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福娘童話集 > 日本民間故事 > 151-180

第 173話
(日本民間故事 173)
たぬきの紙袋

たぬきの紙袋
乾坤袋

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、ある山にイタズラだぬきの一族が住んでいました。
到好久以前這就有條山上住到一屋專門日弄人的狸子。

イタズラだぬきたちは毎日のように山からおりてきて田畑を荒らし、人をだましては喜んでいました。
狸子這每天日弄人都過變成了課題、一天不下次山幫人搞上兩道這狸就不舒服、幫你騙舒服上當了這狸子自己也過就舒服了。

「このままじゃ、おちおち畑仕事にも行けない」
「何か良い方法はないものか」
農民每天种到田的就過看到一條鬼衝下來幫自己田踩爛了、嚇卵脬翻天跑一邊遠遠望到就看這鬼破壞完轉頭一上山是根狸子尾巴吊到的、天天來農民也抵不住啊、討論這過要怎麼弄狸了。

村の大人たちが相談をしていると、一人の男の子が言いました。
一群大人聚集到里長屋裡探討這事半天㫘個頭緒、一條小卵日這時就插嘴幫話講了。

「おらが、イタズラだぬきを退治してやるぞ」
講看爹這就去幫狸子弄了。

「大人でもだまされるイタズラだぬきに、子どものお前が退治できるものか」
大人們看這麼一條小卵日怎麼得這麼雄啦?明明自己大人們都弄不了、你條小屁股去有甚麼用哦?

「大丈夫。おらに任せてくれ」
但小兒堅持、繼續講讓爹去就對了。

男の子は大人たちが引き止めるのも聞かずに、一人で山へ行きました。
這人小還莽又完全不聽勸、別個大人們是拉都拉不住、就看人兩踋一衝直接一跑徑直的是往山上去了。

山を登ると、山道の上から美しい娘がしゃなりしゃなりと歩いて来ました。
人到往山上面爬、而山上面也正有一條人到往山下面下、別個是條小小個的美女。

(こんな所に娘さんがいるわけがない。あれがイタズラだぬきだな)
但男兒就想了、媽了個逼這不對啊、這山上面這個時候怎麼可能有這麼乖的女的到啦?絕對就是你媽的狸子變的法術到騙。

男の子は娘のそばへ行くと言いました。
男兒這時心裡面已經想到要怎麼去弄別個了。

「たぬきよ。なかなか上手に化けているじゃないか」
走過去直接開口道破了、小雜种變到還可以嘛、爹曉得你是狸子!關公面前耍大刀!

「ひぇっ!」
たぬきと見破られた娘は、びっくりしながら男の子にたずねました。
突然著條小卵日來這麼一句、狸子這就一下不鎮定了叫出了聲、也是被驚到不演了、一副好不可思議的表情問了。

「どうして、たぬきとわかったんだ?」
你怎麼曉得我是狸子哦?

「だって、着物のすそから尻尾が見えてるぞ」
你他媽戴條尾巴我怎麼不曉得你是狸子啦?這個時代哪有人走路上戴根尾巴哦!

本当は尻尾など見えていませんが、たぬきはお尻を押さえながら言いました。
狸子這就趕快幫自己尾巴一捂、但是屁股後面就根本㫘得尾巴啊。

「尻尾はきれいに隠したつもりだったが。それでお前は何者だ?」
講自己都幫尾巴收這麼好了竟然還是被你看穿了、你到底是何人?

「わしは化けるのが得意なきつねだ。どうだ、どこから見ても人間そっくりじゃろ」
我讓你現在猜下子爹是哪個、㫘錯、爹講是山那頭的狐狸、你他媽肯定是作夢都想不到吧?你看我這樣子有一點破綻到?

たぬきは感心した様に、男の子を眺めました。
狸子聽別個報出了自己狐狸大仙的名號、仔細你媽盯到看確實是無一點破綻這過也開始服起來了。

「見事な化けっぷりだ。どうみても人間にしか見えん」
屌屌屌屌屌屌、這絕對是如假包換!

「そうだろう。でも実は、人間にうまく化けるにはある道具が必要なんだ。よかったら教えてやろうか?」
曉得屌就好、想爹教你把啦?反正都是小把戲、跟你講也無妨、實際上我這是有藉助了外力、也就是法寶。

「それはありがたい。ぜひとも教えてくれ」
甚麼法寶講起我聽下子不要緊吧?我也想要瞭解一下唉。

「いいとも。ついでだから、お前の仲間たちにも教えてやろう。仲間は全部で何匹だ?」
你先跟我講你屋一共有好多人?我看情況跟你準備。

「おれを合わせて十五匹だ」
全家老小上上下下一十五口。

「よし、準備があるから、明日の晩に仲間を連れてここに来てくれ」
那就我明天晚上帶上這麼多貨你也帶到自己屋裡人全部一起、老子一個個清清楚楚跟你們講解明白起來。

「わかった。明日仲間を連れてくる」
好、明天我帶上屋裡所有老人小兒來捧你狐狸大仙的場、感謝師傅點化啦。

娘に化けたたぬきは、大喜びで山の中へ帰っていきました。
狸子今日碰巧見此神通以為這還是甚麼仙人指路、一路上好激動的往窩裡面奔、跟一屋人報喜去了。

男の子は家に戻ると、丈夫な紙で大きな袋を十五枚作りました。
男兒這邊下了山之後則是到屋裡編了十五口結實的麻袋。

次の晩、男の子が紙袋を持って山へ行くと、人間に化けた十五人のたぬきが男の子を待っていました。
這就十五封麻袋提到小男兒次日晚上上山赴了約、而山上也早就是有十五條狸子變成人的樣子到那裡幫狐狸大仙等到了。

昨日の娘に化けたたぬきが、男の子を仲間たちに紹介します。
這就是昨天變成小女兒的狐狸靠近前來握緊了狐狸大仙的手、講加上我十五口人、這就都是我屋的全家老小、現在都跟你來了。

「よく来てくれた。みんな、これが化け上手なきつねだ。どこから見ても人間の子どもに見えるだろう」
你們都看到啊!這就是我昨天跟你講的狐狸大仙、你們別個變得好像!今天我請別個大仙來跟我們也傳授技藝來了。

「たしかに」
ほかのたぬきたちも、感心したように頷きました。
其他狸子一看確實也都是不見破綻、一個個自嘆不如啊、也過一起開始敬佩起了這狐狸大仙。

男の子が持ってきた紙袋を、人間に化けたたぬきたちに渡して言いました。
好、停、差不多了、現在聽我講、我還不需要你們來捧我卵脬!

「これはきつねに伝わる宝で、化けるのが上手になる袋だ。
我手上的這就是老子自己親手作的法寶喊乾坤袋、曉得是甚麼乾坤吧?跟我幫袋子進了這你們就都懂了、人人有份啊。

この袋に入って一晩過ごすと、不思議なことに化け上手になる。
只要到這袋子內中修煉一條晚上你們法力就會大大的增加、最後甚至都有可能就變成和我一樣。

人間の姿だと入りにくいから、みんなたぬきの姿に戻って袋に入ってくれ」
對了、我這袋子還是專門為你們量身打造、你們這樣子進去不行的、先跟我收了法術。

「わかった」
曉得了!

人間に化けたたぬきたちはたぬきの姿に戻ると、言われたとおり紙袋の中に入っていきました。
這就看到狸子們一個個從人又變化回狸子、身體一個個變小剛好可以裝入麻袋了。

「よし、今から紙袋に封をするが、明日の朝までがまんしてくれ。明日になれば、みんな化け上手になっているぞ」
好、你們今天一晚上就好生到裡面修煉、我到外面親自為你們護法、放寬心、我現在就幫袋子封到、外人到明天你們出關之前怎麼都是影響不到裡面的、切記千萬要到這袋中忍耐一晚啦。

男の子はたぬきの入った紙袋に次々と封をして、たぬきが紙袋から逃げられないようにしました。
狸子入了麻袋這就又一個個都運起了功開始專心打坐修煉起來的、而這邊的狐狸大仙確實也是如自己所言封起了麻袋。

こうして男の子は、イタズラだぬきの一族を見事捕まえたのです。
最後這就一家十五口全部都被這麼一條小卵日徹底一網打盡啦、估計後面也莫是燉湯了哦。

おしまい
结束

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