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福娘童話集 > 日本民間故事 > 211-240
第 236話
(日本民間故事 236)
長者の心を変えた仁王さま
越賠越多 越賺越少
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、田の又(たのまた)というところに板東長者(ばんどうちょうじゃ)と呼ばれるお金持ちが住んでいました。
到好久以前這田又就住到有條喊板東老闆的大地主、別個屋裡是錢好多。
でもだんだんと貧乏になって家が傾き始めたので、長者は家を立て直そうと使用人たちを牛馬(ぎゅうば)の様にこき使いました。
但等這後面店裡面的生意開始變差、賺來的錢都過抵去了人工和房租、眼見賺錢生意變成賠錢貨、老闆也就對店子裡面看得緊了起來、開始對工人們苛刻了。
その為に使用人は一人減り、二人減りと、とうとうみんな止めてしまいました。
這麼一搞就是一個人不作、兩條人不作、第三條人看前面兩條傢伙都走了、自己現在要作三條人的事、這老闆一㫘打算招人二也㫘打算跟自己漲工資、這作雞巴作、也不作了。
そうなると働く者がいないので、家はますます貧乏になっていきます。
這就講店子裡面徹底停擺、直接是關門大吉、後面又是講幫外面這幾年開店該的帳一清、這過輪到地主自己喝湯了。
そんなある日の事、筋骨(きんこつ)たくましい大男がやって来て、長者に頼みました。
但好在自己是地主、屋裡田多、店子垮台了回去老實種田就是、一個人搞不了那麼多地租出去一樣是錢、剛好這天就來了條牛一樣的壯漢、進了地主屋的門。
「真面目に働くから、どうかここで働かせて下さい」
開口就問了講你這麼多田還空到要不要人打理?自己作起事來還可以、不得懶手踋的。
そこで長者が試しに大男を使ってみると、大男は朝早くから夜遅くまで、それはとても真面目に働きました。
反正現在田也荒到的、別個不租起來自己种專門跑過來要打工可能也是㫘甚麼錢咯、空到也是空、先讓別個試下子、這窮人力氣大、行的話到時跟他開工資也一樣、這就地主讓男的遷到自己屋牛每天十六條小時到田裡面犁地了。
感心した長者は、大男に言いました。
幾天後、看人還作落去了、這一條人可以當三條傢伙用、地主都開始佩服這傢伙了。
「お前は本当に良く働くな。さてそろそろ、お前の給金(きゅうきん→給料)を決めようと思うが、何か望みはないのか?」
作了個三天試用期、幫人素性過也摸得差不多了、地主今天一早這就幫人喚到自己面前、開始談錢了、講你這條工錢是要怎麼個算法啊?
すると大男は、長者にこう言いました。
「取り入れが終わったら、イネをひとかつぎ頂くだけで結構(けっこう)です」
男的這就講了、你多的田全部包起我、秋收了我就收個辛苦費、畢竟這田是你的、出貨了我要每田取你個一擔。
「おお、たったひとかつぎでいいのか。よし、約束しよう」
這都不是你九我一了、地主心想這一擔子米才好多點、跟一塊田比起來、這生意划得來、這傢伙心大還準備承包我的所有田啦。
さて、その年の秋は、大男のおかげで大豊作(だいほうさく)となりました。
好啦、秋天啦、今年子地主是一塊田㫘种、一塊田㫘租、全過包起了男的、看到別個親手把自己的所有田地打造成一片稻海。
「では、約束のひとかつぎを頂きます」
收成了、男的也跟地主開口談分紅的事了。
大男はそう言うと、刈り取ったイネを全部ひとまとめに縛り、小山の様に大きくなったイネの束を、軽々と背負って行きました。
而此時地主的曬谷場上面已經是堆成了山、地主這擔子都跟人提過來了、專門選了條最大的、兩挑擔子跟人一放喊別個都裝滿起來、直接一扁擔挑回去上算、多的也裝滿起來、不然這多多少少還不好挑的、也是想男的明年繼續來啦、但就看男的講了句不必、這就從懷裡掏出了根一百零八米的索、幫所有稻穀是套到後用力一扎、扛肩上去了、就這麼一擔上肩、連扁擔都跟你省了。
それを見て、長者はびっくりです。
「おっ、おい、ちょっと待ってくれ!」
地主看到人一山稻穀上肩轉頭就開始走了、馬上慌了、連忙喊人停、急到是不要不要的。
長者が後を追いかけると、大男は法福寺(ほうふくじ)の仁王門(におうもん)の前でパッと姿を消しました。
但男的是走的好快、地主用跑的是追都追不上去、最後來到了這法福寺的大雄寶殿面前、男的才卻下了步、一下過跟你人是直接消失了去。
「どっ、どこへ消えたんだ?!」
地主從一路情緒激動的跑來又是惘裡惘忶的懵了逼。
長者が仁王門にやって来ると、何と門前に泥まみれのワラジがかけてあったのです。
幸好這地上還有稻穀杆杆跟自己提供線索啦、地主這就跟。
そのワラジは、長者が大男に与えたワラジでした。
「も、もしや」
跟到最後越跟越覺得不對啊、不是吧?
長者がそばにある仁王像の足元を見てみると、その仁王像の足は泥だらけでした。
「そうか、そうだったのか・・・」
到了頭、抬頭一看、你媽逼一尊不動明王大像立到的、再看別個踋上的鞋子上面還全是泥巴。
地主這就一下全懂了、為甚麼這男的這麼厲害、自己牛都能被別個換到用、原來如此、原來如此啊!
長者は、自分の欲深い心をいましめる為に、仁王さまが姿を変えて現れた事に気づきました。
這吃虧就是占便宜、佔便宜就是吃虧、佔好大的便宜就要吃好大的虧、地主讓男的幫虧全吃了、到頭來就是求到人幫自己的便宜都佔完起來、硬是要獨自一人吃完這所有的虧、這自私的人永遠是最無私的人、明王這都看不落去、出來開示別個要多為自己想了。
そしてその日から心を入れ替えた長者は、出て行った使用人たちを呼び戻すと使用人たちと一緒に真面目に働き、傾いていた家を今まで以上に栄えさせたという事です。
經過這你媽一年、全年㫘得收入地主是你媽更加窮了、乾脆幫當初開除哪三條混子逽回來讓他們繼續混上算、直接稀爛了算他、反正這錢它是越賺越少、越賠越多、哪曉得這當初不要的三條賠錢貨真是屋裡的福星還是甚麼的、地主發現有了他們三條之後這運勢又回來、還慢慢發財起來了、這想得通條卵?
おしまい
结束
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