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福娘童話集 > 日本民間故事 > 031-060

第 33話
(日本民間故事 033)
庭はきこさじ

庭はきこさじ
鹹魚翻身

日本語 ・日本語&中国語

♪音声配信(html5)
朗読者 : ひろりん

むかしむかし、福井県の坂井郡には、『こはな』という、それはそれは可愛らしいお姫さまがいて、お殿さまはとても可愛がっていました。
到好久以前福井県坂井郡的藩王有一個花花公主、對她特別好。

ところがこのお姫さまは、お城の庭掃除の『こさじ』という若者に思いを寄せていました。
但問題出到城裡面有條喊小佐治的鏟垃圾的被花花看上了眼。

しかし二人は身分が違いすぎた為、まわりの人々に話す事さえ出来ません。
花花作不了主、鏟垃圾的就更㫘這個能力了。

そうとは知らず、お殿さまは一の家老(かろう)の息子と縁談(えんだん)を決めてしまい、八月十五日に婚礼(こんれい)をあげるまで話を進めてしまいました。
而當時的重臣就到跟藩王談這子女的婚配問題、也是講幫自己兒走門親、結果就是到中秋節這天幫婚事定了。

悩んだ姫は、ついに病気になってしまいました。
花花曉得這事人一下不好了、飯也不怎麼吃開始得了病。

殿さまはびっくりして、大勢の医者に来て見てもらいましたが、誰一人、姫の病気を治せるものがいません。
藩王曉得花花情況後是駭了一跳、好多醫生一喊、但是都㫘用、畢竟無人曉得得是這條原因。

日に日に弱ってゆく姫の姿に心を痛めた殿さまは、ついに占い師を呼んでみてもらうことにしました。
但這一天天看花花這條樣子藩王自己也是煎熬、醫生不行就喊條天師來卜一卦。

すると占い師は殿さまに、
天師就這麼講了。

「姫さまのご病気は、ころも川のさけを食べさせると治ります」
と、言いました。
要喊藩王去取這衣川的鮭魚讓花花吃這病包好。

殿さまはそれを聞いて大喜びし、
藩王當下是也高興。

《ころも川のさけをとってきた者を姫の婿とする》
と、おふれを出しました。
不曉得是這魚難取還是甚麼、直接布告一貼、講哪個可以取得魚醫好花花就是我女婿。

さっそく十数人の家来たちが、われもわれもと、ころも川に行きましたが、不思議な事にさけは一匹もとれません。
這就一看有機會、上陣的都是藩王邊上打工的傢伙、全想結這個親、河頭一跑、但就是㫘個人取上去一尾魚。

その翌日も大勢の人が挑戦しましたが、小魚一匹かからず、皆もどって来ました。
第二天大家都曉得了、來的人就是更多了、但是依舊卵彈琴、天師還是天師、這方面就是專業。

最後に、こさじがとりに行きました。
對到最後的重頭戲、小佐治上陣了。

こさじは、舟に乗り川の中ほどに来ると、
這就坐一扁舟。

♪きのもきた、けさもきた、ころもがわ
♪すそやぶれて、さけあがる
先到船上幫歌唱到、
昨天來、今天來、天天來。
衣服刮破了不要緊來杯酒。


(来たと着た、鮭と裂けをかけてあります)
估計是這酒跟鮭同音。

と、歌を一首よむと、たちまち魚が舟の中へ入ってきたのです。
魚一聽是喊自己來、這就船上一跳。

さて、こさじは喜んで城へさけを届けたのですが、すでに手遅れで、姫はたった今、死んでしまったのでした。
小佐治得魚了、笑了個卵脬翻天馬上快往城裡面趕、那曉得遲啦、晩了、等小佐治人來了、花花都已經死了。

皆がなげき悲しむなか、こさじはこんな歌をよみました。
這就看到所有人都到哭喪、但是小佐治則是又幫歌一唱。

♪しでやまか、さんずのかわか
♪こさずに、おれたら、またもどれ
死之山 三途川
不越重逢時


(越さずにおれたらと、こさじにほれたらをかけてあります)
啊、我喜歡你啊、花花、快醒來。

すると驚いた事に、姫はむくりと起き上がると、死の世界から見事戻ってきたのです。
這就真的花花還魂了、從死國歸來。

お殿さまは大喜びです。
藩王看到了笑卵翻天。

「おおっ、見事見事。よくぞ姫の病を治してくれた」
一口一個好好好、人到興頭上。

身分の違いはありましたが、こさじはお殿さまに気に入られて、二人はめでたく夫婦になったそうです。
雖然是條鏟垃圾的、但是被藩王看上、給你過把刀劍你也就不是鏟垃圾的了、後面也是講花花和小佐治結了婚、兩條人走一起去了。

おしまい
结束

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