11月7日のイソップ童話
サルと漁師
高い木の上にいたサルが、漁師がアミを投げているのをじっと見ていました。
漁師はアミをあげておいて、少しはなれたところで食事をしていましたので、サルは木からおりてきて、漁師と同じようにしようとしました。
サルという動物は、すぐに人まねをする動物です。
ところがアミの目にひっかかって逃げられなくなったので、サルはひとりごとをいいました。
「わたしがこういう目にあうのもあたりまえだ。魚をとる方法も知らないのに、どうしてこんなことをやったのだろう」
このお話しは、がらにもないことに手を出すと、とくにならないばかりか、ひどい目にあう事をおしえています。
おしまい
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