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福娘童話集 > 日本民間故事 > 331-366

第 337話
(日本民間故事 337)
文吾のへそ岩

文吾のへそ岩
臍石

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、文吾(ぶんご)という、とても力持ちの子どもがいました。
到好久以前這就有條喊文吾的小卵日、他的力氣是好大。

ある時、文吾の母親が庭先で風呂に入っていると、急に大雨が降ってきました。
這天就講文吾他媽是到自家的大院裡面泡澡、突然天降大雨。

「大変、早く家に入らないと」
也是不曉得幫澡堂子建到露天的大院是有條甚麼雅興咯、但現在不雅了、下了大雨媽就想快往屋裡衝。

文吾の母親が裸のまま出ようとすると、文吾がやってきて言いました。
但同時、文吾也是曉得自己媽到院裡泡澡、幾乎是下雨同時就趕到邊了。

「母ちゃん。おらが運ぶから、そのまま風呂に入っていなよ」
講媽不要慌、我這就連人帶桶幫你和桶子一起掣進去!

そして母親の入った風呂おけをひょいとかついで、軒下まで運んでいったのです。
就看文吾這桶子一掣、連人帶桶一起幫他媽掣到屋簷底下去了。

それから二、三日した頃、文吾は庄屋さんの言いつけで江戸へ行くことになりました。
這事過了個兩二天之後吧、地主逽到了文吾、講是要人幫自己辦件事、跑城裡一道。

その途中、上城(かみしろ→長野県飯田市)とよばれる所までやってきたとき、大きな岩が道をふさいでいたのです。
文吾接到吩咐這過就開始出發了、但這走到一半、路封了、是條好大的落石幫大路正好好卡死的。

近くの村人たちが大勢あつまってその大岩をどかそうとしますが、村人たちがいくら押しても引いても大岩はびくともしません。
估計也就是這幾天內的事的、因為文吾看到了大石邊上已經是圍滿了人、都到哪裡加油加油的推嵒頭、但可惜就是你媽的文風不動。

それを見た文吾が、村人たちに言いました。
「どいてな。おらがどかしてやるから」
讓條路啊?我力氣大!哪個不行了就空個位出來讓我替下了咯。

そして村人たちの見ている前でひょいと大岩を持ち上げると、そばの谷にポーンと投げこんだのです。
眾人這就都看到這批兒後讓出條道讓他也跟靠近巨石邊、哪曉得這傢伙直接就是一扛、巨石起了、然後又像甩條你媽垃圾的一樣幫巨石對到谷底一拋、結案。

こうして江戸での用事をすました文吾は、帰り道にまた上城を通りかかりました。
就這麼到文吾後面就成功上了街啦、事情也是被他了結完畢、這就歸屋。

するとまた大勢の村人たちが集まって、大騒ぎをしています。
「今度はなんだ?」
但就又是走到剛剛自己拋嵒頭的地方看到這些個批兒怎麼還圍到的哦?
這次不是你媽又堵了吧?


村人に話を聞いてみると、この前に文吾の投げたあの大岩が谷川をせきとめてしまったため、上流の家が水びたしになっているというのです。
還真是你媽又堵了、村民們一個個都講好漢你是好心幫了倒忙啊、我們等好久這你媽終於是幫你等回來了、你講這嵒頭就搬就搬但是不能亂甩啦、這下面就是河、我們這裡就是上流、你這下好傢伙直接是幫下流的水過斷了、上游漫水這過馬上大家房屋也要被淹了。

「そいつは、悪いことをしたな。よし、岩をもっと遠くへ持っていくか」
甚麼?要淹了?那我們快點下去啦、就讓我幫嵒頭移個位。

文吾はそう言いながら谷川に入って行き、流れをふさいでいる大岩をひょいと抱きかかえると、そのまま天竜川(てんりゅうがわ)の河原まで運んで行ったのです。
就講這文吾講完就是一個獨自下了崖、走到了大石的所在、一舉、水泄啦、這就自己又是繼續延到流域走往前、到了一處廣闊的河岸這就才終於幫大石放下。

この文吾が運んだ大岩は今でも天竜川の河原にころがっていて、その岩のまん中あたりにへこんだ跡があるそうです。
據講現在的天龍河岸那條巨石都還留到哪裡、這麼多年來無人去動、上面還可以清晰可見當年的文吾的手板印子到上面勒。

それは大岩を運んだときについた、文吾のおへその跡だということです。
也有人講那就是當年文吾是用肚子到頂、所以那上面的印子其實他的肚臍眼倒上去的模、反正不管怎麼樣這塊嵒頭以後就喊他臍石了。

おしまい
结束

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