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2010年 3月15日の新作昔話

ハマグリの食べ方

ハマグリの食べ方
兵庫県の民話

 むかしむかし、山奥の村人たちが庄屋さんと一緒に、生れて初めての旅行に出かけました。
 そして、ある立派な宿屋に泊まると、夕ご飯にハマグリのお吸い物が出てきたのです。
 山奥に住んでいたため、生まれて始めて貝を見た村人たちは、そのハマグリをどうやって食べたらいいのかわかりません。
 そこで、みんなは庄屋さんに食べ方を尋ねたのですが、庄屋さんも貝は始めて見るので、どうやって食べたらいいかわからないのです。
「はて。こんな固い物、どうすればいいのか。・・・しかし、いくら固くても汁の中に入っているのだから、噛むより仕方ないだろう。でも、中のやわらかい物は腹わただから、食べないようにな」
 そう言って庄屋さんは、おいしいハマグリの身を捨てると、ハマグリの貝がらをバリバリと噛んで食べました。
「そうか、ああやって食べるのか」
 そしてほかのみんなも、頑張って貝がらをバリバリと噛んで食べたそうです。

おしまい

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