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福娘童話集 > 日本民間故事 > 061-090

第 83話
(日本民間故事 083)
ウナギ釣り

ウナギ釣り (健全普通話版)
釣鰻魚

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、川の中に腰まで入って、ウナギ釣りをしている人がいました。
在很久很久以前、就有一位釣客將腰身都沒入了這河溪之中、人家這樣子做那就是為了能有效率的釣到鰻魚呢。

エサのミミズをつけた釣り針を投げ込んで、ウナギのかかるのをジッと待っています。
將餌食是以蚯蚓釣針的魚竿拋出後、釣客則就是耐著性子不動的等待著鰻魚咬鉤了。

でも、三十分たっても一時間たっても、ウナギは釣れそうにありません。
但是呀、當時間已經過去了三十分鐘甚至都是一個小時、為何就是不見有著一條鰻魚它上竿呀。

するとそれをさっきからジッと見ていた人が、イライラして言いました。
於是乎呀、一位一直自之前開始就站在岸上看人釣魚的看客他就說到了呀、人家的語氣那都是在替你著急呢。

「なあ、お前さん。一度、糸を引き上げてみてはどうだね。もしかするとエサがなくなっているかもしれないよ」
啊啊啊、老兄、要不就是你把先魚線給拿拉上來看看唄、搞不好就是鉤子上面掛著的那個蚯蚓都是已經不見了哦。

それを聞いたウナギ釣りの人は、
聽到了這話的釣鰻人呀。

(ふん、素人が何を言いやがる。おれはこの方法で何十年もウナギ釣りをしているんだ。お前なんぞにウナギの釣り方がわかってたまるもんか)
(哼、你才一個門外漢跟我盡瞎說一些甚麼呢、我用的釣魚手法早就十年如一日、爐火純青了都、就你光用眼睛在那看著以為是能懂出個甚麼名堂?)

と、心の中で思いましたが、でももしかすると、本当にミミズがなくなっているかもしれません。
釣客心裡就是這麼想著的沒有錯、但又是突來一念、萬一真給個傢伙說對我蚯蚓沒有那也不是沒有這個可能呀。

そこで思い切って、釣り針を引き上げてみました。
就這樣索性一想吧、釣客他就是把魚線給拉了上來看一眼了。

するとミミズは、ちゃんと釣り針についたままです。
結果呢、這蚯蚓不就是還好好的就在魚鉤上面掛著的嗎。

「何だ、まるで食ってないじゃないか」
天啦、這麼久這個餌在水下的樣子就好像是動都沒給魚兒動過呀。

ウナギ釣りをしている人ではなく、見ている人がガッカリして言いました。
說這話的其實並不是釣魚的那位、而是正在看人家釣魚的那位看客呢、從人家的語氣裡面甚至都可以聽出有失望在。

(余計なお世話だ。見るなら黙って見ていろ)
(給我盡廢話一些甚麼呀、給我乖乖的閉嘴看你的就得了唄)

ウナギ釣りをしている人は少し腹を立てましたが、もう一度、釣り針を川の中に投げ込みました。
釣魚的這位現在是被看客的這位搞得失去了那麼一點好心情、稍微有了一點動怒、但還是甚麼也沒說的把魚竿又一次的拋中水中了。

ところがいくら待っても、ウナギがかかる様子はありません。
但還是一樣的、之後再就又是釣了多久、仍然就是不見有鰻魚它要咬鉤呀。

それでもジッと我慢して、ウナギがかかるのを待っていました。
但釣客他是十分的有耐心、還是沈住氣的就原地站著不動的一個勁苦等呢。

すると、岸の上の人が我慢出来ずに言いました。
可就是這時呀、岸上的那位他可是等的忍不了啦、這樣子感嘆到。

「お前さんは、よっぽど暇なんだね。いつ釣れるか分からないウナギを、ジッと待っているなんて。本当によくもまあ、あきずに立っていられるもんだ」
瞧瞧你這個人呀、真的就是有一萬分的閒功夫呢、一直一直苦等、就是要等著那個不知道甚麼時候才會願意咬你鉤的傻鰻魚、虧你都能是靜下心來的去等、你這人也是太厲害啦。

それを聞いたウナギ釣りの人は腹を立てて、岸の上の人に大声で言いました。
聽到了人家又開始說起了這個、這次的釣客是再也不能忍了、釣客是發起了脾氣、張嘴就是對著岸上的那位主是一頓亂罵。

「そっちこそ、よっぽど暇なんだな。人がウナギを釣り上げるのを、ジッと待っているなんて。本当によくもまあ、あきずに立っていられるもんだ」
我看你才是真的一天閒的慌、你咋就這麼有空呀、還有興致一直站在那裡看人家釣鰻魚、我看你才是、這不挺行的嗎、虧你就一直站在那裡的人看了我這麼久、多厲害呀。

そう言われて岸の上の人は、ハッと気がつきました。
而也就是這段話岸上的那名看客聽到了之後呀、一下子像是反應了過來突然想起來了甚麼一樣呀。

ウナギ釣りに気を取られて、大事な仕事に行くのをすっかり忘れていたのです。
天啦、就是因為半路被這位釣魚人吸引了自己的注意、這不自己手頭上面還有一個超級重要的事情現在都給自己耽擱了嗎。

岸の上の人は大慌てで荷物をかつぎなおすと、走って仕事に出かけました。
岸上的那位人家立馬慌了、快點的收拾好自己行李的大包小包是連忙的又開始奔波趕路了。

おしまい
结束

↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓

ウナギ釣り
釣鰻

むかしむかし、川の中に腰まで入って、ウナギ釣りをしている人がいました。
到好久以前、要釣這鰻魚就要人跨到溪裡面去、讓水沒到大腿差不多個位置、這就比你站到岸上釣要強好多。

エサのミミズをつけた釣り針を投げ込んで、ウナギのかかるのをジッと待っています。
魚客兩踋水裡面一站、鉤上蚯蚓一掛、過就變成條樁定那裡了。

でも、三十分たっても一時間たっても、ウナギは釣れそうにありません。
但這半個小時過去快一條鐘頭了、都㫘看到這鉤子動過一下啊。

するとそれをさっきからジッと見ていた人が、イライラして言いました。
有魚客釣魚、魚客邊上還有條看魚客釣魚的看客。

「なあ、お前さん。一度、糸を引き上げてみてはどうだね。もしかするとエサがなくなっているかもしれないよ」
それを聞いたウナギ釣りの人は、
看釣鰻的人就講了、你鉤子這麼久都㫘得動靜、你就不得幫它提上面看下子的啊?萬一是餌已經被吃的啦?
釣客聽這話就想了。


(ふん、素人が何を言いやがる。おれはこの方法で何十年もウナギ釣りをしているんだ。お前なんぞにウナギの釣り方がわかってたまるもんか)
你曉得條卵、老子釣了這麼多年的魚、爹剛開始釣的時候你還㫘出生了、還他媽教我。

と、心の中で思いましたが、でももしかすると、本当にミミズがなくなっているかもしれません。
そこで思い切って、釣り針を引き上げてみました。
但畢竟想這都一個小時啦、萬一是真的是蚯蚓被水飄走了怎麼搞啦?莫真是有這條可能、魚客幫杆一提。

するとミミズは、ちゃんと釣り針についたままです。
「何だ、まるで食ってないじゃないか」
ウナギ釣りをしている人ではなく、見ている人がガッカリして言いました。
這不蚯蚓就到鉤子上面掛到的啊。
看客看到釣客鉤上的餌動都㫘動、一副完全㫘著魚咬過的樣子、還有點失望。
過就講了、這釣這麼大陣違連蚯蚓動都㫘著動一下啊?


(余計なお世話だ。見るなら黙って見ていろ)
釣客聽到這話心裡面也燥、就想你麻批看就看、莫逼逼。

ウナギ釣りをしている人は少し腹を立てましたが、もう一度、釣り針を川の中に投げ込みました。
但還是沈到氣繼續幫鉤一甩釣魚自己的鰻。

ところがいくら待っても、ウナギがかかる様子はありません。
それでもジッと我慢して、ウナギがかかるのを待っていました。
又是好大一陣過去、水底下還是一點動靜㫘得、但也不見魚客慌、繼續幫點蹲到的。

すると、岸の上の人が我慢出来ずに言いました。
「お前さんは、よっぽど暇なんだね。いつ釣れるか分からないウナギを、ジッと待っているなんて。本当によくもまあ、あきずに立っていられるもんだ」
看客看這釣客半天不來魚也不急、還到原地繼續等、就講別個是真的屌、怎麼就一點不慌的哦?是我早就走了、你是真的閒。

それを聞いたウナギ釣りの人は腹を立てて、岸の上の人に大声で言いました。
這魚久不見來、岸上的傢伙又開了逼逼、魚客一下忍不到對到岸上罵了。

「そっちこそ、よっぽど暇なんだな。人がウナギを釣り上げるのを、ジッと待っているなんて。本当によくもまあ、あきずに立っていられるもんだ」
老子忙了個卵脬翻天、你他媽卵事不作一直我到邊上逼逼幾個小時、是你閒還是我閒?

そう言われて岸の上の人は、ハッと気がつきました。
這話一講岸上的傢伙像是想起來甚麼了。

ウナギ釣りに気を取られて、大事な仕事に行くのをすっかり忘れていたのです。
好像是自己還有甚麼事㫘作、不曉得為甚麼坐這裡看人釣魚看入迷了。

岸の上の人は大慌てで荷物をかつぎなおすと、走って仕事に出かけました。
瞬間想起來手上還有事作、馬上提到大包小包開始趕路了。

おしまい
结束

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