ふくむすめどうわしゅう(Hukumusume fairy tale collection) > がいこくご(Foreign language)
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イラスト myi ブログ sorairoiro
や に あたった ワシ
The eagle and the arrow
(イソップどうわ)
(Aesop’s Fables)
ほんやく(Translation) ちいさな翻訳屋さん
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いちわ の ワシ が いわ の うえ に とまって、ウサギ を ねらっていました。
An eagle was sitting on a rock aiming a hare.
その ワシ めがけて、にんげん が ヒュッ と や を はなちました。
An arrow which was shot by a man whizzed to that eagle.
や は ワシ に めいちゅう して、てつ の やじり が ぐさり と ワシ の からだ に ささりました。
The arrow hit the eagle and the iron tip of the arrow got stuck deep in the eagle.
や の はね は、ちょうど ワシ の め の まえ に ピン と つきたって いました。
The shaft of the arrow stood in front of the eagle’s face.
それは、ワシ の はね で できた や の はね でした。
He noticed that the shaft was furnished with his feather.
ワシ は、いいました。
He said,
「しぬだけ でも かなしい のに、なんと じぶん の はね の せい で しぬ こと に なるとは、
“Dying is a sad matter, but I should perish by an arrow with my own feather.
これほど なさけない はなし は ない」
This is more than pathetic.
かつて じぶん の もの で あった もの に たおされる のは、ほか の もの に たおされる より も つらい もの です。
It is more pitiful to be knocked out the things which used to be one of your own.
おしまい
The end
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