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福娘童話集 > 日本民間故事 > 181-210
第 188話
(日本民間故事 188)
シラサギになった藤
出包專家
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、志賀郷(しがさと→綾部市)に、藤の宮というお宮さんがありました。
到好久以前的志賀郷這裡建到有個喊藤宮的神社。
そのお宮に咲く藤の花は、ふつうの藤とは違って正月に白い美しい花を咲かせるのです。
宮中的紫藤花又與別處不同、一到正月開春藤上開出的都是白色的花朵。
この珍しい藤の花は全国に知れわたり、あちらこちらから、一目でも珍しい花を見ようと大勢の人々が集まりました。
因為與眾不同、一到這賞花的季節藤宮就會多出好多條專程跑過來看花的人。
そこで藤の宮の神主は、こう考えました。
看到一到這時候人就開始多、廟公他就想啊。
「これほどの人が来るということは、正月に咲く藤の花とは、きっと珍しい花に違いない。ひとつ京におられる帝(みかど)にもお見せして、喜んでいただきたいものじゃ」
我屋這花有這麼多人特意來捧場說明它不差啊、若是幫這花送到宮裡面去獻了應該也不至於得掉我面子吧?
そこで神主は藤の花を正月に切り取って、京の帝に献上したのです。
廟公心裡面有了個這麼意向、選了株好的、幫別個放到的寶匣裡面、一路往到京都趕、進到宮中幫這個小盒盒跟人呈了。
すると、これを見た帝は大喜びしました。
東西被送入宮中、輾轉後這個小盒盒是來到帝手裡面了、別個一開人是笑開了花。
「なんという見事な藤の花じゃ。それも正月に白い花を咲かせるとは、まことに素晴らしい」
正月的白藤實屬少見、這東西讓人看一眼確實是能圖個鮮。
それから正月になると、この藤の花を宮中に献上する事が習慣となりました。
之後有使者跑到了藤宮的廟公這裡、估計也是講這送出去的東西反響比較好、興是行了賞賜、以後每年也是講藤宮花開了跟宮中呈上幾株形成這麼個慣例了。
ところが、ある年の事、毎年、きちんと藤の花を帝に届けていた男が病気になり、そのかわりの若者が藤の花を届けることになったのです。
但就有年、藤宮這邊平時的那個夥計害了病、送花的人手短缺了、這就零時逽了個湊數、要別個幫忙入京都宮裡面代人跑這一遭。
「いいか、この箱の中には、帝にお渡しする大切な物が入っておるのじゃ。だから決して中身を見たりせずに、間違いなく京までお届けするんじゃぞ」
期間也吩咐別個盒盒裡面東西已經封好就不要動了、就只管帶到就可以了、你過千萬莫手賤幫他拆了看下子裡面是甚麼啦。
神主さんにこう言われて、若者は京へと出かけました。
裡面這就其實只是一株白藤、但是送貨的年輕人他不曉得、以為這裡面得是條甚麼、看這盒盒這麼好就硬是想別個他開了。
ところが若者は、箱の中身が見たくてたまりません。
走路上年輕人心思還是一直放到這盒盒裡面到底是裝了的甚麼上、他也不是想幫你謀了、就是想看下子裡面到底是甚麼。
「一体、何が入っているのだろう? まあ、ちょっとのぞくだけならわかるまい」
越走人是越走不了了、想到就乾脆的幫你媽開了。
もうすぐ京の町に着くというところで、若者は箱のふたを少し開けて、その中を見ようとしたのです。
差不多到邊了、這送別個手裡面一被收走就成為永恆的遺憾啦、年輕人抵不到了、偷偷的跟你盒盒開了一個小小縫。
すると突然、箱の中から一羽のシラサギが飛び出したではありませんか。
這就突然飛出來一羽白鷺是幫年輕人搞的手踋全亂了、人慌的個不行。
そのシラサギは、あっという間に大空へと舞い上がっていきました。
若者は、
「しまった!」
想捉、但是鳥到處亂飛啊、最後是不出意外的飛了天、好傢伙、年輕人曉得自己闖大禍了。
這一下人怕了。
と、後悔しましたが、
等冷靜之後又是一直到懊悔。
「まあ、シラサギならきっと、自分で宮中まで飛んで行ってくれるだろう」
現在關鍵是這案子要怎麼處理啦?但年輕人是條天才、他心想你喊老子送鳥、我用兩條踋跑、這鳥是飛的、你讓他自己飛到宮裡面去不是更快?反正這鳥估計也是自己飛宮裡面去了、現在就不管自己事咯。
と、そのまま志賀郷(しがさと)に帰っていったのです。
そして神主には、
都不去躺宮中跟你講句你貨不見了、直接屁股一拍轉頭往志賀郷歸了。
這就跟人廟公交待了。
「ただいま。無事に、箱を届けて帰りました」
と、言ったのです。
你貨我跟你送到邊了啊。
ところが翌年から不思議な事に、正月になっても藤の宮の藤は一つも花を咲かせなくなってしまったのです。
就是這惘忶案子出過一遭之後、第二年的怪事來了、這後面藤宮的藤花是枯了還是甚麼、一到春天的正月這花都不跟你開了、往後的年年都是這樣子的。
おしまい
结束
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