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福娘童話集 > 日本民間故事 > 151-180

第 151話
(日本民間故事 151)
赤神と黒神

赤神と黒神
自行車舔狗

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、陸奥の国(むつのくに→青森県)の竜飛(たっぴ)というところに、黒神という神さまが住んでいました。
到好久以前這陸奧國就龍飛這地方有一條喊大黑的黑神住這裡的。

そして十和田湖(とわだこ)というところのほとりには、とても美しい女神が住んでいました。
然後是到就邊上的十和田湖、這湖中居到一位長的特別乖的女神。

その女神に恋をした黒神は、毎日毎日、龍に乗って女神を訪ねると、
「どうか、わしの妻になってくれ」
と、言うのでした。
大黑欣慕女神、每天就是幫自己的龍一騎、飛到這十和田湖來跟人求愛來了、天天講的話就都是喊別個幫自己當堂當了、我要當你的男人。

しかし女神は、
「うれしいお申し出ですが、もう少し待ってください」
と、なかなか承知をしなかったのです。
但女神要拒不拒的、我不從你也不順你、每天都跟大黑講在過一段時間、再過一段時間後就又是喊人在等一段時間。

一方、羽後の国(うごのくに→秋田県)の男鹿半島(おがはんとう)というところには、赤神という神さまが住んでいて、この赤神も十和田湖の女神に恋をしていたのです。
這邊就一直求愛無果、拖拖拖拖拖、拖到這住羽後後的一條喊大紅的赤神都幫湖裡女神長的乖的事曉得了、這過也跑這邊天天求愛來了。

赤神は鹿をお使いにして、毎日毎日、女神に手紙を送りました。
そして手紙の最後には必ず、
《どうか、わたしの妻になってください》
と、書いてあったのです。
赤神路遠別個不像黑神一樣、騎到條龍每天是想來就想、這赤神就喊條鹿天天當跑外賣的跟自己傳情書、內容是有好噁心就有好噁心、最後結尾反正都是這麼寫的、求你幫我堂客當了咯。

女神は赤神にも、
「うれしいお申し出ですが、もう少し待ってください」
と、なかなか承知をしなかったのです。
女神也是不拒赤神一片雅意、也讓別個覺得自己有機會、讓人和黑神一樣等到一陣去。

二人の神さまに告白されて、女神はとても悩みました。
但其實女神都想要殺這兩條跟騷狂的媽的、幫自己每天是搞的好惱火、萬一若是一拒、別個發了癲和強行和你一起殉情啦?

男らしい黒神にも心を引かれますし、心やさしい赤神にも心を引かれます。
不過除此之外、女神實也是有考慮過這兩條備胎的案子、黑神有錢、但霸道、赤神雖不如黑神、不過是條舔狗、能夠忠與自己。

女神がとちらを選ぶか悩んでいるそのうちに、黒神と赤神は女神の事で争いを起こしました。
女神不曉得是嫁入豪門後、然後天天被家暴的好、還是從了這事事順到自己的赤神好、又怕這一但嫁過去之後赤神也開始不演了啦、要不還是選了黑神上算、而同時兩條男神也到為了這女神的案子開始爭起來了。

黒神が龍を赤神のいる男鹿半島に走らせれば、赤神も負けじと鹿を黒神のいる竜飛に走らせます。
好像根本不過別個女神選擇的權利、從一開始別個只是一條戰利品而已、這乾脆兩條傢伙就打一架、贏的人就有交配權、直接幫別個打輸打服氣起來、讓人夾到雞巴卵滾。

龍は口から火を吹いて鹿を追い払い、鹿は鋭い角で龍に立ち向かいます。
「女神はおれの物だ。お前はあきらめろ!」
「いいえ、女神はわたしの物です。あなたこそ身を引いて下さい!」
黑神這就開始喚龍、要去讓人幫赤神所在的男鹿半島全部㷋成灰燼、赤神也是召集了所有的鹿準備一波幫黑神的屋要偷了。

どちらの神も、決してあきらめません。
兩傢伙就為一條女的爭的是頭破血流。

やがてそれを知った他の神さまたちは、岩木山(いわきやま)に登ると、黒神の味方は山の右側に、赤神の味方は山の左側に集まって、
「黒神、がんばれ」
「赤神、がんばれ」
と、応援を始めたのです。
後面自己這事搞不定啊、戰局又僵持不下、怎麼辦啦?就喊親朋好友一起過來幫自己喬啊、黑神這邊就一起喊了二三十條神仙準備要一起搞赤神了、群毆小朋友、這就有其他神仙看不過黑神的作法、也組織起來一些神仙、跑赤神這邊援助來了。
這就岩木山之巔、一場眾神戰役要打響了。


黒神と赤神の戦いは、なかなか勝負がつきませんでした。
因為別個那邊也是來了幫手、不然早就幫人推平了、現在變成開戰後又是僵持不下的局面啦。

ところがある夜の事、赤神軍の鹿の大将が太陽の沈む夢を見て、その夜のうちに死んでしまったのです。
但直到有夜、赤神這邊的領軍的首領鹿力大仙睡覺時作了個太陽下沈的夢幫自己驚醒、剛好就是這夜敵軍來襲、自己被一發暗箭命中當場歸西了。

さあ、それを聞いた鹿の赤神軍は弱気になって、
「もうこれまでだ。以後、再び世に現れる事はないだろう」
這就一下戰場死了元帥、看到鹿力大仙一亡、底下這些小鹿崽子也開始失了士氣、赤神曉得了這仗現在是已經打不起來了、也就過不強行、從了大家意思撤了。

と、岩屋の中に身を隠してしまったのです。
「勝ったー! これで女神はわしの物だ!」
從此之後都是隱入岩洞後不見了去、此世不出了。
看自己打跑了情敵、黑神這一下就感覺自己穩了、準備馬上這就一臨人女神芳澤去了。


勝利した黒神の方に、多くの神さまが集まりました。
それで山の右側が神さまたちに踏み崩されて、今でも、岩木山は右の方が低くなっているのだそうです。
這天戰勢激烈、導致這岩木山也受其影響、都過垮了一半了去、到了今天也就變成這山頂一高一低的勢頭了。

さて、喜んだのは黒神は急いで龍に飛び乗ると、女神の住む十和田湖に向かいました。
ところがそこには、女神はいませんでした。
這就講贏了之後的黑神的第一件事、就是騎到龍繼續飛人女神的十和田湖、對人進行騷擾啦。
但等到了邊、發現就已經是人去樓空了。


なんと女神は、最後になって心やさしい赤神を選び、赤神と一緒に岩屋の中に隠れていたのです。
「何だと! 勝ったのはおれなのに!」
原來是女神早就想好要選擇哪個、從一開始就遁入了這赤神營中、赤神方能夠那麼輕易選擇退去、也是基此緣由。
這就看到黑神人一直到湖邊急得直跳踋、這只能怪自己舔功不行啦、自己騎條龍別個騎條鹿、這寶馬還輸自行車了。


黒神は怒り狂って嵐を呼び、大きく息を吸いこむと千年分の息を一度に吐き出しました。
「ブォーーッ!」
頓時就看黑神仰天長嘆、六合八荒風雲齊嘯、順從勢頭是此地齊聚、化作狂風般的全是被黑神悉數納入口中、再一吞吐、這黑神千年份的哀嘆又是化作洪流悉數自口中噴涌。

その勢いで地面が盛り上がり、今の大きな北海道が出来あがったと言う事です。
場面就太過於激盪、洪水淹沒了一切、這就甚麼都看不到了、等一切風平浪靜、卻也不見了黑神、徒留一片汪洋了、後面就又講隨到水勢退去、地面自海面隆起、等到這完全露出來就變成現在的北海道啦。

おしまい
结束

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