名は、おすわと申します」
這天女也選了個時候開口了。
無非就是些客套話、講了些恩情云云、還有自己肯定得報答甚麼的、最後也留下了自己名、諏訪子。
と、言って、どこかへ帰って行きました。
一趟流程走完人也準備過趕路了去。
その後、杏庵は急な病気で寝込んでしまいました。
這人一走杏庵情況就過不對了、突然是床上一癱。
母親は必死の看病(かんびょう)しますが、少しもよくなりません。
媽看這樣子不對啊、這過反過來天天服侍自己兒了、但並㫘卵用、醫生自己病並不見好轉。
毎日の看病で、母親もすっかり疲れ果ててしまいました。
媽看兒這條樣子自己也是心焦、最後幫自己人也搞不好起來的。
そこへ、おすわがたずねてきたのです。
有天不曉得為甚麼屋裡就突然又來了諏訪子。
おすわが母親に代わって杏庵の看病をしますと、杏庵の病気は急によくなりました。
人不曉得是怎麼曉得的、好像就是專門來看杏庵害病這案子的、人陪到個身邊幾天最後人過還好起來了。
「あなたはわたしの命の恩人です。よければ、このまま家にいてくだされ。そしてわたしの妻になってくだされ」
杏庵不曉得是甚麼案子、自己人好了竟然講出了別個對自己有救命之恩、要人要不就到留自己屋裡當自己堂客算了。
「・・・はい、わたくしでよろしければ」
こうして二人は結婚して、男の子が生まれました。
女看樣子不是會回絕他人的性格、順到杏庵依了。
這就兩人結婚啦、最後生了個小男兒。
その子は、幸太郎(こうたろう)と名づけられました。
名字取的是辛太郎。
さて、ある夏の暑い日の事です。
這就有年夏天好熱。
杏庵が外から戻って来ると、何ととぐろを巻いた竜(りゅう)が幸太郎におっぱいを飲ませていたのです。
杏庵快點進屋想吃口水、這就門也㫘喊兩踋過了門、一下、人驚了、這不就看到自己屋裡面盤到一尾龍到跟自己兒辛太郎喂奶啊。
「はっ! あなた」
杏庵驚出了聲、也好像曉得了甚麼。
竜はすぐにおすわの姿に戻りましたが、すでに竜の姿を見られた後でした。
就看龍也是受驚樣的馬上變回諏訪子的原貌、但這不就讓別個曉得了自己不是人了啊。
「わたくしは、あなたに助けていただいた白ヘビです。本当の姿を見られては、もう一緒に暮らすことは出来ません。幸太朗を、よろしくお願いします」
兩傢伙對視那麼幾分鐘、這就來到離別環節啦、講這自己真身既然已經暴露那就再也不能留到你身邊了、過幫這辛太郎也託付起杏庵了。
おすわはそう言うと、幸太郎を残して姿を消しました。
話剛一講話、不跟人杏庵一點挽留的空間、化煙散了。
そこされた幸太郎の手には、キラキラ光る玉がにぎられていました。
就這時杏庵突然發現自己兒辛太郎手上開始閃起了七色虹光、不曉得是甚麼時候手心裡面已經捏到一塊寶玉了。
その夜から諏訪(すわ)の池に地鳴りが続いて、ある日突然、雲仙岳(うんぜんだけ)が大爆発を起こしたのです。
這事發生的當夜諏訪湖就開始不平靜了起來、一直傳出巨響與震動、也不曉得是甚麼的前兆、這就有一天、雲仙岳的活火山突然開始噴了。
外へ飛び出した杏庵は、大空へ苦しげに飛び去る片目の竜を見ました。
杏庵曉得了此地不可久留、快點你媽的撤、跑出屋門口、同樣逃難的還有天上的一條白龍、細看、別個眼睛卻只睜開了一只。
この竜はおすわで、幸太郎がにぎっていた光る玉は竜の片目だという事です。
杏庵這下過懂了、原來諏訪子留起辛太郎這最後的離別之物就是自己這片睛。
おしまい
结束
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