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第 284話
(日本民間故事 284)
白蛇の精

白蛇の精
黃金游泳池

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、とても芝居の上手な旅の役者がいました。
到好久以前就有條全國各地到處走的街頭藝人、靠賣藝為生咯。

ある日、故郷(こきょう)から手紙が届きました。
役者が手紙を開いてみると、
《母が病気。すぐ戻るように》
と、書いてあります。
有天就有熟人逽到他人幫他手上塞了封從自己屋裡託來的飛信。
一打開上面是這麼寫到的、好傢伙、這夾卵啦、現在一下曉得了自己屋裡面的老母親害病了、這不馬上回去不行啊、信裡面催的還急啦。


お母さんを心から大切に思っている役者は、すぐに故郷へ帰ることにしました。
賣藝的是瞬間收拾好了行李、就準備跟你個三五天快馬加鞭的快點到屋、問驛站借馬去了。

役者は走って走って、峠の下の茶屋にたどりつきました。
一路急馳、這心裡急的要快、但真等實際上那麼幾踋路一跑這不歇又不行、賣藝的看到個茶水鋪子馬上坐落去準備先吃口水去了。

ここで腹ごしらえと休憩をして、さあ行こうとしたときに茶屋の主人が言いました。
跟老闆講快點跟自己搞點吃的喝的、自己等下還要馬上急到趕路、好急。

「この先は暗い山道で、そろそろ日も暮れて真暗闇になります。
その上、恐ろしい化物が出るとの噂もあります。
今夜はここに泊まって、明日の朝に行かれてはいかがでしょう」
但人老闆喊他莫急、看別個這麼大身汗、又看現在天色已晚、講你這麼急是要急到奔命去啊?你準備吃完就走?現在都這個時候了我建議你莫去、這去了就肯定是投胎了、到時就是永遠都趕不到邊的、我不騙你、這山上有妖怪的、你今天還是到我這裡歇一夜明天等天亮再走。

「ありがとうございます。ですが」
役者はていねいにお礼を言ってわけを話し、茶屋を出て行きました。
賣藝的示意感謝老闆提醒、但是表明自己不留、吃完東西又快吃了幾口水準備繼續再趕這條夜路了。

山道は茶屋の主人の言った通り、足元が見えないくらいの暗闇に包まれてしまいました。
這山道上的小路有不有妖怪不曉得、但確實黑是黑了個卵脬翻天、至少店家之前講這一到半夜山上烏漆麻黑的一點都看不到、從這點出發是完全不假。

役者は手さぐりで少しずつ進みましたが、これではいつ足を踏みはずすかわかりません。
走兩踋就都看不到東南西北了、完全是糞坑裡面摸蛆、有條火把都你媽好點啦、這林子的樹也密又高、幫星光都跟你擋死的。

「ああ、困った」
役者が、ため息をついたときです。
稀爛啦!這你媽想回去都回不去啦。
摸到根樹上等天亮再走算他。


バァッといきなり青い炎が燃えたかと思うと、あたりが急に明るくなりました。
但突然就是一下、不是甚麼都看不到嘛?要想有光啊?這就好像別個曉得這賣藝心裡想甚麼一樣、一團團冒到青炎的鬼火出現了。

そして目の前の古い大きな木が重なり合う中に、小さな家が見えました。
賣藝的看向這陣光源的盡頭、哪裡還有一條陰森的小屋。

かたむいた屋根には深い緑の苔(こけ)がびっしりと生えていて、扉は青いかびに染まっています。
也不能講是陰森、只是講古色蒼然這種、上面青苔甚麼的全都跟你長滿了、有種那麼跟大自然融為一體的感覺、這樣子看起來是肯定被廢棄好久不住人了咯。

それにそのまわりには人の骨か動物の骨かはわかりませんが、たくさんの骨が散らばっていたのです。
但你講他與自然融為一體也不對、這他媽就不自然、屋子周邊是撒滿了一片片的森森白骨、旁邊還漂到有鬼火、根本就是還是陰森森的毛骨悚然。

(もしや、これが茶屋の主人が言っていた・・・)
賣藝的一下人懵逼了、他之前以為別個老闆是開玩笑、想多賺自己幾個房費拉自己這個客。

役者がじっと家を見つめていると、中から一人のおじいさんが出て来ました。
但你媽現在看到這幕賣藝的人是直接講不出了話、但讓他更加震驚的還有、那就是此時從屋裡出來了一條人、這是條老杆子、這下是賣藝的連呼吸都不敢了。

おじいさんの頭は真白、顔も真白、着物も真白です。
因為那批兒的樣子就你媽不是一條人、而是一條像人的人、白頭白髮白顏白臉全你媽一身白、連身上批的那身破爛的白紗也是清一色的白、而且現在時間是半夜、這時候的白看起來更像是慘白的白。

ただ目と口だけが、青く光っていました。
但就唯獨別個嘴巴還有眼睛裡面閃到的是一陣駭人的青光、突然寧靜一下被打破、老杆子講話了。

「わしは白蛇の精、千年は生きておる蛇の魂(たましい)じゃ。
爹已經看到你了!不要你媽的再躲了、你今天是已經跑不脫啦!我是修成正果死後重新復甦的千年蛇魂!

実はお前の手紙、あれはわしが書いたうその手紙じゃ。
你是我的有緣人、就連那張熟人塞起你的信封也特別是我的手筆、送信人也是老子差遣、為了就是今晚與你這一晤。

聞くところによると、お前は化けるのが上手な役者だそうじゃな。
你不是會變嘛?今天就到老子面前讓爹親自看下子你是怎麼變的啦?

わしも化けるのには、多少の自信がある。
這附近有批兒跟我下了賭注、那傢伙跟我講你比老子還要厲害一些、老子不信、就過讓他幫你拐這裡來了。

そこでわしとどちらが化かすのがうまいか勝負をしたくて、ここへ呼んだのじゃ」
來、我現在跟你過這條殊榮、讓你親自跟我比屌。

役者は心底びっくりしましたが、演技で落ちついたふりをすると言いました。
賣藝的本來被嚇了你媽個半死、現在一聽是這條案子反而還安心了下來、他想自己專門靠這門手藝吃飯的、真要比八成也是心裡有底啦、重新鎮定了一下、賣藝的也打起精神講話了。

「いいでしょう。では、まずあなたから化けて見せてください」
那這麼到、你先示範一下讓我曉得是個甚麼流程跟形式啦、這麼我才曉得怎麼開始撒、到底是比甚麼?怎麼比?

「うむ。では」
就是這麼到、你看到我就懂了。

白蛇の精は青い目をギラリと光らせると、おまじないの言葉をとなえました。
蛇精講完、突就開始了演法、嘴巴裡面念出了一連串的魔咒。

するとみるみるうちに、あたり一面に黒い雲が現れて、その中から百とも千とも数えきれないくらいたくさんの神さまや仏さまや鬼などが姿を現しました。
這一下發生了甚麼啦?那就是黑夜突然亮成白昼、此時天上又是一片片黑雲涌現、就看雲影中是千佛萬魔神鬼羅漢自四面八方的開始齊聚、向到這邊呼嘯而來。

二人のまわりは、金色に光る神さま、象にまたがる神さま、まっ赤な炎をあやつる鬼、大きな刃を振りかざしながら踊る鬼たちでいっぱいです。
那他媽是來搞甚麼的啦?打麻將的來的、就看這些個傢伙全部都下到這兩人、蛇精和賣藝的之間開始搓起了麻將了、一下場面是變的跟菜市場一樣的好熱鬧。

次に白蛇の精は、ふっと息を吹きました。
但都這樣子了白蛇精他還㫘完、又是一口仙氣一吹。

そのとたんに黒い雲もたくさんの神さまや鬼たちも消えて、あたり一面がキラキラとまるで宝石をばらまいたようにまぶしく輝き出したのです。
就等你以為他又要搞甚麼的時候、各路鬼神齊散、等到甚麼都消失了之後兩人之間又是憑空多出了一座座金山銀山。

「どうじゃ。このわしに勝てるかな?」
你講這還有得比吧?你就那兩個變臉還想跟老子爭鋒啊?我是不曉得那批兒為甚麼得幫你吹那麼屌咯。

白蛇の精は、自信満々に役者の顔をのぞき込みました。
蛇精已經是覺得自己穩完了、都不要開始了、只要賣藝的一句自己服氣了、那這事就作數。

すると役者は道具箱を開けながら、白蛇の精を横目で見て言いました。
但賣藝的㫘被這宏偉的陣勢過嚇退、真還就打開了自己的手提箱搭起了棚子打算準備跟著白蛇精過兩下招了。

「確かに、お見事です。
你這確實是屌、我這其實都是假把戲、但你直接是跟我整一齣真的出來。

さてこの私は、いったい何に化けてみせましょうか?
但正所謂以假亂真、今天我就算自己變了個甚麼出來也肯定是不得讓你服氣的、這麼到、今天你講讓我變甚麼、那我就變甚麼、這麼到估計才得讓你服氣。

あなたのようなお方に、怖いものなどはないと思いますが、もしお聞かせ願えればありがたいですね。
你長這麼大有過甚麼怕的東西吧啦?你若是不信這個邪就跟我講、我現在人就站到這裡、無論他是甚麼、就算是千里之外、我也是信手拈來。

勝負とはいえ、相手の苦しむ様子を見るのはいいものではありませんからね」
雖講這只是條小把戲、比你起你的天兵天將、但演戲變化這東西就是要讓人去驚、等你怕的東西被我提到你眼前讓你親眼得以見證、是不是也就驚了啊?
不然我再變條甚麼到你面前都是輸撒。


「なるほど。
わしは怖いといったら、なめくじが怖い。
あれを見ると震えがとまらず、たちまち立ちあがれなくなるのじゃ。
してお前は、何が怖い?」
這麼到是把?那我怕鼻涕蟲、我現在跟你講了、你一條人又不會法術、你現在就跟我憑空掏一條出來啦、老子就不相信你現在身上帶的有、真可以變確實我也是開眼了、現在我既然跟你講了、那你也跟我講下子你怕甚麼、你若是㫘幫我嚇到、那老子等下也跟你變一條出來嚇下子你啦。

「わたしの怖いものといったら、大判小判です。
あれがたくさんあると、もう怖くて死んでしまいたくなります」
那我也就跟你講了、我這人天不怕地不怕最怕的就是這錢、你看你剛剛那座金山銀山幫我嚇的有好吃驚、我其實真正驚訝的都是不是一開始的天兵天將、而是你一口仙氣一吹之後的那一山的金銀珠寶啊。

役者はそう言ったかと思うと、道具箱からうす茶色の布を取り出してかぶりました。
好、不扯了、我們開始、你先等我準備一下啊、你看我就用這麼一塊布幫自己一包。

そして、ぬるぬると体をくねらせて、白蛇の精に抱きつきました。
然後我又扭扭扭啊扭、你看我現在的樣子像甚麼啊?你猜、來、再讓我摸下子你、你我看我身上是不是滑滑的、跟條泥鰍一樣、來、我數三二一、你快猜、三、二、
等賣藝的用手摸到蛇精、又是已經明顯的感覺到別個開始發抖後、猛然一抱開始啦。


すると白蛇の精は、青い目をまっ赤にして叫びました。
就是這一下讓白蛇精眼睛珠子都鼓完了、馬上是一個抽身和賣藝的拉開了好遠的距離。

「うぎゃーー! なめくじの化け物じゃー!」
甚麼卵!不可能啊!這他媽能是條鼻涕蟲精?伴豬吃虎專門跑過來陰老子來了!?怪不得那批兒講我肯定要翻車、這是下套子到用激將法害我啊!

そして泣きながら、住みかへと逃げ帰ったのです。
曉得自己被構陷、蛇王心裡面是越想越不甘、自己那麼多年的兄弟竟然是專門跟自己設了一場鬼門關、這一下哭出了聲、又想後面還有條鼻涕蟲殺手啦、快你媽跑命要緊啊、火速串逃了。

「わはははは。うまくいったわ」
役者は笑うと、うす茶色の布をかぶったまま朝を迎えて山を下りて行きました。
家に帰るとお母さんはもちろん元気で、役者が旅での話をすると楽しそうに笑いました。
而賣藝的此時只是看到自己一手的潤滑油、心想幸好老子今天準備的周全幫這瓶擓你媽包裡面的啦、不然就鐵定的你媽稀爛、也不曉得這變戲法的隨時包裡準備一瓶這傢伙是搞甚麼卵?想手快?不怕反而還滑了去翻車了啊?反正賣藝的後面是笑卵翻天有驚無險的回了屋咯、既然都走這麼遠路了、就講順便回去下子看一下媽、回去之後看到自己媽健康、又過開始扯起了卵談講自己這半路上的退蛇功績。

さて、その日の真夜中のことです。
但就你媽半夜、這過一下不對了。

急に家がガタガタとゆれ出すと、壁を突き破って一匹の大きな白い蛇が入って来たのです。
是這麼到的、蛇王回去之後是越想越氣最後硬是氣不過又回頭轉過來報復來了、這人半夜睡你媽的床上、突然好傢伙、牆踏了大半邊。

そして役者を見ると、青い目をギラギラ光らせて、
賣藝的一睜眼又過幫那條蛇看到了、別個也看到你的、大眼噔小眼、反正就是你晚上睡酒店來幾條查房的兩把手電筒對到你臉上打這種樣子咯。

「夕べは、よくもやってくれたな。お前もも、恐ろしい目に合わせてやる。それ! お前が怖がっていた小判だ!」
就聽到蛇王一吼!操你媽啊!那天嚇老子條半死!差點魂你媽都被你搞㫘得了!老子也要你曉得甚麼是怕!

と、大判小判を滝のように降らせて、帰って行ったそうです。
甚麼是怕?那就是大蛇他怕了這條自己以為是的鼻涕蟲精是轉頭就跑、而後的瞬間賣藝的屋裡是下起了一陣陣暴風暴雨、只是這雨點是他媽的金貝、一個個大卵翻天、下到是一刻不得歇、直到最後是變成唐老鴨他叔到錢海裡面開始幫泳游了。

おしまい
结束

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