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福娘童話集 > 日本民間故事 > 091-120

第 101話
(日本民間故事 101)
金毘羅さんと子ウマ

金毘羅さんと子ウマ (健全普通話版)
金毘羅與小馬駒

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、ある村のお百姓(ひゃくしょう)が飼っているウマが、子ウマを生むことになりました。
在很久很久以前、於某一個村子裡飼養的一隻馬兒、即將就是要誕生出小馬駒啦。

しかしこれが大変な難産(なんざん)で、子ウマはなかなか生まれません。
可是很可憐的、馬兒它是遇上了情況十分嚴重的難產、小馬駒就是遲遲的無法順產呢。

そこでお百姓(ひゃくしょう)の奥さんは、金毘羅(こんぴら)さんに出かけて、
於是乎呀、男子的妻子、人家也就是跑到了金毘羅大神那兒要去祈福咯。

「母ウマが無事に生んでくれたら、子ウマは神馬(じんめ→神社に奉納するウマ)として金毘羅さんに差し上げます」
只要能讓我家的那匹母馬不亡於難產、那麼我就是願意能把順利生產的那隻小馬駒給奉獻給金毘羅大神您呀。

と、祈ったのです。
為自己是許下了這麼的一個願望。

その祈りが通じたのか、やがて子ウマは無事に生まれて母ウマも元気を取り戻しました。
難道真的是這個祈福的原因嗎、最終的母馬還就真的是挺過了這場難產、無事的生下了小馬駒之後自己的身體也是看著緩了過來呀。

ところがお百姓の奥さんは金毘羅さんとの約束をすっかり忘れて、子ウマを他人に売り渡す事にしたのです。
但就是咋說了、過河拆橋、看到了大小馬兒都無恙過後、當初祈願的那位妻子很快就是已經忘記了和金毘羅的約定、竟是將這隻小馬駒已經都有打算要賣給他人咯。

さて、売られる前の日の夜の事です。
行啦、現在就說說小馬駒即將要成交的那一個前夜。

子ウマはいつの間にかウマ小屋を出て山をこえ、象頭山(ぞうずさん)に登ってお社(やしろ)の前にたたずんでいました。
也不知道是甚麼時候、小馬駒它竟然就是偷偷的摸出了馬棚然後登上了象頭山、於金毘羅大社的面前佇立了。

お宮の人たちは、
神社的神官們呀。

「誰がこんなところへ、ウマを置いていったのじゃ? まだ、子どものウマではないか」
是誰會在這種地方把馬兒給留下呀?仔細瞧瞧看、這不還都只是一隻小馬駒嗎。

と、近くの村々におふれを出して、飼い主を探しました。
神社是有動員了人力開始在各村落之間散佈起了消息、準備是尋找起這飼主來了。

それを知った飼い主のお百姓はお宮へ行くと、自分の子ウマを家まで引いて帰りましたが、どうしてあんな所へ行ったのかわかりません。
最後呀、也就是這位小馬駒的主人得到了消息、去到了神社是把自己的小馬駒給領回了家咯、但就是為甚麼小馬駒要自己一個人跑去神社呀、主人關於這點實在還是想不透。

「母ウマと別れるのが、いやなんじゃろか?」
是知道了被賣掉後要與母親分別、不情願了是嗎?

お百姓は子ウマを売るのをやめると、母ウマと一緒にしておきました。
男子呢這就也是暫時的打消了先賣掉小馬駒的這個想法、將其是與母馬飼養在了一個馬棚。

ところが子ウマはまた山をこえて、金毘羅さんのお社にいってしまったのです。
可就是這回吧、又不知道是發生了一個甚麼事情、這隻小馬駒它還是自己一隻馬兒偷偷的溜走、跑去了金毘羅大神大社的那個地方啦。

こんな事が何度も繰り返されるので、不思議に思った神主さんはお百姓にわけを聞きました。
因為這件事情太過於蹊蹺、三番五次的、覺得十分不可思議的神主到了最後都是開始問起了身為主人的男子是有甚麼頭緒了。

その時、奥さんがウマのお産の時に祈った事を思い出したのです。
剛好就是這一問吧、男子他是想起了當時母馬難產然後自家的妻子跑去金毘羅那裡為小馬祈福的這件事啦。

「そう言えば金比羅さんに、この子ウマを神馬に差し上げると約束したわ」
對呀、話說回來、當時我們是有做過一個要把小馬駒給奉獻給金毘羅大神的一個約定呀。

そこで子ウマは神馬として、社につながれることになったのです。
就這樣呀、最後的這隻小馬駒是給選定成為了金毘羅大神的神馬被奉獻給神社了。

おしまい
结束

↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓

金毘羅さんと子ウマ
鱷力大仙招馬仔

むかしむかし、ある村のお百姓(ひゃくしょう)が飼っているウマが、子ウマを生むことになりました。
到好久以前、有條農民屋搞到一匹馬、這就想辦法幫馬配種後面要產仔了。

しかしこれが大変な難産(なんざん)で、子ウマはなかなか生まれません。
但是這馬她像是難產樣的要生不生啊。

そこでお百姓(ひゃくしょう)の奥さんは、金毘羅(こんぴら)さんに出かけて、
這就農民喊他堂客到河裡面去拜這鱷魚精了。

「母ウマが無事に生んでくれたら、子ウマは神馬(じんめ→神社に奉納するウマ)として金毘羅さんに差し上げます」
講這鱷力大仙、自己今天屋裡的母媽要生小兒、看到難產這就要死了、你若是讓這小馬平安生落來、我就幫他直接獻起你、只求你保我大馬平安啊。

と、祈ったのです。
這就求了。

その祈りが通じたのか、やがて子ウマは無事に生まれて母ウマも元気を取り戻しました。
這就這麼一躺跑、也不曉得是不是真的鱷力大仙施了仙術、反正母貓和小馬的平安確實是都保了。

ところがお百姓の奥さんは金毘羅さんとの約束をすっかり忘れて、子ウマを他人に売り渡す事にしたのです。
但是這母馬一產仔、倒是幫自己和別個鱷力大仙的約束過忘記了、而且買馬的這買家都跟你直接想好了、就等到到時逽人出手了。

さて、売られる前の日の夜の事です。
這就賣馬前夜。

子ウマはいつの間にかウマ小屋を出て山をこえ、象頭山(ぞうずさん)に登ってお社(やしろ)の前にたたずんでいました。
小馬一個人竟然直接是跑出了馬棚、朝到象頭山鱷力大仙的大社裡面去了。

お宮の人たちは、
「誰がこんなところへ、ウマを置いていったのじゃ? まだ、子どものウマではないか」
這就守門的幾個廟公看到跑來匹馬、心想這是條甚麼卵哦?

と、近くの村々におふれを出して、飼い主を探しました。
畢竟當時馬還算是重要財產、這邊也開始擴散消息想讓人失主曉得過來取。

それを知った飼い主のお百姓はお宮へ行くと、自分の子ウマを家まで引いて帰りましたが、どうしてあんな所へ行ったのかわかりません。
這就後面男的得了消息、來了這鱷力大仙的洞府幫自己小馬仔一取、回去一關、也過想不通這麼小條馬是怎麼自己一個人跑山上來的。

「母ウマと別れるのが、いやなんじゃろか?」
他違還曉得自己要著賣了啊、也過來求下子鱷力大仙?

お百姓は子ウマを売るのをやめると、母ウマと一緒にしておきました。
男的遭這齣後、這就不打算賣馬了、讓小馬兒和他媽到一起、不拆散他兩了。

ところが子ウマはまた山をこえて、金毘羅さんのお社にいってしまったのです。
但是這㫘兩天小馬仔又跟你跑山上去了、還又是鱷力大仙的那條所在啦。

こんな事が何度も繰り返されるので、不思議に思った神主さんはお百姓にわけを聞きました。
男的肯定又是去牽啦、但後面這事都發生了幾次、男的開始覺得有問題了、這就連廟公都開始問了、講你這馬是為條甚麼啦?

その時、奥さんがウマのお産の時に祈った事を思い出したのです。
男的想一陣、對了、還有這事自己忘記了、當時那條母馬難產自己讓堂客去逽鱷力大仙求過。

「そう言えば金比羅さんに、この子ウマを神馬に差し上げると約束したわ」
而且確實是當初答應得就是獻別個一匹馬啦。

そこで子ウマは神馬として、社につながれることになったのです。
男的徹底想通、獻馬了、這就後面小馬兒變成鱷力大仙的坐騎啦。

おしまい
结束

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