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福娘童話集 > 日本民間故事 > 061-090

第 81話
(日本民間故事 081)
ヘビになったマメのサヤ

ヘビになったマメのサヤ (健全普通話版)
變身成為小蛇的豆莢

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、ある村の役人のところに、はるばる京の都から清滝姫(きよたきひめ)という美しい娘が嫁入りして来ました。
在很久很久以前、於一個村子的位官差家中、是從千里迢迢的京都給嫁過來位叫做清滝姬的漂亮姑娘。

清滝姫は新しい生活に慣れてくると、すでに亡くなっている両親を供養する為に、村に立派なお寺を建てました。
一旦等清滝姬是熟悉了新家的生活、也就很快的是為了供養自己已故的雙親、開始在村中建起了一個立派的寺廟。

ところが、お寺の完成が近づいて来ると、村の南東の方角からお寺に向かってエノキの小枝が飛んで来る様になったのです。
可事有蹊蹺、就在離寺廟的修建完工還沒差幾天之時、出現了亂子、那就是村子南邊的方向、不知為何是莫名其妙的給你飛過來了榎樹的小枝丫。

「これは何か、悪い事が起こる前ぶれではないか?」
這這這、難道是預示著甚麼不好事情要發生之前的凶兆?

村人たちは気味が悪いので、都から有名な占い師を呼び寄せて占って貰いました。
全村子的人這就感覺事情是有點不妙的味道在呀、於是乎呢、就在都內是給村子裡面請來了一位天師占上一占。

すると、
結果呢。

「これは南東の方角にあたる、染井(そめい)の峰(みね)の仕業である。
此事全是由村子南東方角的染井峰而起。

染井の峰の山が、この寺にエノキの小枝を投げつけるのじゃ。
是染井峰這座山峰自己、是它把這個寺廟裡面給扔來了榎樹的小枝丫。

染井の峰は、ここに寺が出来るのをよく思わず、こんな悪さをしておるのじゃろう」
我感覺就是染井峰它有不高興就是新建成的這個寺廟、所以才有是做出了這個行為泄憤吧。

と、言うのです。
天師是這樣說道。

そして占い師は、お寺にエノキの木を植えればよいとつけくわえました。
此後的天師又是繼續交待、吩咐了說只要是把寺廟內中給種上榎樹那麼便就可以一切安好。

村人たちは占い師が言葉通りに染井の峰からエノキの木を持って来て、境内(けいだい)に植えました。
於是乎呢、村子的村民們也就是聽從了天師所言、去到了這染井峰上並且是取來了榎樹的小樹苗給植种在了寺廟境內。

すると、おかしな騒ぎも治まって、お寺は立派に完成したのです。
就是這麼一個離奇的操作之後、一切奇怪的動亂竟都是於同一時候消失、後續的寺廟完工也是得以完美的進行。

それから長い年月が過ぎて、清滝姫が建てたお寺は朽ち果ててしまいましたが、そのお寺の跡地で不思議な事がおこったのです。
就說說不知道在那之後過去了多少個年月吧、有一天就是那個曾經的清滝姬她所建立的這個小廟也是荒涼落敗走到了盡頭、如廢墟無異、可就是在寺廟的地基底下呀。

お寺の跡地の近くの高台に畑を作っていた村のお百姓(ひゃくしょう)が、大角豆(ささげ)というマメをまいたところ、とてもたくさんの収穫(しゅうかく)がありました。
就有一位村民他是在了離寺廟遺址很近的高台之上開荒起了菜園、在這裡呢、是把大角豆的種子給自己撒上了、然後呀、是獲得了大豐收。

お百姓は喜んで取り入れをすると、このマメを煮て食べる為にサヤをむきました。
農民這就很高興的採摘豆莢呀、摘完之後就剝準備就是扔鍋裡面煮去了。

するとむいた後に捨てたサヤがもぞもぞと動き出して、何十匹もの金色のヘビになったのです。
但就是給自己剝出了小豆子後那個自己不要扔在地上的豆莢吧、它們怎麼都是一個個的扭動了起來啦、甚至轉眼就全部都是變成了好幾十條金色的小蛇呢。

「な、な、なんじゃ。これは?」
啊啊啊、喂喂喂、這都是個啥呀?

お百姓は、ビックリです。
這可把農民伯伯他給嚇壞了呀。

お百姓は急いで袋にヘビを詰め込むと、マメをとれた畑へ持って行って土の中に埋めてしまいました。
連忙個找來了一口麻袋把小蛇就是給全部都塞了進去、又是繼續回到自己的那個豆田、好傢伙、全給人家又是原封不動的又埋回去咯。

後から調べたところ、畑のある高台は清滝姫のお墓があったところで、あのヘビは清滝姫を守っていたという事です。
後來呀、根據調查得知、其實就是開荒的菜園子所在的那個高台、那裡就是人家清滝姬的墓地所在呢、而那些小蛇呀、它們全部都是在盡著自己的職責在守護著清滝姬呢。

おしまい
结束

↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓

ヘビになったマメのサヤ
大蛇豆

むかしむかし、ある村の役人のところに、はるばる京の都から清滝姫(きよたきひめ)という美しい娘が嫁入りして来ました。
到好久以前、有位公差到城裡面拐到一條乖女的回村、別個就是清滝姫、千里迢迢這就幫人從城裡面往山溝帶過來了。

清滝姫は新しい生活に慣れてくると、すでに亡くなっている両親を供養する為に、村に立派なお寺を建てました。
清滝姫熟絡這裡的生活之後、便開始到村裡起了個廟、供養已故雙親。

ところが、お寺の完成が近づいて来ると、村の南東の方角からお寺に向かってエノキの小枝が飛んで来る様になったのです。
但待廟裡要完工之際、位於這廟領南東方位的榎木林、不時會朝廟裡襲來枝丫。

「これは何か、悪い事が起こる前ぶれではないか?」
村人たちは気味が悪いので、都から有名な占い師を呼び寄せて占って貰いました。
すると、
一起幫忙起廟的幾個村民就覺得這事邪、逽來了個天師要喊人卜一卦。

「これは南東の方角にあたる、染井(そめい)の峰(みね)の仕業である。
染井の峰の山が、この寺にエノキの小枝を投げつけるのじゃ。
染井の峰は、ここに寺が出来るのをよく思わず、こんな悪さをしておるのじゃろう」
と、言うのです。
天師這就幾句咒語一念開始起乩了、完事、講了、這南面就是染井峰、這峰上就有山神看你到這地方起廟他心裡不爽、於是有事㫘事就扯點樹幹枝葉對你廟這裡掗。

そして占い師は、お寺にエノキの木を植えればよいとつけくわえました。
那解法啦?解法就是你到廟邊上栽幾顆榎樹就成了。

村人たちは占い師が言葉通りに染井の峰からエノキの木を持って来て、境内(けいだい)に植えました。
すると、おかしな騒ぎも治まって、お寺は立派に完成したのです。
村裡面聽天師這麼一講、跑到染井山上幾顆榎樹一挖、移到廟裡面去了、果然、這樹一移、榎樹枝幹甚麼的就再也不往廟裡面飛了。

それから長い年月が過ぎて、清滝姫が建てたお寺は朽ち果ててしまいましたが、そのお寺の跡地で不思議な事がおこったのです。
過了許久的年月、當時修的新廟已經殘廢不堪、後面也就過倒了、只剩塊遺蹟。

お寺の跡地の近くの高台に畑を作っていた村のお百姓(ひゃくしょう)が、大角豆(ささげ)というマメをまいたところ、とてもたくさんの収穫(しゅうかく)がありました。
這就講這遺蹟的邊上剛好是條坡、當地農民就到這坡上翻了塊菜地、幫條喊大角豆的豆苗到地裡一撒、哪曉得這一下收穫出好多。

お百姓は喜んで取り入れをすると、このマメを煮て食べる為にサヤをむきました。
農民笑了個卵脬翻天回去剝豆子煮了。

するとむいた後に捨てたサヤがもぞもぞと動き出して、何十匹もの金色のヘビになったのです。
豆殼一甩只留裡面的顆顆、等剝了一陣、這就甩丟不要的豆莢看到看到變成一條條金蛇開始盤舞了。

「な、な、なんじゃ。これは?」
お百姓は、ビックリです。
老百姓這一下人著駭癲了。

お百姓は急いで袋にヘビを詰め込むと、マメをとれた畑へ持って行って土の中に埋めてしまいました。
但是這農民慌歸慌、別個膽子大啦、直接幫蛇全部麻袋裡面一塞、從哪來回哪去、走到自己菜地挖條坑洞又幫這些個傢伙全送回去了。

後から調べたところ、畑のある高台は清滝姫のお墓があったところで、あのヘビは清滝姫を守っていたという事です。
後面一問才曉得、當初清滝姫選擇葬落去的地方就是那條坡、農民好死不死到上面翻了塊菜地、這蛇是剛好是跟人守靈出來護主的條傢伙。

おしまい
结束

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