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第 102話
(日本民間故事 102)
はだかにされたエンマ大王 (健全普通話版)
被扒光的閻魔大王
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、能登(のと→石川県)には、さんえもんという、とんちの上手な人がいて、みんなからは『さんにょも』とよばれていました。
在很久很久以前、於能登、就有著這麼一個是叫做左衛門的大聰明、大夥們呢、也就是給他習慣的都叫成左聰明了。
そのさんにょもも、とうとう死んでしまい、あの世へ行く事になりました。
而也就是這個左聰明吧、於有一天啊、自己的陽壽終究也是盡了去、要去到了那個世界去咯。
今までずいぶんと人をだましてきたので、エンマ大王の前に行けば必ず、
就因為這個左聰明他的生平那可是欺騙了大量大量的人、所以說呀、萬一要這給閻魔大王一判呀。
「お前は、地獄(じごく)行きじゃ!」
好呀、我看你就正好去地獄吧!
と、言われるに決まっています。
定就是會給左聰明下達了一個這樣的判斷呢。
「うーむ。
なんとかして、地獄へ行かずにすむ方法はないだろうか?
地獄行きを決めるのは、エンマ大王だ。
エンマ大王は、死んだ人間全てをさばくいそがしい身じゃ。
いつもいそがしくしている者は、酒好きだが酒に弱いと決まっておる。
そんなエンマ大王に、酒を飲ませると・・・。
これじゃ!」
誒呀誒呀誒。
難道就不能是給我想出一個不去地獄也可以成功過關的萬全之策嗎?
決定誰誰誰去地獄的那可就都是閻魔大王呀。
閻魔大王他審判的可是所有死掉的罪人。
可一直審判審判的、閻魔大王他難道就不忙嗎、工作壓力這麼大、人家肯定就會喜歡喝酒啦。
好呀、決定了、看我就來給閻魔大王他去灌酒吧。。。。
就這麼辦!
さんにょもはどこからか酒だるを手に入れると、エンマ大王に酒だるを差し出しました。
總之左聰明就真還是不知道從甚麼地方給自己搞來了酒呢、就這樣呀、試著是把酒給閻魔大王當成是禮品的送了上去。
「エンマさま。うまい酒を、持ってきました。わしをさばく前に、一杯いかがでしょう?」
閻魔大王、我給您帶來了美酒呢、還請在審小的案子之前就先是喝上個一杯您看是怎麼樣呀?
酒だるを見たエンマ大王は、ゴクリとのどをならすと、
看見了這麼一個大酒桶的閻魔大王連忙的就是吞嚥了吞嚥口水。
「うむ。そうか、仕事中だが、それほど言うのなら、一杯ぐらいよかろう」
你還真是懂事孝順、可現在我是在工作繁忙之中呀、但你既然都這樣說了、那我也就勉為其難勉強來上一杯吧。
と、酒を湯のみについで、グイッと飲みました。
閻魔大王這就真的是將酒倒上了一杯、然後一飲而盡啦。
「おおっ、さすがはエンマさま。いい飲みっぷりですね」
哇哇哇、真不愧是這閻魔大王、您飲酒的樣子可就真是豪氣呀。
さんにょもは空になったエンマ大王の湯のみに、また酒をつぎました。
就這樣、在左聰明的一陣誇耀之後就又是把閻魔大王的那個酒杯給看準時間偷偷倒滿咯。
「ささっ、あと一杯」
來來來、再來一杯
「もう一杯」
一杯不夠再加
「さいごに一杯」
還來一杯吧。
「おまけに一杯」
再來最後一杯獎勵自己
さんにょもはどんどん酒をついで、とうとう酒だるを空にしてしまいました。
就這樣、左聰明是一杯杯的酒瘋狂的給閻魔大王的勸、漸漸的、就連起初的那個大酒桶都是空下來咯。
さて、酒のまわってきたエンマ大王は、とろーんとした目になると、
好啦、現在就是喝了大量酒的閻魔大王、早就是給左聰明灌的一通爛醉、最後眼一閉給人放翻啦。
「ああ、少し、休ませてくれ」
啊啊啊、不行了、讓我稍微躺上一小會吧。
と、言って、そのままグウグウと寝てしまいました。
拋下了這最後的一句話之後、閻魔大王他是昏迷不醒的暈死過去了。
「よしよし、今の間に」
哈哈哈哈、就是現在呀。
さんにょもはエンマ大王の着物を脱がしてかんむりをはずすと、さっそくそれを自分の身につけて、その代わりに自分の着物を着せたエンマ大王を地獄へ放り込みました。
左聰明連忙這就是扒起了閻魔大人他的衣服咯、給人先是一件不剩的躲光光、然後呢、就把那一身人家的衣服是套自己身上來啦、緊接這呀這就又是把自己的衣服給人家閻魔身上一套、直接開始審判、生死令一扔就給原來的這位閻王是送地獄去咯。
こうしてエンマ大王に化けたさんにょもは、生きていた時に悪い事をした人間がやって来ても、少しでも良いところがあると極楽(ごくらく)行きのハンコを押してやりました。
就這樣現如今已經是變成了閻魔大人的左聰明他呀、不管現在前來死掉人們生前了幹了甚麼壞事、多麼的罪大惡極、但只要人家還是稍微有那麼一點改過自新的善心、那就是要把人家給這天國裡面送呀。
おかげでさんにょもは、とても評判の良いエンマ大王になったと言うことです。
拜其所賜呢、最後這位新閻王的風評是越來越好越來越好、直到是都成為了一名人人誇讚的好閻魔呢。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
はだかにされたエンマ大王
頂你班
むかしむかし、能登(のと→石川県)には、さんえもんという、とんちの上手な人がいて、みんなからは『さんにょも』とよばれていました。
到好久以前的能登國就有這麼個喊左衛門的大聰明、人也就直接喊他左聰明了。
そのさんにょもも、とうとう死んでしまい、あの世へ行く事になりました。
這天左聰明盡了陽壽、要下去見閻王了。
今までずいぶんと人をだましてきたので、エンマ大王の前に行けば必ず、
這既然是大聰明那就肯定幫好多人都聰明過了啦、你一塊五的東西當五塊的賣這閻王曉得了不得要你下地獄啊。
「お前は、地獄(じごく)行きじゃ!」
と、言われるに決まっています。
這就肯定閻王要喊自己下地獄了。
「うーむ。
なんとかして、地獄へ行かずにすむ方法はないだろうか?
地獄行きを決めるのは、エンマ大王だ。
怎麼辦啦、大聰明這就到開始想了、乾脆就直接幫你閻王也聰明了、這麼我就解放了。
エンマ大王は、死んだ人間全てをさばくいそがしい身じゃ。
いつもいそがしくしている者は、酒好きだが酒に弱いと決まっておる。
這就先研究閻王性情、人只要一死閻王就要忙、這世界一秒死七條閻王肯定就好忙、他這肯定就精神壓力大無處發泄、爹只要一壺酒絕對搞定。
そんなエンマ大王に、酒を飲ませると・・・。
これじゃ!」
好傢伙!就你他媽的用酒!
さんにょもはどこからか酒だるを手に入れると、エンマ大王に酒だるを差し出しました。
輪到大聰明走閻王面前來了、也不曉得從哪裡還真幫酒搞來了、這就閻王前面一呈。
「エンマさま。うまい酒を、持ってきました。わしをさばく前に、一杯いかがでしょう?」
講小老弟曉得老哥你辛苦、急我這事之前先幹一杯、慢慢來、這壺酒就是我專門為你備到的、之後也稍微仰仗下子啦。
酒だるを見たエンマ大王は、ゴクリとのどをならすと、
閻王看到這酒就真有點心動。
「うむ。そうか、仕事中だが、それほど言うのなら、一杯ぐらいよかろう」
那你話既然都這麼講了、我也就賞你這個臉跟你來個一小口。
と、酒を湯のみについで、グイッと飲みました。
話雖是這麼講是、但就看到閻王這吃酒時的樣子是巴不得抱到條壺作死的呋。
「おおっ、さすがはエンマさま。いい飲みっぷりですね」
大聰明就只誇這閻王吃酒樣子豪、先從第一步的捧卵脬開始、這只要卵脬幫人先捧舒服起來基本上這事也就成了。
さんにょもは空になったエンマ大王の湯のみに、また酒をつぎました。
閻王吃了一口看氣氛對頭、這就又是第二口下肚了。
「ささっ、あと一杯」
「もう一杯」
「さいごに一杯」
「おまけに一杯」
有二就有三、四五六七八。
期間就瘋狂聽到大聰明到那裡
好好好 對對對 屌屌屌屌屌
さんにょもはどんどん酒をついで、とうとう酒だるを空にしてしまいました。
這一下閻王不就徹底上頭了啊
最後等到一酒壺酒被閻王徹底整乾了去。
さて、酒のまわってきたエンマ大王は、とろーんとした目になると、
「ああ、少し、休ませてくれ」
這過突然發現自己一下不勝酒力、這腦鬠有點痛了、對到人講自己要先休息一下。
と、言って、そのままグウグウと寝てしまいました。
這話一講完、翻啦。
「よしよし、今の間に」
對頭!爹就是幫你這條時候等到的!
さんにょもはエンマ大王の着物を脱がしてかんむりをはずすと、さっそくそれを自分の身につけて、その代わりに自分の着物を着せたエンマ大王を地獄へ放り込みました。
大聰明直接就是開始撿起閻王死魚了、幫人閻王衣服褲子一解、這就又幫自己的衣服褲子也一解、我的衣服套你身上、你衣服現在變成我的、生死令手上一捏、甩出去直接判了、這就閻王過下地獄去了。
こうしてエンマ大王に化けたさんにょもは、生きていた時に悪い事をした人間がやって来ても、少しでも良いところがあると極楽(ごくらく)行きのハンコを押してやりました。
自己這就當了閻王之後一下改變了地獄的方針、只要是條人、不論你是好的壞的都幫你往天堂塞、除了碰到自己特別不喜歡的以外、這就全部瞎雞巴判、能有好快處理就好快處理、自己這一下也過輕鬆了。
おかげでさんにょもは、とても評判の良いエンマ大王になったと言うことです。
後面這閻王還當的是人人喊好、㫘得任何人不服氣、都講別個是模範閻王代表、當之無愧的包青天。
おしまい
结束
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