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福娘童話集 > 日本民間故事 > 031-060

第 44話
(日本民間故事 044)
うどどん

うどどん (健全普通話版)
雲吞

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、薩摩の国(さつまのくに→鹿児島県)に、うどどんという大きな大きな大男がいました。
在很久很久、於薩摩國就有著這麼一位是叫做雲吞的超級超級超級大猛男。

その大きさは、片方の足は加治木(かじき)の岩岳(いわだけ)のふもとに、もう片方の足は国分(こくぶ)の田んぼのまん中において、桜島を枕に寝ていたというほどです。
要說人家到底有多大、人家的一隻腳呀、一邊就踩的是這加治木岩岳山腳、而另一隻則是能踏在了國分的田坊中間、最後呀、自己連睡覺時都是依靠著這個櫻島當做自己的枕頭呢。

ある夏の事、のどがかわいたうどどんは、周りを見回しました。
現在就說說在有一個夏天裡發生的件事情吧、夏天呀、雲吞他口渴了、於是乎呢、左望望右瞧瞧的開始了是在到處東張西望呢。

「どこかに、冷たい水はなかろうか」
甚麼地方能找到口甜甜的涼水喝喝解下渴呀。

でも近くは小さな川ばかりで、うどどんがたっぷり飲めるほどの水はありません。
雲吞雖是這麼想到、但附近的周圍盡都只是些小河小溪、就這一丁點兒呀、是根本就不能夠雲吞他喝上一口的呢。

「ちと遠いが、川内川(せんだいがわ)にでも行こうか」
地方呢、是稍微有點遠了、但我還是去一趟川內川吧。

うどどんは山をふみこえて、川内川まで出かけて行きました。
雲吞開始了他的跨越一座座大山的行動、向著川內川而行。

さて、川内川の一番深い倉野のふちに行ってみると、冷たい水がごうごうと流れています。
現在就說說等雲吞是來到了這川內川最深部的一處倉野泉、就這裡冰冰的涼水它是嘩嘩直冒呢。

「よしよし、これならたっぷり飲める」
好呀好呀、這下是可以盡情的暢飲咯。

うどどんは水を飲もうとしましたが、しかし体があまりにも大きいので、かがむだけでも大仕事です。
雲吞這就正準備把涼水給喝起來的時候、一下子就出現了自己的身形因為是太龐大的緣故、現在就是連把身子給屈下去都是費勁極了呀。

うどどんは右足を須杭(すくい)のくのせの岸に、それから左の足を荒瀬(あらせ)のてっぺんにかけて、お尻を牧(まき)の峰におろしました。
所以說呢、雲吞他是調整了一下身形、右腳須杭久野瀬岸一踩、左腳又是來到了荒瀨的最頂端、接下來就一屁股朝著牧峰而坐。

そして大きな口を水につけると、
終於呀、那一張大嘴現在是可以夠上了涼水咯。

「ごくりっ、ごくりっ」
咕嚕咕嚕、咕嚕咕嚕

と、飲み続けました。
雲吞他就是一個勁的開始狂飲呢。

すると川の水がどんどん減って、口の中に川の砂が入ってしまいました。
就這樣、以肉眼可見的速度能發現現在河裡的水是越來越少越來越少、直到一口河沙還有淤泥都是給雲吞吃到了嘴裡。

「ぺっ、ぺっ。口がジャリジャリする」
呸呸呸、幹、嚼到了一口沙。

うどどんは口の中の砂をはき出し、その砂がたまって出来たのが今の市比野(いちひの)の丸山(まるやま)だそうです。
這一嘴泥給雲吞口中一吞、連忙就是快吐出來呀、而也就是當時那一口吐出來的沙、時隔多年以後呀、現在竟然就是變成了人們所認識的市比野的那座丸山了。

それから牧の峰のてっぺんが平たくなっているのは、うどどんが水を飲んだ時にお尻でこすったからと言われています。
還有一個小插曲、那就是為何關於牧峰的山頂它是如此的平整這件事、據說就是當時雲吞他當時的一屁股坐在山上喝水、磨呀磨呀磨、給人是磨平的呢。

おしまい
结束

↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓

うどどん
餛飩

むかしむかし、薩摩の国(さつまのくに→鹿児島県)に、うどどんという大きな大きな大男がいました。
到好久以前這就薩摩国、有一條身高巨大的猛男名字喊餛飩。

その大きさは、片方の足は加治木(かじき)の岩岳(いわだけ)のふもとに、もう片方の足は国分(こくぶ)の田んぼのまん中において、桜島を枕に寝ていたというほどです。
這猛男就不是一般的猛啦、是好猛好猛、一踋就是幾公里、睡覺都是山當床。

ある夏の事、のどがかわいたうどどんは、周りを見回しました。
這就有年夏、這夏天天氣熱、餛飩嘴巴渴就想吃水、到處望到的。

「どこかに、冷たい水はなかろうか」
就想逽甚麼地方有冰涼水吃上兩口。

でも近くは小さな川ばかりで、うどどんがたっぷり飲めるほどの水はありません。
但是邊上都是些小小河、這點餛飩完全看不上、就算是要吃也不夠啊、乾了都不得解渴。

「ちと遠いが、川内川(せんだいがわ)にでも行こうか」
うどどんは山をふみこえて、川内川まで出かけて行きました。
就想講繞個遠路、去上躺川内川、幫那裡的水呋了。

さて、川内川の一番深い倉野のふちに行ってみると、冷たい水がごうごうと流れています。
這又深入川内川、進到倉野泉、這冰水吃起來舒服啦、涼涼的。

「よしよし、これならたっぷり飲める」
爽、開搞!

うどどんは水を飲もうとしましたが、しかし体があまりにも大きいので、かがむだけでも大仕事です。
餛飩開始架勢、但是這人大、人想低到地上去都難、就跟歐洲人蹲不得所以只能坐馬桶一樣。

うどどんは右足を須杭(すくい)のくのせの岸に、それから左の足を荒瀬(あらせ)のてっぺんにかけて、お尻を牧(まき)の峰におろしました。
這就只能調整姿勢、變到個法子幫水吃了啦、先是伸展開來身軀、左踋須杭久野瀬岸一踩、右踋荒瀬頂一站、屁股再又牧峰一穩。

そして大きな口を水につけると、
「ごくりっ、ごくりっ」
と、飲み続けました。
反正就是調整了這條姿勢之後餛飩嘴一張、可以吃水了。

すると川の水がどんどん減って、口の中に川の砂が入ってしまいました。
「ぺっ、ぺっ。口がジャリジャリする」
這就看到這附近河流的流向都不對起來了、好像是同正到死亡一樣逐漸乾枯、最後無水再湧、餛飩嘴巴裡面入了一口沙。

うどどんは口の中の砂をはき出し、その砂がたまって出来たのが今の市比野(いちひの)の丸山(まるやま)だそうです。
這就嘴巴裡面渣子一吐、現在市比野的丸山據講就是這一口沙過吐的。

それから牧の峰のてっぺんが平たくなっているのは、うどどんが水を飲んだ時にお尻でこすったからと言われています。
再後面牧峰也不是講平了嘛?為甚麼這山頂這麼光滑啦、原因就是當時被餛飩屁股坐上面吃水時候磨的、人反正都這麼傳。

おしまい
结束

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