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福娘童話集 > 日本民間故事 > 031-060

第 54話
(日本民間故事 054)
おふろはこわい

おふろはこわい (健全普通話版)
洗澡桶太可怕

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、あるところに、まだ一度もおふろを見たことのない人たちの村がありました。
在很久很久以前、就有著這麼一個地方、這是一個一輩子也沒有見過洗澡桶的小山村。

ある時、この村のお百姓(ひゃくしょう)さんがよその村へ行ってお風呂(ふろ)を見ました。
而就是有一天呀、這個村子裡面的一名百姓碰巧去其他的村子裡閒逛、然後就是看見了洗澡桶這麼個稀罕玩意兒。

「なるほど、これはいい物だな」
天啦天啦、原來世界上還有個這麼的好玩意兒呀。

家にもどってくると、さっそく自分で風呂おけを作って、その中にお湯を入れました。
回到了家中、得到了情況的這個百姓連忙就是自己給自家打造了一個洗澡桶這樣、完事又是給裡面倒入熱水。

うわさを聞いて、近所の人たちが集まってきます。
聽到了村子裡面有人打造前所未有的稀罕玩意兒洗澡桶、所有附近的村民都是過來旁觀湊熱鬧了呀。

「なんてでっかいたるだ、まるでかんおけみたいじゃないか」
天啦、這個大玩意它可是個啥呀、我咋怎麼看怎麼都覺得就是一口棺材呀。

「なんと、あの中に入って体をあらうんだと。お湯がよごれてしまっては、あとで使うこともできまい」
啥玩意兒、進到這裡面去洗淨身子?那這樣一搞不是把辛苦燒好的水都弄髒浪費了嗎、到時候還怎麼用呀。

みんなは首をかしげながら、風呂おけをとりかこみました。
大家一個個的就都是匪夷所思想不明白呀、總之現在就是一群人在圍著這個洗澡桶到處打量呢。

そこへ、畑に行っていたこの家のおばあさんがもどってきました。
而也就是在這個時候呢、這戶人家的婆婆、她從自家的菜園子裡面是幹完活回來啦。

「さあ、おばあさん、お風呂に入ってください。これは体をあらうのに、とてもべんりなものだそうですよ」
婆婆、你總算回家了呀、趕快的把洗澡桶給進了吧、這是專門用來洗澡的一個時髦玩意兒呢。

「とんでもない! こんな大きなおけに入ったら、出られなくなってしまう」
啊啊啊!啥玩意兒呀這是?你跟我說啥?這麼大的一個木桶、我進去了之後到時是要得怎麼出來呀。

「大丈夫。ここにちゃんとふみ台があるから」
沒問題、我全部的都想好、你看這不是有可以踩踏的階段嗎。

お百姓さんに言われて、おばあさんはしぶしぶ着物をぬいでふみ台にのぼりました。
被老伴再三強調是沒事、老婆婆雖說有點不情不願吧、但還是脫起了衣服一步一步上了階段。

でも足がよごれているので、このまま入ればお湯がよごれてしまうと思い、頭からふろおけにとびこんだのです。
但這個時候人家一想、我的腳這不還是很髒嗎、就這樣進入到乾淨的熱水裡、那不就是把水給弄髒了嗎、不行、我得倒著頭先進。

「た、たいへんだー!」
喂喂喂、出事啦!

みんなはあわてて、おばあさんを引っぱり上げました。
事情的結局它變成了一個啥?那就是所有人都慌慌張張的開始一個個拉起了婆婆去啦。

ぐったりとのびてしまったおばあさんを見て、みんなは口々にいいました。
最後等大家都是看到了婆婆被救出後那個如臨大劫的一場的狼狽樣、紛紛都是當場脫口而出呀。

「ああ、お風呂はおそろしい」
天啦天啦、洗澡桶真是太可怕了呀。

おしまい
结束

↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓

おふろはこわい
水棺材

むかしむかし、あるところに、まだ一度もおふろを見たことのない人たちの村がありました。
以前住山上的這農民就不曉得城里人還有洗澡這麼條習慣、看到人屋裡那麼大條木桶子放到就不曉得是搞甚麼的。

ある時、この村のお百姓(ひゃくしょう)さんがよその村へ行ってお風呂(ふろ)を見ました。
這天山上的村民就往山底下走啊、看到鄰村這屋裡也開始裝桶子了、一問。

「なるほど、これはいい物だな」
原來還有這麼條好傢伙啊。

家にもどってくると、さっそく自分で風呂おけを作って、その中にお湯を入れました。
這就曉得了、自己回去後也是幫條木桶一裝、倒水進去泡下子看是甚麼感覺啦。

うわさを聞いて、近所の人たちが集まってきます。
全村聽到了風聲、也都過來看這條新玩具。

「なんてでっかいたるだ、まるでかんおけみたいじゃないか」
這就想這傢伙打口棺材幫自己裝進去是甚麼案?都不怕死的啊。

「なんと、あの中に入って体をあらうんだと。お湯がよごれてしまっては、あとで使うこともできまい」
後面一打聽這傢伙是用來洗澡的、那這就又想、你人身上蛆卵黑的條、一跳水裡面去這不幫水都浪費了啊、就感覺那麼一大桶水可惜了、這是炦的還要柴火燒啦。

みんなは首をかしげながら、風呂おけをとりかこみました。
一群人就這麼到對到人洗澡桶認、到那裡議論。

そこへ、畑に行っていたこの家のおばあさんがもどってきました。
這就等到主人一進屋。

「さあ、おばあさん、お風呂に入ってください。これは体をあらうのに、とてもべんりなものだそうですよ」
屋裡小兒就跟老頭講這洗澡水燒好可以進去了、要人也去試。

「とんでもない! こんな大きなおけに入ったら、出られなくなってしまう」
但是屋裡老杆子看到自己兒跟自己打了一口棺材是怎麼都不願進、怕這桶子大了到時候出不來。

「大丈夫。ここにちゃんとふみ台があるから」
看熱鬧的這也就慫恿、講跟老頭搭個板凳、想親眼看到別個幫這口棺材進了、看是甚麼案。

お百姓さんに言われて、おばあさんはしぶしぶ着物をぬいでふみ台にのぼりました。
老頭這也就被逼到上陣啦。

でも足がよごれているので、このまま入ればお湯がよごれてしまうと思い、頭からふろおけにとびこんだのです。
但心想自己這踋不乾淨啊、進了桶子不是幫一大桶水白白浪費了、這就頭先進、踋浮天上、這麼個倒插法入場了。

「た、たいへんだー!」
みんなはあわてて、おばあさんを引っぱり上げました。
這勢頭瞬間就不對啦、看人到棺材裡面撲、眾人一慌連忙幫老杆子雙踋一扯要拉人上來。

ぐったりとのびてしまったおばあさんを見て、みんなは口々にいいました。
看到這人只下去就這一秒就變成這樣子、被拉上來就跟撿回一條命樣的。

「ああ、お風呂はおそろしい」
這就都到哪裡嘆、這水棺材是真危險。

おしまい
结束

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