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福娘童話集 > 日本民間故事 > 001-030

第 7話
(日本民間故事 007)
ドロボウを追い出したおばけ

ドロボウを追い出したおばけ
四不像

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、あるところに、お金持ちのだんなさんがいました。
到好久以前這就一家大戶。

お金持ちでも心のやさしい人で、家でかっている動物を自分の子どものようにかわいがっていました。
這屋人富貴了也不忘要攢點德、對屋裡養的畜生甚麼的就稍微好些、牛呢甚麼的也就不殺了。

ところが悪い人にだまされてしまい、屋敷(やしき)から田んぼに畑まで、全て売ることになってしまったのです。
但這㫘看清合作的對象、一次失手讓別個幫自己的家產田地全部謀了去、這就要全部變賣填窟窿了。

「しかたがない。あきらめるとしよう」
瞬間這人變成光杆司令了、一下也是好不適應。

だんなさんが家族とそうだんしているのをネコが聞いて、ウマ小屋にとんでいきました。
就到家主到跟屋裡人討論變賣家產這事的時候、屋裡養的這些個畜生也是聽到了。

「ウマどん、ウマどん、たいへんだ!」
ネコから話を聞いたウマは、
第一個聽到的是貓、貓就好急的去跟馬交待了。

「それはいかん。なんとかしなくては。すまんがイヌやニワトリもよんできてくれ」
馬一聽屋裡破產了、那自己不是馬上也要變成火鍋了啊、這案子搞不好的、又要喊來狗雞一起商量。

そこでネコは、この家にかわれているイヌとニワトリもよんできました。
貓就跟到去幫狗和雞叫到馬邊上去啦。

「おらは長い間、この家でかわれてきたが、一度だってだんなさんにたたかれたことがない。いつだっておらの頭をなでてくれた」
四條畜生這就開大會、往大的講這屋人對自己有恩、自己要報、扯點實際的就是不想一起變成狗肉雞肉馬肉。

と、イヌが言いました。
狗姑且先是大義名分開的口。

「わたしだってどんなにかわいがってもらったか。もうタマゴをうまなくなったのに、だんなさんはちゃんとエサをくれるもの」
雞也講自己要抱這條恩、講自己已經是老母雞一隻啦、連蛋都生不出來、主人心好還是不願取我燉湯了。

と、ニワトリが言いました。
這就也表忠了。

ネコもウマも負けじと、だんなさんにかわいがってもらったことを話しました。
貓和馬也開始插兩句、反正現在意見就是定了。

「おらたち、どうしてもだんなさんに恩返しをしなくちゃなあ。・・・なにかいい方法はないものか?」
那就要想辦法解決當前這條案子啦、要看大家一起怎麼搞。

と、ウマが言うと、イヌが言いました。
狗先發言。

「むこうのとうげに一軒家(いっけんや)があって、ドロボウたちが住んでいるというぞ。あいつらをおどかしてお金をもらうのはどうだろう?」
講這錢㫘得了自然要去搞錢、哪個有錢就搞哪個的錢、這坡上就是賊頭屋、我們去搶他們的錢。

「そいつはいい。よし、みんなで出かけよう」
那好嘛、這案子可以。

ウマもネコもニワトリも、すぐにさんせいしました。
幾個人手一拍這案子就定了。

三匹と一羽は夜になるのを待って、とうげの一軒家に出かけました。
等天黑、搶賊頭去了。

こっそりと中をのぞいてみると、ドロボウたちはお金の山を前にして酒を飲んでいました。
偷偷站門口步一眼、裡面都是金山堆到的、竟然有那麼多錢、幾個賊頭現在聚到一起到吃酒。

ウマはみんなを集めて、小さな声で作戦を話します。
馬這就開始交待事等下要怎麼作了。

「いいな。それじゃいくぞ」
那就這麼搞啊、你們要記清楚起來啦?

ウマがしょうじの前に立つと、そのせなかにイヌが乗り、イヌのせなかにネコが乗り、ネコのせなかにニワトリが乗りました。
馬突然就是前蹄一挺、紙窗戶上面一貼、狗上去了、騎馬頭上、雞看到狗好了、自己翅膀一扇、狗背上停到了、最後就是貓往雞身上一跳。

「よし、せいの!」
準備好啊!

三匹と一羽は、いっせいになきました。
這就牛馬豬羊看準時間齊嘶。

「ヒヒーン! ワンワン! ニャーオ! コケコッコー!」
四獸齊鳴。

さあ、ビックリしたのはドロボウたちです。
賊頭正喝酒起勁、聽到聲音、甚麼卵?對到門口一望。

奇妙な声のする方を見たら、しょうじにバケモノのかげがうつっているのです。
門外面這是條甚麼傢伙的影子哦?一個個都有點慌了、這聲音聽到也不對啊、越想心裡就越毛、又繼續參照這條影子。

「ひゃあー! バ、バケモノだあー!」
我日!鬼!

ドロボウたちはお金をほうりだしたまま、われ先にと逃げていきました。
這就幾個傢伙瞬間的求生本能驅使自己狂奔、眼前的一切先莫去管、幫自己命護下來再慢慢想。

そのすきに、ネコとウマとイヌとニワトリは、ドロボウのお金をのこらずふくろにつめて、大喜びで家にもどってきました。
幾條禽獸看得了逞、馬上趁到賊頭腦鬠暫時短路、快點幫錢全謀了、拼了老命幫錢全往馬背上駝、這就一車拖走了。

「だんなさん、どうぞこの金を使ってください。おらたちのおんがえしです」
等到了屋、主人面前一站、講我們四兄弟來報恩了。

「おおっ、ありがとう、本当にありがとう」
這人瞬間也是聽懂了獸語、跪到感謝。

だんなさんは動物たちのおかげで、屋敷も田んぼも畑も売らなくてすむようになりました。
這就這麼一車錢的事讓屋裡幸免於難了。

そこでネコとウマとイヌとニワトリは、もとどおりのしあわせな毎日を送ったという事です。
這四兄弟也是如了自己願、繼續輕鬆日子過到的、死之前也是講都不要下油鍋了。

おしまい
结束

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