きょうのイソップ童話
童話集 > イソップ > 11月

11月7日のイソップ童話

サルと漁師

サルと漁師

 高い木の上にいたサルが、漁師がアミを投げているのをじっと見ていました。
 漁師はアミをあげておいて、少しはなれたところで食事をしていましたので、サルは木からおりてきて、漁師と同じようにしようとしました。
 サルという動物は、すぐに人まねをする動物です。
 ところがアミの目にひっかかって逃げられなくなったので、サルはひとりごとをいいました。
「わたしがこういう目にあうのもあたりまえだ。魚をとる方法も知らないのに、どうしてこんなことをやったのだろう」

 このお話しは、がらにもないことに手を出すと、とくにならないばかりか、ひどい目にあう事をおしえています。

おしまい

きょうの「366日への旅」
記念日検索
きょうは何の日?
誕生花検索
きょうの誕生花
誕生日検索
きょうの誕生日
福娘童話集
きょうの日本昔話
福娘童話集
きょうの世界昔話
福娘童話集
きょうの小話

今月一覧へ トップへ