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福娘童話集 > 日本民間故事 > 121-150
第 150話
(日本民間故事 150)
キツネの雨ごい
發洪水
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、ある村の裏山に、キツネの家族が住んでいました。
到好久以前、這村裡的後山上面就住到有一窩狐狸。
子ギツネがたくさんいるので、お母さんギツネは食べ物探しで大忙しです。
雖講只是一窩、但是狐狸媽能生、小狐狸加一起都是七八條、每天逽東西吃都幫自己搞了個卵脬翻天。
ある日の事、お母さんギツネがいつものように川岸を歩いていると、向こうから石狩長者と呼ばれる長者がやって来ました。
這天狐狸媽覓食就到小河邊邊走、對岸也是對到河邊靠過來了一條人、別個是條有錢人、大家都喚他石狩地主。
長者は捕まえた魚を柳の木の枝にしばって、運んでいる最中でした。
「あら、おいしそうな魚だ事」
看別個地主到河邊步啊步搞甚麼、原來是已經打到了一麻袋的魚、現在到用柳條幫麻袋捆起來、準備掣回去。
狐狸媽看到地主這些個魚眼睛是跟到亮了。
お母さんギツネがそれを見ていると、歩き疲れた長者は木に背中をあずけて、グーグーと昼寝を始めました。
最主要的還是天佑狐狸媽啦、地主掣到這一麻袋魚突然是走不動了還是甚麼、反正人看起來有點疲就想稍微歇他個一陣、麻袋身後一甩、人對到大樹躺到了。
お母さんギツネは長者に見つからないように、こっそりと柳の木の枝から一匹の魚を抜き取りました。
狐狸媽看準這條好機、偷偷轉地主邊上來、幾個手對到麻袋像是貓那樣子的拍啊拍、麻袋一傾、裡面這就過有魚漏出來了、狐狸媽叼到一尾走了去。
「こんなにたくさんあるのだから、一匹ぐらいいなくてもわからないわね」
狐狸媽想地主魚這麼多、放臭都不一定吃的完、自己取條大的走應該不要緊吧?
しかし、お母さんギツネが魚を持ち帰ったあと、目を覚ました長者が魚の数を数え始めたのです。
但這地主一醒看到自己袋子被人動過直接過就是開始點魚了、這人睡覺之前還幫自己有好多條魚記到的、好紮實。
「ひい、ふう、みい、よお、・・・ありゃ、一匹足りないぞ。さては、誰かがわしの魚を盗んだな。おーい、村にいる神たち、山にいる神たち、わしの魚を盗んだふとどき者に、どうかバチをあててくれー!」
但數來數去怎麼都是不對、硬就是少一條啊、地主當即是脾氣好大、直接是咒人死全家了、還求到山神要對到這偷魚客天打五雷轟。
長者があんまり文句を言うので、困った神さまたちは、お母さんギツネの所へ来て言いました。
這地主時不時上到土地廟跟人貢香火、散的財這還比較多、雖講就是一條魚的事、但山神還是要動、就因為地主出了這事後是一天三次瘋狂跑山神這裡喊人劈賊頭、這過土地公就走狐狸媽這裡來了。
「キツネのお母さんよ。困った事をしてくれたな。キツネも神の仲間なのに、なんだって人間の魚を盗んだりしたんだ。おかげで長者から、『はやくバチをあてろ』と、朝も昼も夜も文句が来ているのだ。すまないが、ここから出て行ってもらうよ」
講現在別個天天打電話喊我弄你人、天天催、是好急、還花了錢跟我買你的手踋、你自己也看到辦咯、雖講我兩人熟、天天到山上碰到的、要不你這幾天先去甚麼地方避下子啊?我幫你買了張非洲的機票、就是你那天那條魚出的案子咯。
こうしてキツネの親子は、裏山から追い出されてしまいました。
さて、追い出されたお母さんギツネは、くやしくてなりません。
就這麼到狐狸媽直接是帶到一屋老小全部搬了、不到這後山住到了、不然這真的要被山神送到非洲去喂獅子了。
㫘得了安居之地開始流離、狐狸媽這就開始好恨。
「可愛い子どもたちに食べさせる為に、たった一匹とっただけなのに。長者が文句を言ったおかげで、わたしたちは住む家をなくしてしまったわ。ああ、くやしい。こうなれば、あの長者に仕返しをしてやる」
心想我屋裡那麼多個崽要養、就只是叼了你一條魚、你竟然要趕盡殺絕、還過了賄賂喊山神喊別個來弄我、我弄不了他還弄不了你啊!
そこでお母さんギツネは、長者の住む村に行くと、
幫屋裡老小換了個地方先將就到、狐狸媽一個人上到地主的村口了。
「雨よ降れ! 雨よ降れ! どんどん降って、石狩の村をめちゃくちゃにしてしまえ!」
と、言いながら、雨ごいをしたのです。
御饌津尊(三狐神)!幫忙下個雨咯!我要發洪水幫這村全部淹了去!淹了去!發洪水、下雨、下雨啊!
這就狐狸媽開始一直對到狐狸神求了。
するとたちまち雲が出て来て、ザーザーと大雨が降り出した。
不一下天現靉靆之雲、後就看到大雨是一顆一顆的往地上開始礃。
お母さんギツネはそれでも止めずに、今度は石狩の長者の家の前に行って、さらに激しく雨ごいをしたのです。
狐狸媽看到這勢頭有點大啊、狐狸神這麼看得起自己是真要跟自己發洪水了啊、但這還不是洪水㫘來嗎?狐狸媽這時是直接跑到了石狩地主的正大門面前、給神仙開了個定位、指定別個要淹這裡。
雨はますます激しくなって、長者の家は、雨水に押し流されそうになりました。
看到這水是越來越大、狐狸先過上了個坡躲到了、這就狐狸到坡上對到地主屋盯到的、直到看人一屋子被大水一波帶走才滿了意。
びっくりして家から出て来た長者は、大雨の原因が雨ごいをしているキツネだとわかり、やっと事の次第に気がついたのです。
地主人還到屋裡幫覺睡到了、突然作夢自己到開船、自己暈車還幫自己暈醒了、打開大門想嘔、一看自己是真到船上了、這自己屋子被改成船了、四周往一眼還有條狐狸到坡上對自己笑。
「しまった! 魚を盗ったのはキツネの神さまだったのか。そうと知っていれば、あんなに文句を言う事はなかったのに。キツネの神さま、私が悪うございました。あやまりますから、どうかこの雨をやませて下さい! このままでは、石狩の村が全部流されてしまいます!」
地主瞬間是人懵了逼、一下反應過來了、原來當時自己的魚不是被人掏走的一尾、而是這條狐狸大仙、自己喊山神去搬賊頭、這過幫狐狸過辦了、早曉得是條狐狸還要多送別個一條啊、地主這就對到坡上馬上是跪了、講出自己全部心聲、講這一發洪水就不止是自己屋、絕對是全村都要淹啊、要別個狐狸大仙快收了神通吧。
長者があやまったので、お母さんギツネは雨ごいをやめました。
狐狸看人地主曉得了怕、而且也曉得了現在自己是哪個、也過是風平浪靜、狐狸媽又對到狐狸神要人停雨了。
そして長者はおわびのしるしに、自分が持っている山をキツネの家として差し出したので、それからキツネの親子は平和に暮らすことが出来たそうです。
最後地主為了彌補虧欠、自己有眼不識泰山、還專門到自己所有的一座山上跟人狐狸媽一屋搭了個窩、講這山以後就是你們的了、你們若是嫌這個窩不好、這山上隨便想住哪裡住哪裡、這就一山都是狐狸一屋人的了、就這麼到地主賠了狐狸一屋一座山、後面狐狸媽一屋也就一直到這山上終老了。
おしまい
结束
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