福娘童話集 > 日本民間故事 > 061-090
第 87話
(日本民間故事 087)
テングの鼻入れ穴 (健全普通話版)
天狗的鼻洞
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、日光(にっこう)には、たくさんのテングが住んでいたそうです。
在很久很久以前、於日光這個地方呢、就住有了是大量的天狗們。
ある年の事、京の都から新しく日光を治める座主(ざす→一番位の高いお坊さん)がやって来るという知らせが日光に届きました。
有一年呀、要從京都是過來一位統轄日光眾寺廟的大德、就是這位大德要前來的消息已經是事前就在日光給廣傳開了。
修行者や土地の人たちは、さっそく新しい座主をお迎えする準備に取りかかりました。
當地的所有修行者還有虔誠的信徒們、為了迎接這位新來的座主恭恭敬敬的就是提前做好了一切的準備呢。
そして日光の山に住むテングたちも新しい座主を歓迎(かんげい)しようと、参道(さんどう)に一列に座って頭を下げようとしたのです。
就連是這日光山在住的天狗們也是為了歡迎這位座主的聖駕、於人家到時要光臨的道路兩旁是一排排的低下了頭顱在那候著呢。
ところが、困った事がおこりました。
可就是立馬的、發現了這事情就並不是那麼單純呀。
テングたちの高い鼻が地面にぶつかってしまい、座って頭を下げる事が出来ないのです。
天狗這一坐下後發現了呀、自己若現在是需要把頭低下去給大德行禮的話、自己的鼻子太長那不就給地面是磕碰卡住了嗎。
「どうしよう。まさか鼻を切り落とすわけにもいかんし」
這該如何是好呀、總不能叫咱們是把鼻子給它直接就削掉一截吧。
「しかし、座って頭を下げないと、せっかく来ていただく座主に失礼だぞ」
可是、我們到時候坐在這裡迎接、可人家看我們又是不給他行禮、這不有失了禮數不成體統呀。
「うーん。困ったな」
誒呀誒呀、這可真是糟糕呀。
それでテングたちは相談して、ある名案を思いつきました。
一大群天狗現在就開會呀、突然呀、有一個好主意啦。
テングたちは参道のはしに深さ三十センチ程の穴をいくつも掘って、頭を下げた時に鼻がその穴の中に入る様にしたのです。
那就是屆時就在參道的兩旁都給它是挖出個三十釐米深度的小洞、這樣坐著在把頭低下去的時候鼻子不就是可以給它放到這個洞裡面去了嗎。
こうしてテングたちは、無事に新しい座主を迎えたのでした。
如此一個完美的方案、讓天狗們是沒有失了禮數、成功了恭迎了座主的聖駕。
今でも日光には、この穴の跡が残っているそうです。
就說說今天的日光吧、當初就天狗們挖出的那些個小孔現在還有很多都有在原地是還留存著其痕蹟呢。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
テングの鼻入れ穴
鼻子長
むかしむかし、日光(にっこう)には、たくさんのテングが住んでいたそうです。
到好久以前、日光這地方天狗是躀卵脬的多。
ある年の事、京の都から新しく日光を治める座主(ざす→一番位の高いお坊さん)がやって来るという知らせが日光に届きました。
有年、城裡面要下來日光一名大和尚、這事就到日光傳開了。
修行者や土地の人たちは、さっそく新しい座主をお迎えする準備に取りかかりました。
日光所有的修行人都是好雀躍的歡呼大師前來、這肯定是要搞條幫人接風洗塵的活動的。
そして日光の山に住むテングたちも新しい座主を歓迎(かんげい)しようと、参道(さんどう)に一列に座って頭を下げようとしたのです。
看來這和尚確實是屌炸天、連住山上的天狗都到歡迎別個的前來、但這問題來了、天狗這鼻子長不好佝腦鬠啦、你看到大師肯定是要低頭啦。
ところが、困った事がおこりました。
天狗們這一下就犯難了。
テングたちの高い鼻が地面にぶつかってしまい、座って頭を下げる事が出来ないのです。
若是這強行佝落去都要幫自己鼻子插土裡面去啊。
「どうしよう。まさか鼻を切り落とすわけにもいかんし」
也不可能把自己鼻子割丟啦。
「しかし、座って頭を下げないと、せっかく来ていただく座主に失礼だぞ」
「うーん。困ったな」
但天狗一想人若一來這邊不行禮也不成體統啊。
這要怎麼搞哦?
それでテングたちは相談して、ある名案を思いつきました。
一些個天狗就都商量這案子要怎麼辦啦、突然一條好方法出來了。
テングたちは参道のはしに深さ三十センチ程の穴をいくつも掘って、頭を下げた時に鼻がその穴の中に入る様にしたのです。
那就是提前幫洞過挖好起來、差不多到地上留個三十釐米的小孔、到時候人來自己幫腦鬠一佝行個禮、這鼻子就剛好契合到孔洞裡面。
こうしてテングたちは、無事に新しい座主を迎えたのでした。
最後還真是靠到這條方案成功過關了。
今でも日光には、この穴の跡が残っているそうです。
這就講為甚麼日光地下現今還遺留到那麼多孔洞啦、那都是當年這裡存在過天狗的證明。
おしまい
结束
(回到上一页)
|