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福娘童話集 > 日本民間故事 > 031-060

第 58話
(日本民間故事 058)
長者の森

長者の森
地主林

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、ある山のふもとに二軒の家がありました。
好久以前這就一座山、山底下有個踋、這山踋底下就兩間屋子起到的。

二軒の家は、どちらも貧しい炭焼きの家でした。
這兩家人都窮、還全是燒碳的。

ある日の事、一軒の家には男の子が、もう一軒の家には女の子が生まれました。
巧的事不止是作的事同樣、連生兒都巧、剛好一屋生兒一屋生女可以配啦。

そして二人の父親は、子供たちが大きくなったら結婚させる約束をしました。
這就你我兩屋都是碳工、門當戶對、你屋兒以後就娶我屋女啦、這就小時候就幫這事講好了。

ところがこの女の子には、山の福の神がついていました。
但看似平凡的兩個家庭其實也不平凡、比如講這屋女、他屋女就有福星罩。

女の子が山へ行くと、ただの木の葉や石ころまで、みんなお金にかわってしまうのです。
這女只要一上山玩、花草樹木、摸到無一不點石成金。

そんなわけで、女の子の家はお金持ちになっていきました。
後面就因此之故、生條女發財了、一屋有了錢。

しかし男の子の家の方は、あいかわらず貧乏なままでした。
但是生兒這屋還是窮啦、一屋煤炭工。

やがて二人の子供が年頃になったころ、男の子の父親はむかしの約束を思い出して、息子を婿にしてくれと女の子の家に申し出ました。
這就等到了年紀、男的屋看自己兒大了準備談婚配的時候、想到了當年訂的娃娃親、自己屋窮就送兒過去當上門女婿。

女の子の父親は約束を守り、二人は夫婦になりました。
別個屋裡也是還算記得這當年承諾、一男一女就這麼成了夫妻。

福の神のおかげで家はますます豊かになっていき、長者屋敷といわれる屋敷には、蔵がいくつもいくつも建ち並びました。
因為有福星的緣故、這後面還是繼續旺到的、最後變成了大地主、屋裡的倉庫是越修越多。

さてそうなると、主人にはおごりが出てきました。
遊びに出て夜遅く戻っては、冷めてしまった料理を見て、
這就等男的繼承了家業、屋裡有了錢也是越來越狂。
經常就玩到大半夜才回來、這就飯菜都冷啦。


「こんな冷たいものを、食べられるか!」
と、妻をどなりつけるのです。
但是人要吃熱的啊、就又要人重新𤏪、還幫堂客罵一餐講讓自己吃冷飯。

そこで妻は考えて、ある夜、熱いそばがきを出しました。
しかし、ぜいたくに慣れた主人は、
「なんだ、こんなまずい物!」
人這就又跟他熱了碗蕎麥面
但是男的吃了一口感覺不好吃、這就又罵。


と、言うと、足で蹴り飛ばしたのです。
罵完了又跟堂客膼上一踋啦。

すると、ザワザワという音と共に、蔵からたくさんの穀象虫(こくぞうむし)と白い蛾(が)が出てきました。
這就一下、突然屋裡的倉庫有動靜了、裡面的米蟲還有飛蛾開始躁動了。

それは主人のふるまいに怒った福の神が、米を全部虫や蛾にしてしまい、自分も立ち去って行く姿だったのです。
這是為甚麼啦、是因為福星曉得這事發火了、自己過走了不沾這男的了、走之前還要召一潽蟲出來幫自己之前搞的東西處理了。

それからは主人は何をしても失敗ばかりで、やがて広い屋敷もなくなり、一家は行方知れずになってしまいました。
這就屋裡倉庫裡面庫存一下全被蟲蛀爛完的、福星走了後男的也是一直倒黴運、最後大房子也爛了開始不住人、這人後面跑甚麼地方去了就過不曉得了。

それから月日が流れて、かつての長者屋敷は森になりました。
最後這爛的屋子就開始長草、後面蘑菇啊樹苗啊甚麼卵都出來了、最後這地方過變成條林子了。

人々はそれを「長者の森」と呼び、ぜいたくやおごった心を持たぬようにとの、戒めにしたということです。
後面過就幫這地方喊成了地主林、屋裡小卵日要吵到買新玩具甚麼啊、屋裡老家夥就跟小卵日講這地主林的故事、騙小卵日不敢繼續吵。

おしまい
结束

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