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ペロー
ペロー(1628〜1703)はフランスの詩人(しじん)・批評家(ひひょうか)・童話作家(どうわさっか)で、弁護士(べんごし)の資格(しかく)をえて大臣(だいじん)コルベールに重用(じゅうよう)されましたが、1683年(ねん)以降(いこう)、文筆活動(ぶんぴつかつどう)に専念(せんねん)します。
ペローは、17世紀(せいき)後期(こうき)に流行(りゅうこう)したおとぎ話(ばなし)や仙女物語(せんにょものがたり)の代表作家(だいひょうさくか)で、「眠(ねむ)れる森(もり)の美女(びじょ)」「赤(あか)ずきん」「長靴(ながぐつ)をはいたネコ」「サンドリヨン」(→ シンデレラ)など8編(ぺん)をおさめた「昔々(むかしむかし)の物語(ものがたり)ならびに小話集(こばなししゅう)」(1697)で名(な)でも知(し)られ、それ以前(いぜん)に書(か)かれた作品(さくひん)3編(ぺん)をふくめたものが、いわゆる「ペロー童話(どうわ)」として今日(きょう)でもしたしまれています。
イラストはペローの「昔々(むかしむかし)の物語(ものがたり)ならびに小話集(こばなししゅう)」(1697)におさめられた「赤(あか)ずきん」の挿絵(さしえ)(ギュスターブ・ドレ画(が))です。
「小学生童話(しょうがくせいどうわ)」に登場(とうじょう)する、ペローの童話(どうわ)。
・赤(あか)ずきんちゃん
・シンデレラ
・長靴(ながぐつ)をはいたネコ
・青(あお)ひげ
・眠(ねむ)れる森(もり)の美女(びじょ)