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福娘童話集 > 日本民間故事 > 151-180

第 172話
(日本民間故事 172)
和尚さまの踊りぞめ

和尚さまの踊りぞめ
和尚跳舞

日本語 ・日本語&中国語

あるお正月の事、お金持ちの町人やお寺の偉いお坊さん達が、年の初めのご挨拶にとお城へやって来ました。
過年藩王宴請些貴賓跟大廟裡的住持、發了帖讓人一起過來聚上一聚、這就一群人都過來跟你講新年好來了。

このお城には勘作という名前の頭の良い男がいますが、勘作は身分の低い足軽なので、大広間の火鉢に炭を入れて回るなどの雑用で大忙しです。
藩王的城裡面就有條打雜的好聰明、別個正式的身份是足輕、為甚麼是輕啦?輕就是㫘帶盔甲所以跑的快、你跑的快所以就讓你衝最前面、但你又㫘得盔甲所以死最快了、這就是標準的炮灰、但當時還㫘變成炮灰的勘作就到幫自己的老闆大火爐子裡面打雜甩柴火、幫客人都搞暖和起來。

勘作がふと見ると、大広間には立派な法衣(ほうい→お坊さんが着る服)を着た宝円寺(ほうえんじ)の和尚さまが、背筋を伸ばして座っていました。
(立派なお方じゃ)
自己這就瘋狂往爐子裡面添碳幫自己搞得全身上下都是一鼻子的灰、而這些個貴賓了一個個都乖衣服穿到的、姿勢跟你擺到的好生坐那裡的、勘作就只隨便瞟了一眼就幫一條穿到一看就曉得是好昂貴的袈裟和尚看到了。
心裡暗嘆自己不如人啊。


その時、勘作の耳に人の話し声が聞こえてきました。
這時自己繼續燒火啊、又過聽到客人們幫話講起來了。

「さすがは宝円寺の和尚さま。
あの気むずかしそうにしかめたお顔を見ただけでもありがたい。
・・・しかし、あんな立派なお方が踊るところを一度で良いから見てみたいものだ」
原來是客人們看到這條和尚穿衣這麼講究都講他是哪裡哪裡的高僧、甚麼卵今天有辛見上一面真是榮幸啊、可以請別個上個台跳個獅子舞就好啦。

「確かに。だが、こればかりは殿さまでも出来はしないだろう」
那莫別個人不願意哦、這事藩王都不一定搞的好我看。

「そうだな。しかし、この城には知恵者の勘作がいるだろう。勘作でも出来ぬかな?」
你講的也是、但我聽這城裡面有條喊勘作的傢伙好聰明、若是讓他去辦莫是可以哦?

「いやいや、さすがにあの勘作にだってできない相談だろうよ」
我覺得哪個去了都是一樣、這搞不好的事就是搞不好。

この話を聞いた勘作は、火鉢に炭を入れる手を少し休めて考えました。
這個時間勘作還到用火鉗到往火鼎裡面夾啊夾的加炭、但別個耳朵還是多少幫人講的話聽到的、自己這就想了。

(ふむ。確かに、あの和尚さまの踊りは一度で良いから見てみたい。・・・今日はめでたい日だし、多少の事では怒られぬか)
日弄和尚跳舞這事好傢伙啊、今天反正也是過年、開這條口別個應該也不得太見怪、又不是天天讓他跳、我試下子看這麼到搞的好吧。

やがて年始のご挨拶も終わり、大広間では楽しそうなおしゃべりが始まりました。
藩王一入場現在大家都一起拜年一些個客套話一講等全部流程一躺走完這就自由時間大家開始扯起了卵談了。

(よし、今が頃合いだ)
勘六這就捉準這條時機。

勘作はこっそり和尚さまの後ろに回ると、近くにあった火鉢にぼろ布を入れました。
趁人不注意偷偷摸你媽和尚背後、直接幫自己打雜用的抹布火鼎裡面一掗。

ぼろ布が炭の火でこげて、きな臭い匂いと煙が立ち上ります。
布幫炭火一蓋等到慢慢發出了焦臭的氣味、燻起了濃煙。

勘作は、大きな声で叫びました。
勘作這就開始好慌的大叫了。

「和尚さま! もしや、大切な衣が燃えているのでは!」
急到拍了怕和尚、講和尚和尚、你衣服好像燒了啊?

それを聞いた和尚さまは、気むずかしそうな顔を青くしながら立ち上がりました。
和尚聽了之後是直接著嚇了個卵脬翻天、一副世外高人的表情現在是過一下不鎮定了、整張臉黑完了。

何しろ、大切な一張羅(いっちょうら)が燃えているというのですから。
看來這紗確實是方丈的裝逼利器、也不曉得是過傳了好幾代了、一下是人急癲了。

勘作は、和尚さまの動きに合わせてテンポ良く言いました。
看到和尚瘋狂了拍打起了衣服、勘作過也進入了遠處操控的說唱模式。

「和尚さま、右のすそから煙が」
嘿、和尚、快拍你左邊的袖子他冒了煙。

「いや、左のすそからも」
停!左邊也冒煙了快點拍。

「今度は右の足元から」
右踋也跟我拐兩下!

「いやいや、左の足元からも」
行了這次換左腳!

和尚さまは勘作の声に合わせて手足を振り上げます。
和尚這過就變成了倒車司機、全權聽到勘作跟自己瞎雞巴指揮、不知不覺直接到眾人面前幫迪蹦了。

その動きが、ちょうど踊りを踊っている様に見えました。
這時注意到和尚的大家眼光也似乎是發現了不對、這和尚不是到正是被勘作指揮到跳舞啊?

(さて、そろそろ潮時だな)
看到這繼續搞落去要下不落來台了、勘作見好就收。

勘作は火鉢からぼろ布を取り出すと、和尚さまに言いました。
直接幫自己剛剛蓋到炭火上面的抹布一取、對到和尚講了。

「和尚さま、ご安心ください。燃えていたのは、このぼろ布でした」
不要跳了不要跳了!燃的是這條抹布不是和尚你的袈裟!

それを聞いた和尚さまは、「ふーっ」と安心のため息をつきました。
和尚一聽瞬間人過松了一口大氣、這下穩到了。

そして周りの人たちは、滅多に見られない物を見たと手を叩いて大喜びです。
而周圍此時這也是有人率先鼓起了掌、被這傢伙一帶瞬間是掌聲全部響起了、當然同樣是鼓掌這就有懂的和不懂的人了。

こうして集まった人たちは、めでたい年の始めをおくりました。
最後等到大家一桌酒席散去、這就好多人都講這次有幸過了條好年。

おしまい
结束

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