| 
     | 
      | 
     
      福娘童話集 > 日本民間故事 > 091-120 
      第 118話 
         (日本民間故事 118) 
          
         
鬼子母神さま 
      鬼子母神 
       
      ・日本語 ・日本語&中国語 
      
      むかしむかし、狭山(さやま→埼玉県南部)のある村に、鬼女(おにおんな)が現れました。 
        到好久以前這就狭山住鬼婆、一條村裡面的人這就都怕。 
         
      「子どもはどこだ! 子どもはどこだ!」 
        
      鬼女は大きなつむじ風とともに現れると、遊んでいた子どもを一人さらっていきました。 
      相傳這鬼婆最喜歡抓小兒上山、看到哪個小兒到外面淫(音厭)汰、一陣妖風一刮、就幫你抓上山去了。 
       
      それからは夕方になると大きなつむじ風とともに鬼女が山からやってきて、子どもを一人さらっていくのです。 
      這天就有一條小兒不聽話、不相信自己媽跟自己講這外面有鬼婆會捉人、跑出玩去了、這就一風妖風來啦。 
       
      「子どもはどこだ! かくれても、においでわかるぞ! くんくん。そこだなー!」 
        
        親たちが子どもをかくしても、鬼女は鼻がいいのでにおいで見つけられてしまいます。 
        
        おかげで村は子どもたちの声がしない、さびしい村になってしまいました。 
        小卵日快點跑回屋幫門一鎖跟自己媽講原來真的有鬼婆、這就快鑽媽懷裡躲到、鬼婆這就狂敲你屋門啊、別個鼻子好聞的出、你騙她根本㫘用。 
        敵不過這鬼婆每天上門來搶小兒、後面這一村過就只剩大人了。 
         
      困った村人たちは、お釈迦(しゃか)さまがいると言われている山にのぼっていきました。 
      村裡面聽講這世界上佛祖啊、別個發力通天、喊他來幫自己治下子鬼啊。 
       
      やがて雲の間から姿を現したお釈迦さまに、村人たちは手をあわせてお願いしました。 
      這就上了靈鷲山、看到雲上的一尊大佛一座、村民齊跪、要請人佛祖跟自己下山弄鬼了。 
       
      「村に鬼女がやってきて、子どもをさらっていくのです。どうかお助けくださいませ」 
        
        するとお釈迦さまが、村人たちに言いました。 
        佛祖聽了個詳細、這麼到講了。 
       
      「わかりました。わたしが何とかしますから、どうぞ安心なさい」 
      你們先回去、這事我想辦法幫你們辦了。 
       
      お釈迦さまがさっそく鬼女のところへいってみると、鬼女にさらわれてきた子どもたちが穴ぐらの中で泣いていました。 
      佛祖這就開了天眼對到鬼婆洞中一照、看到一村的小卵日們是全部都被鬼婆關到一條狗籠子裡面哭。 
       
      このひどい鬼女ですが、この鬼女にも自分の子どもがいるのです。 
      佛祖這就想了、魔鬼魔鬼互相磨、這鬼婆弄人小兒我就弄她小兒、你㫘小兒我就跟你生小兒、狠還是佛祖狠。 
       
      それも一人や二人ではなく、なんと一万人もです。 
        
        鬼女はその子どもたちを、 
        一生就直接是一萬條、就跟條魚抱卵樣的。 
      鬼女看到自己也能生兒了、這是突然好高興。 
       
      「おお、わたしの子は、なんてかわいいんじゃろう」 
        と、だきしめるのです。 
        一下就是我的乖寶寶啊、我的乖寶寶啊、到那裡護到自己的兒。 
       
      それを知ったお釈迦さまは、鬼女が出かけたすきに鬼女の子どもを一人連れて帰りました。 
      佛祖看到兒長的差不多了、這就有天趁鬼婆前踋剛走、手一揮就幫人兒其中一條召自己面前來了。 
       
      さあ、自分の子どもが一人いない事に気がついた鬼女は、 
      鬼婆回了洞後看到一萬個中少了一個、這一下就開始急了。 
       
      「わたしの子どもが、一人いない! わたしの子、どこへいったの!?」 
      と、くるったように探し回りました。 
      我的乖寶寶啊、我的乖寶寶啊、你到哪裡啊? 
      這就瘋狂的開始逽、逽不到就又從一數到一萬瘋狂的數、但數幾遍怎麼都是只有四位數。 
       
      そこへ、お釈迦さまが姿を現しました。 
      佛這就讓鬼婆看到自己、到別個面前顯了形。 
       
      「ああ、お釈迦さま。ちょうどよいところに。実はわたしのかわいい子どもが、一人いないのです」 
      鬼婆看到佛祖來了、還以為是要來救自己了、開口就講自己不見了一個仔、是不是曉得自己急跟自己逽來了。 
       
      「それはかわいそうに。・・・ところで鬼女よ。お前は一万人も子どもがいるが、一人でもいなくなるとそんなに悲しいのか?」 
      佛祖就講是啊、我看你好急、但你這也貪心啊、你不是有一萬條崽子啊、少一條又怎麼了嘛?你要想自己還有九千九百九十九條啦。 
       
      「はい、それはもちろんでございます。たとえ一人でも、いなくなれば生きた心地がしません」 
      鬼婆就講不行、這一萬就是一萬、少了一個都不行、你那麼肥我也㫘看你肯分我一坨肉吃啦。 
       
      「うむ、そうであろう。親とは、そういうものだ。しかしそれなら、お前に子どもをさらわれた人間たちの気持ちも、わかるのではないか?」 
      佛祖這就當即割肉喂鷹喂起了鬼婆、講這大家都是我的兒、不倫是你的、還被你捉走的、包括你在內、我都痛、你若是可以讓我少痛一些、我也就能也讓你少痛一些。 
       
      「・・・あっ!」 
      鬼婆這就一驚呼、曉得這他媽是佛祖專門跑過來搞自己了。 
       
      「そうだ。子どもがいなくなったお前同様、人間たちも子どもがいなくなって悲しんでいるのだ」 
      お釈迦さまはそう言うと、鬼女の子どもを返してやりました。 
      佛祖最後還是退了鬼女兒、但也曉得終歸鬼婆不得是自己、人能渡的總歸只有自己。 
       
      「お許しください! わたしがわるうございました!」 
        
        すっかり心を入れかえた鬼女は、子どもたちを村へ帰したのです。 
        鬼女若真是佛那就不得退走被自己抓走的兒、畢竟哪個得幫自己兒跟別個過啦、用這不是自己所生的傢伙換來自己親生、這才是鬼婆真正盤算、人之痛又與自己何干啦、不是理解了他人之苦、而是苦到了自己的心、終究在乎的還是自己。 
        但這事最後也是讓鬼婆退回去了小兒。 
       
      その後、鬼女はお釈迦さまの弟子となり、鬼子母神(きしぼじん)と呼ばれる安産と子どもを病気から守る神さまになったのです。 
      最後鬼婆曉得了自己萬條小兒是佛祖所賜、尊了人為師、也是依人吩咐修德、幫助那些個以前被他害過的人、後面則成為了幫人安產還有祛病的鬼子母神了 
      おしまい 
        结束 
         
        (回到上一页) 
         
        
 
     | 
      | 
     |