・お仕事の内容
猫カフェの仕事内容は主に1「接客」、2「猫のお世話」、3「宣伝」、4「調理」、5「清掃」の5種類に分けられます。
1「接客」
普通の喫茶店と同じレジや注文などの業務に加えて、猫たちとお客様の架け橋になることです。
猫が嫌がることをするお客様には毅然とした態度で接することも必要です。
2「猫のお世話」
ご飯や、トイレの掃除、爪きりなどの日常生活のお世話はもちろん、猫同士の関係への気配りや、ストレスチェックなどメンタル面でのお世話も必要です。
猫たちは言葉を話せないので行動やしぐさから疲れを読み取って、必要であればお客さんから距離を取るように誘導します。
疲れた猫は、お客様の目の届かない部屋に移動するなどします。
3「宣伝」
より多くのお客さんに来てもらうために人通りの多い通りに出て、猫カフェを知ってもらうためのビラ配りなどをします。
また、ブログやTwitterなどで発信することもあります。
4「調理」
その店独自のメニューがあると、お客様に喜ばれるかもしれません。
5「清掃」
猫の毛やトイレの清掃はもちろん、フロアもいつもきれいに保つようにします。
・お給料
アルバイトでは喫茶店と同じぐらいで、時給800円〜1,200円ほど。
社員になると約15万〜22万。(資格により30万あるところも。)
経営者は0円〜
数年間は、安定した収入が見込めません。
経営者は、ある程度は覚悟しましょう。
・勤務形態
正社員、契約社員など。必要な資格を取れは、猫カフェを経営する事も可能。
・勤務地
猫カフェなど。
・休日
1日8時間ほど。
経営者の場合は、それこそ年中無休で24時間。
猫の勤務時間は、生後一年未満の猫がいる場合は20時までと決まっています。
猫たちが1歳以上で、部屋を自由に動き回れること。
猫が落ち着く場所に、いつでも行き来ができること。
この3つの要件が揃えば、22時まで営業できます。
・勤務時間
不規則
店の営業時間による。
生後一年未満の猫がいる場合は、20時までと決まっています。
猫たちが1歳以上で、部屋を自由に動き回れること。
猫が落ち着く場所に、いつでも行き来ができること。
この3つの要件が揃えば、22時まで営業できます。
・なるための流れ
アルバイトは、まず通える範囲での募集を見つけることが難しいかもしれません。
見つけたら悩んでいる暇はありません。
すぐに面接にこぎつけましょう。
猫カフェ経営の場合には「動物取扱責任者」と「動物取扱業」の登録が必要。
動物取扱責任者になるには三つの方法があります。
@半年以上、動物にかかわる仕事をしていること。(アルバイトでも可)
A本格的な動物の専門学校で一年以上勉強し卒業すること。(猫カフェ・動物病院など)
B通信教育などでで勉強して、独自で運営している資格を取ること。
(例)通信学習で3か月ほど勉強、スクーリングに数回受講、2月に試験という流れで、費用は登録まで含めて約2万5000円ほど。
これに受かると第一種動物取扱業の登録ができるわけですが、これにはまた手数料が1万6000円程度かかります。
次に防火管理者の資格(一日の講習で数千円ほど必要です)を取り、税務署に「個人事業の開廃業届」を提出。
買ってきたものではなく、店で調理したものをお客様に出す場合は、「食品衛生責任者」の資格も必要。(一日の講習)
こちらはほぼ毎月開催されていますが、受講者が非常に多いので、直前に申し込むと定員オーバーで受講できない可能性が高いです。
講習日程を確認し、1ヶ月程度前に申し込めばほぼ確実に受講できると思います。
東京では東京都食品衛生協会が主催していて、費用は全国一律一万円です。
もちろん、猫カフェを開く場所も探しておかないといけません。
駅前など立地条件の良い場所は高く、土地の安い場所はお客様が少なく、どちらも一長一短。
経営が成りたつか、よく考えないといけません。
自分の持ち家をリフォームして開くことも可能です。
・必要な資格
アルバイトには基本、猫を好きなこと。(重要)
猫アレルギーが無いこと以外に、特に資格はいりません。
(ただし中には猫を愛しすぎて、猫アレルギーがあるのに清掃を徹底して猫カフェを経営されている方も。)
経営の場合は、「動物取扱責任者」「食品衛生責任者」「防火管理者」など。
他に「トリマー」「ペットの介護士」、「動物の看護士」、「栄養士」、「調理師」などを持っていれば、より専門性を高められるかもしれません。
もちろん猫を愛していることが、一番大事な資格、絶対条件です。
・ワンポイントアドバイス
動物やカフェの知識はもちろんの事、店内は常に清潔にすること。
一緒に働く仲間でもある猫を集めるには、ペットショップで買うという方法もありますが、保健所、動物病院、ボランティアで猫を保護している団体からもらってくるという方法も考えましょう。
猫は少なくとも十数匹は必要。
猫カフェは日本独自の文化なので英語表記は「Neko Cafe」でも大丈夫ですが、より分かりやすい様に「A cat cafe」の表記があればよいかも。
・女の子の多さ ★★★☆☆ 仕事の難易度 ★★★☆☆
お仕事マンガ 「猫カフェ」
お仕事マンガ 大サイズ
お仕事マンガおまけ プロフィール
イラスト 「夢宮 愛」 運営サイト 「夢見る小さな部屋」
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「2月22日 猫の日」について (366日への旅)より
記念日イメージキャラ 福ちゃん イラスト「ぺんた」 ※無断転載禁止