風邪の時に読む お薬童話

風邪(かぜ)について

こんな病気
  くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの鼻症状や、軽いせき、のどの痛みから始まり、やがて熱が出る、頭痛がする、体がだるいなどの全身症状が見られるようになります。

治療
  3か月未満の赤ちゃんで37.5℃以上の熱があれば、すぐに小児科へ。
  乳幼児でかぜの症状が2日ほど続いたら、早めに受診してください。
  苦しそうで呼吸が速い、ぐったりしていて顔色が悪いといった場合は、夜中でも急いで受診してください。
  せきや鼻水が出てきげんが悪い、食欲がない、発熱した、などの症状であれば、診療時間内にみてもらいましょう。
  せきや鼻水が出ても、きげんがよく食欲もあれば、様子を見ます。

その他
  かぜは、処方(しょほう)された薬を飲めばすぐに治るというものではありません。
  水分の補給に気をつけ、安静に過ごせるようにします。
  室内の空気が乾燥しているときは、部屋に洗濯物を干したり、湯気を立てたりして湿度を60%以上に高めます。

ツボ療法

  かぜの症状緩和と予防には、「ふうもん」「ふうち」「ふうふ」の3つのツボが大変有効です。

ツボ
ふうもん
ふうち
ふうふ

料理薬

料理薬のポイント
・身体を温める、消化の良い食事と水分補給が重要。
・のどに痛みのある場合が多いので、のどごしのよい食べ物、そして安静が重要。

解熱効果のある
ハチミツ入りクズ湯

はしかの熱に
きんかんの煎じ汁

かぜの発熱に
うめぼし茶

冷湿布が効く
豆腐湿布

おたふくかぜに
そば粉の湿布

解熱効果のある
スイカズラの煎じ汁

のどの渇きに
山野草

百日ぜきに
にんじんの煎じ汁

ぜんそく発作予防に
なしのハチミツ蒸し

がんこなせきの特効薬
カリンの砂糖漬け

のどが痛いときには
かぼちゃの種子の煎じ汁

その他

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