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ノミとスポーツ選手
スポーツ選手が病気でねていると、一匹のノミがぴょんと足の指にたかりました。
そしてはねまわりながら、ちくりと刺しました。
スポーツ選手はおこって、爪でつぶそうとしました。
でも、ノミはぴょーんと飛んで、選手の手のとどかないところへ逃げてしまいました。
すると選手は、
「ああ、ヘラクレスの神さま。ノミとたたかうのにさえ、あなたはわたしをろくすっぽ助けようとしないのですね。これではレースでおおぜいの競走あいてに立ちむかうとき、どうやってわたしを助けるつもりですか」
つまらないことで、すぐに神さまの力を借りようとしてはいけません。
もっとだいじなときに、お願いするようにしましょう。
おしまい
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