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福娘童話集 > 日本民間故事 > 211-240

第 211話
(日本民間故事 211)
嫁さんになったイチョウの木の精

嫁さんになったイチョウの木の精
樵夫砍樹

日本語 ・日本語&中国語

おりがみをつくろう ( おりがみくらぶ より)
銀杏の折り紙いちょう

むかしむかし、ある村に、若い木こりがお母さんと一緒に住んでいました。
到好久以前這就條年輕樵夫和他媽一起住到的。

ある日の事、木こりは今まで行った事がない山へ行って、道に迷ってしまいました。
有天砍樹時這樵夫就不走尋常路、七拐八拐最後是幫自己不曉得拐哪條深山來了、人走不出去了。

「困ったな。日も暮れて来たし、どうしようか」
看到天開始黑了起來樵夫開始感到焦慮了。

その時、遠くの方に家の明かりが見えました。
「助かった。あそこに誰かが住んでいるぞ」
就這時就住附近邊邊上的一戶人家看天黑幫燈點亮了、樵夫看到有人到、頓時感覺希望來了。

木こりが大喜びして明かりの方へ近づくと、そこには見た事がないほど立派なイチョウの木が庭に生えている屋敷があって、その屋敷の中から美しい娘さんが出てきたのです。
人快步往別個屋門口趕、到邊看這屋子是好氣派、院子裡面一橷大大的銀杏樹栽到的、這時又從屋裡走出來一個女的樵夫看人樣子也乖。

「あの、突然ですみませんが、帰り道が分からなくて困っています。どうか今夜一晩泊めてください」
剛好人自己出來這下門也不要敲了、樵夫馬上開口搭上了話、講自己走迷了、現在不曉得這是哪裡、就講這麼晩了可以到你屋住一晚吧、明天再跟我指下子路。

木こりが頼むと、娘さんはニッコリ笑って、
女聽到別個講自己人迷了、笑出了聲。

「それはそれは。何のおかまいも出来ませんが、どうぞ遠慮なく泊まってください」
と、言いました。
了一些客套話放人進屋了。

この家では娘さんと父親が二人で住んでいて、二人とも親切に木こりをもてなしてくれました。
進了屋樵夫曉得了女還有條爹、這屋就是他們兩條到住、期間卵談扯了一些、又一起吃了飯。

それにしてもこの娘さん、見れば見るほど美人で、木こりはすっかりこの娘さんが気に入ってしまいました。
飯桌上樵夫就一直偷看女、越看別個越乖、想要是還能在幫別個拐自己屋去就好了。

そこで木こりは、思い切って娘の父親に頼んでみました。
「親父さま。どうか娘さんを、おらの嫁にください」
人腦鬠直也就莽、一想到就直接你媽的作、直接竟然是對到別個老頭開始求了、求到喊人幫自己女給自己嫁了。

すると父親も、この若い木こりが気に入っていたので、
㫘想到這第一次見面人老頭看樵夫一條砍柴的覺得這人莫興還可以、對他是青眼有加。

「いいとも。その代わり娘を、大事にしてくだされよ」
と、言ってくれたのです。
這就直接放話允了。

「ありがとうございます」
木こりはとても喜び、次の朝、娘さんを連れて家に帰りました。
樵夫是笑了個卵脬翻天、這就第二天一早幫人女手一拉往屋裡帶去了。

嫁になった娘さんは、とても気立てが良くて働き者でした。
木こりの母親も、良い嫁が来てくれたと大喜びです。
一進屋後這就也學會開始到人屋洗衣作飯了、媽看兒討了個這麼好的堂客回來也是好生招待到別個

こうして、三人の幸せな毎日が過ぎていきました。
三條傢伙這就平平安安過起日子啦。

ある年の事、この国の碁(ご)が大好きな殿さまが、新しい碁盤(ごばん)を作る事になり、
《見事なイチョウの碁盤を作った者には、ほうびをつかわす》
と、いうおふれを出しました。
直到有一年子、先要從這條國裡面的藩王好喜歡下圍棋開始講起、這下棋肯定就需要有棋盤啦、就講我們這棋盤看起來差了點意思、你們看能搞塊好材請個巧匠雕塊好的過來吧?這杏樹木我看就可以、搞的好的話肯定是要有賞。
底下人也就過從了王了意思、全國下通告了、看哪個傢伙最後作出的棋盤最合王的意。


それを聞いた木こりたちは殿さまにほうびをもらおうと、一生懸命に立派なイチョウの木を探しました。
這事先要從逽材講起、好棋盤自然要好木、這也不是所有杏樹它都可以、光不止木匠連這樵夫都過加入懸賞行列了。

でもどこを探しても、殿さまの碁盤を作るのにふさわしいイチョウの木が見つかりません。
大家這就滿山都逽艽了、但是過人一看都講這這不行又要人重新去逽。

「どこかにイチョウの木はないものか。立派なイチョウの木は。・・・あっ、そうだ!」
木こりは娘さんの実家の庭に、立派なイチョウの木がある事を思い出しました。
這事自然是故事的這戶樵夫屋也曉得啦、也是想講靠到這事翻了身、心思落到了尋木上面、但頭緒也是條空傢伙、但就突然一想、這自己堂客老屋不就一橷好大的銀杏樹到啊?砍它莫不就直接成了哦?

そこで木こりがその事を嫁さんに話すと、嫁さんはまっ青な顔で言いました。
樵夫就跟自己堂客開始商量這事啦、講到時千金賞賜下來、但是堂客黑起一副臉講了。

「あのイチョウの木を切るなんて、とんでもない! あのイチョウの木は、とても大切な物です。ほうびなんていらないから、イチョウを切るのはやめてください!」
那顆樹是千千萬萬不能動!一動絕對就稀爛!千金甚麼的就莫去想它的、為了這傢伙動樹不值。

「うーん。お前がそこまで言うのなら」
樵夫看堂客的意思是不肯依了、也就講了自己放了這條手。

木こりは嫁さんにそう言いましたが、でもどうしても殿さまのほうびが欲しくて、夜になると嫁さんに黙ってイチョウの木を切りに行ったのです。
但這也就是表面妥協而已、樵夫還是就單單為了你一顆樹放棄了這王的千金感覺好不值、晚上又一個人偷偷到堂客老屋私自要幫人屋老樹斷了。

「よし、これほど見事な木で碁盤を作れば、きっと殿さまはほうびをくださるだろう」
到邊、樵夫一心就是斷了老樹、然後就只等幫材變成棋盤啦、到時王的千金就來咯。

木こりは一晩かかってイチョウの木を切り倒すと、その木を運び出すために一度家に戻って来ました。
花了一夜一個人幫樹偷偷一倒、這就準備運的時候苦於㫘得工具就又歸了躺屋取。

「おーい、今帰ったぞ。お前と約束はしたが、やっぱり木を切る事にした。・・・おーい?」
這次回來也是想講幫堂客跟話明了、自己已經幫樹砍了、但是人到屋後驚了。

家に入った木こりが嫁さんを探しましたが、どうした事か嫁さんの姿がありません。
屋裡逽遍了就是看不到堂客人啦、這大半夜是得去哪裡哦?

そこで木こりは、ふとんの前でボンヤリと座っている母親に尋ねました。
這一看自己媽神色也不對頭啊、就那麼直接坐地上的、這是出了甚麼案子啊?

「おい、おっかさん。おらの嫁はどこへ行った?」
兒這就問自己媽到底是甚麼案?

すると母親は、目からポロポロと涙を流しながら言いました。
人被這麼一問就開始眼鏡水雙拋了。

「それが、お前が出かけてから嫁がひどく苦しみ出してな。ふとんに寝かせて背中をさすってやったが、嫁はみるみる細くなって、こんな姿になってしまったんじゃ」
講你今天晚上出去了之後你堂客人就到床上就開始不好啦、一直到不曉得搞了甚麼樣的哀哀哀、我就講幫忙看啊、這裡那裡開始按、但是人還是一直喊痛、最後是越來越瘦越來越瘦、現在變成這樣子了。

「・・・もしや!」
木こりが嫁の寝ていたふとんをめくって見ると、そこにはイチョウの木くずと枯れたイチョウの葉っぱが落ちていました。
樵夫這就馬上鋪蓋一翻、枯黃的銀杏樹葉是滿了開始漂啊漂。

嫁さんは、イチョウの木の精だったのです。
好啦、㫘想到自己堂客原來就是條樹精啦、這下曉得也晩啦、稀爛。

おしまい
结束

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