小学生童話 江戸小話の用語集
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だんな・こぞうとは?

だんな・こぞうとは?

 だんなとは、職人(しょくにん)または商人(しょうにん)の従業員(じゅうぎょういん)が、主人(しゅじん)にさす言葉(ことば)です。
 こぞうとは、十歳(10さい)前後(ぜんご)で職人(しょくにん)または商人(しょうにん)の家(いえ)に住み込(すみこ)みで働(はたら)く年少者(ねんしょうしゃ)のことで、掃除(そうじ)から買い物(かいもの)まで、何(なん)でもこなす雑用係(ざつようがかり)です。
 こぞうの衣食住(いしょくじゅう)はだんな持(も)ちですが、正月(しょうがつ)とお盆以外(ぼんいがい)は、毎日(まいにち)(はたら)いていたそうです。
 小話(こばなし)では、「だんな」と「こぞう」の漫才(まんざい)のような会話(かいわ)が多(おお)く、その役柄(やくがら)は、たいてい「だんな」がツッコミ役(やく)で、「こぞう」がボケ役(やく)です。

 「だんな」と「こぞう」の登場(とうじょう)する、主(おも)な小話(こばなし)

キツネつき
おとしもの
なぞなぞ
あせ
文句(もんく)をいいに

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