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福娘童話集 > 日本民間故事 > 181-210

第 185話
(日本民間故事 185)
ヘビの知恵

ヘビの知恵
人不勝天

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、福井県の小浜市(おはまし)に空印寺(くういんじ)というお寺があって、その軒にスズメの親子が巣を作りました。
到好久以前的福井縣小濱市、就講這裡的一個空印寺、別個廟頭屋簷的瓦片下住的不是一窩燕子而是麻雀。

またそこには、スズメの巣の方へ枝を長くのばした五葉松(ごようまつ)の木が一本ありました。
屋簷的麻雀窩對面就正對到一橷五葉松、別個是枝丫招攬、都不跟你修剪的直接是長好長。

ある夏の事、一匹のヘビがシュルシュルと五葉松の木に登り、枝の先に長い体をからみつけて、かま首をスズメの巣の方へにゅうっとのばしました。
這天就正好有條五步蛇爬上了這五葉松、後續又是一路滑滑滑的來到了枝頭、到了盡處、停了、蛇腦鬠一抬就正對到你麻雀窩盯到的。

驚いたスズメの親子は、チュンチュンと鳴き騒ぎます。
這過一下麻雀一屋都不好了、看到這大蛇來是嚇了個卵脬翻天、想這批兒莫還能順到纜線盤過來啦。

小スズメはまだ飛べないので、親スズメも逃げる事が出来ません。
小雀兒現在還處於要大麻雀哺食的階段、自然是不能飛、大麻雀飛倒是可以飛、但它準備留到窩裡護自己的崽。

「何やら騒がしいのう。・・・あれは?」
就看到這大鳥展開翅膀喳喳狂叫、這下過幫廟裡面的和尚吸引過來了。

何事かと出てきた和尚さんと小僧は、すぐにスズメの巣を狙っているヘビに気がつきました。
大和尚小和尚一個個全部跑出來看熱鬧來了、一下眼光這就都匯聚到了麻雀窩。

でもよく見ると、ヘビのかま首はあともう少しの所で巣には届かないようです。
樹枝離鳥窩是有那麼一段距離的、等於這蛇實際上是到用自己的身體長度來搭橋、但這搭太長了承不起夾卵、太短了夠不到、蛇頭明明就差一點點距離了、現在就看到五步蛇瘋狂的吐出杏子用舌頭到那裡夠啊夠。

そのうち、さすがのヘビもあきらめたのか、するすると木からおりていきました。
但你媽這舌頭都舔不到了、蛇頭是要個怎麼過去法啦、自己又你媽不能跳、五步蛇屢試不成功後面估計也是放棄了、慢慢下樹了。

「やれやれ。和尚様、さすがにヘビもあきらめたようですね」
小和尚看到蛇斷了吃麻雀的念頭還松了一口氣、這不讓蛇吃麻雀就是殺蛇、讓它吃了吧就是看到麻雀死、這吃不到那就不管自己事了。

小僧さんの言葉に、和尚さんは首を横に振りました。
卻看大和尚則是幫腦鬠一搖、看別個神色這案子並非那麼簡單啊。

「いや、ヘビは執念深いから、またやって来るかもしれん」
這蛇它是逽傢伙去了、到時候肯定它還要來的、別個這次只是先來跟你踩個點。

和尚さんと小僧さんが、しばらく様子をうかがっていると、案の定、ヘビはもう一匹のヘビを連れてもどってきました。
果然不出大和尚所料、五步蛇喊來兄弟了、五步夠不到十步總可以了吧、這蛇就聰明啦、準備用蛇搭橋、喊自己兄弟來跟自己當樹枝縮短鳥窩的距離、剛才吐杏子只是為了測試看還需要好遠、自己需要喊幾條蛇過來。

そして二匹は一緒に木を登り、先ほどのヘビが同じように枝にからみついてかま首を巣の方へのばすと、もう一匹のヘビがその上に自分の体をまきつけて、さらにかま首をのばしました。
好傢伙、這就雙蛇上樹、馬上就要跟你上演怎麼配合十步殺一雀了、又是摸到了原地、先是一條蛇過去當蛇梯、幫蛇身子跟你挺直了去、再就是另外一條爬這條身上、好好好、這下你媽就要成了。

スズメの巣はもう目の前です。
チュンチュンチュンチュン!
星光大道就到你媽眼前啦、馬上就有鳥肉吃啦!

親スズメは小スズメを背中にかばいながら鳴き騒ぎますが、このままではスズメの親子はヘビに食べられてしまいます。
而這邊的鳥窩方面大雀兒則是更大的展開了翅膀、拼命的幫幾個小鳥兒掩到自己身後、更透過這種方式試圖幫蛇嚇走起來、但別個根本不怕、你到它眼睛裡面完全就是肉嘛、別個還更興奮了。

「これは大変!」
跟老子爬!

和尚さんは長い竹竿で二匹のヘビをたたき落とすと、ついでに五葉松の枝も切り落としたという事です。
成功明明就到眼前了、但就看突然大和尚抽到附近的一根晾衣杆衝到樹底下對到蛇一舞、好傢伙啦、雙蛇被這一下擊得是雙雙落樹、今天這飯看來是吃不成了、還白白挨了和尚一杆子打、虧了虧了、認趣快快跑了路。

おしまい
结束

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