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福娘童話集 > 日本民間故事 > 001-030

第 6話
(日本民間故事 006)
おたつ女郎

おたつ女郎
妲上臈

日本語 ・日本語&中国語

♪音声配信(html5)
朗読者 : ひろりん

むかしむかし、神島(かみじま)におたつ女郎(じょろう)と呼ばれる、美しいお姫さまが流れついて来ました。
到好久以前、這就荒島過流放來一位妲上臈。

漁夫たちは、おどろいて、
打漁的不時過來這條島邊上轉、看到別個人這麼乖被流放也是想不通。

「あなたのような美しいお姫さまが、どうしてこんな島に流れて来られたのじゃ?」
と、聞きました。
すると、
這就直接開始問了、講你是犯了甚麼案子被流這裡來了哦?

「私はおたつ女郎という姫で、遠い国から流れて来たのです」
と、いうだけで、その遠い国がどこの国ともいわないのです。
但針對此事別個是閉口不提、打漁了問半天反正就只曉得她原來的地方離這裡遠、還有她喊妲上臈。

みんなが不思議に思っていると、ある日、お姫さまが、
這就㫘得更多信息了、打漁還到猜的時候、這就有天、妲上臈講了。

「じつは、この神島とは神さまが住まわれている島だと思ってやって来たのです。金でつくった丈夫な舟に乗り、大波小波を乗り越えてやって来たのです。私はみんなに知られるのがいやで、金の舟は神島の近くの海辺にうめてしまいました」
自己不是犯了甚麼事著關這裡來的、我聽講這條神島有神仙住到的、這就坐到金船一個人划啊划、來之後不想讓人曉得幫船埋起來了而已。

と、いいました。
原來別個是想看這島上真有神仙吧、這才來的、開到還是條金船。

それからというもの、漁夫たちはお姫さまの美しい顔を見ようと、毎日のようにお姫さまのところへたずねて行きました。
這事一傳開、一些個打漁的都曉得這島上有美女、天天開到船往這邊跑、當舔狗。

お姫さまは見られるのがいやで、あちらこちらと姿をかくしますが、小さな島なので、どこにかくれてもすぐに見つかってしまいます。
妲姬這就被這些個打漁的騷擾的好不舒服、直接躲起來不見了、但是這島他小、你再怎麼躲都是馬上被發現。

お姫さまが神島の岩屋(いわや)の中にかくれていますと、夜中ごろに庄屋(しょうや)がやって来て、
妲姬這就島上逽了個岩洞、這下以為清淨了、哪曉得大半夜地主又跑來的、這不是打漁的都來了。

「私の家が空いていますから、ぜひ来て下さい」
と、いいました。
地主這就講了、我屋裡大、要幫美女往屋裡邀。

そこでお姫さまは、庄屋の家に泊めてもらうことになりました。
妲姬可能也是覺得這荒島一個人住是不舒服哦、搬地主屋去了。

ある日、お姫さまがカガミを立ててお化粧(けしょう)をしていると、一人の若者が自分のカガミでしきりにお姫さまをてらしているのです。
但這天妲姬就跟往常一樣對到鏡子化妝、這就又到鏡子裡面幫條舔狗看到了。

お姫さまは、
「どうして、私をてらすのです?」
講你是到看甚麼。

と、聞くと、若者は、
「お姫さまが、とても美しいからです」
舔狗就講我看你長得乖。

と、答えました。
するとお姫さまは怒って、
妲姬這就有點發火。

「私のような者をてらしてもらっては、おてんとうさまに申しわけありません。どうか私をてらさないでください」
講我這種人配不上你、不要再對我有意思了。

と、いいました。
若者はそれでも、
「お姫さまは、とっても美しいかたです。おてんとうさまも、きっとそう思っています」
舔狗又繼續、講你長的這麼乖、想不有意思都難啊。

と、いうと、お姫さまはまた怒って、庄屋の井戸の中へカガミを投げこんでしまいました。
美女這就是一肚子火、直接提鏡子跑了、衝到水井邊上就用幫鏡子一掗。

それ以来、庄屋の井戸はもちろんのこと、島中の井戸の水は赤サビ色になってしまったということです。
自從發生這事過後村子就開始見鬼了、不僅是甩鏡子的水井裡面的水一股鏽味、全島的水源都是一個樣。

お姫さまが持って来たと伝えられる、掛け軸と守り刀が神島の波切不動(なみきりふどう)さんにまつられてあり、毎年、大晦日(おおみそか)の夜中にだけ、戸を少しだけ開けて見せてくれるそうです。
出了這事地主屋估計也是住不得了、又回去了原來的所在、反正就是每天躲到不讓見了、這就唯獨過年的這條年夜、門會開上一條小縫、看到別個美女到屋幫神仙拜到的

おしまい
结束

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