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魔女(まじょ)
魔女(まじょ Witch)とは、悪魔(あくま)の手先(てさき)となり、妖術(ようじゅつ)・魔女術(まじょじゅつ)とよばれる業(わざ)をもちいて他人(たにん)に災(わざわ)いをもたらすことのできる人物(じんぶつ)です。
中世(ちゅうせい)から近世(きんせい)のヨーロッパで広(ひろ)くその存在(そんざい)を信(しん)じられ、魔女裁判(まじょさいばん)にかかり、無実(むじつ)の人(ひと)が多(おお)く処刑(しょけい)されました。
英語(えいご)のwitchは女(おんな)の魔法使(まほうつか)いをしめす古語(こご)のwicceに由来(ゆらい)し、その名(な)のとおり、女性(じょせい)が大半(たいはん)を占(し)めますが、まれに男性(だんせい)の場合(ばあい)もあります(一説(いっせつ)には女性(じょせい)10人(にん)に対(たい)して男性(だんせい)1人(ひとり))。
日本語(にほんご)の魔女(まじょ)は、仏教用語(ぶっきょうようご)で魔界(まかい)の女人(にょにん)を意味(いみ)する魔女(まじょ)を転用(てんよう)したものといわれています。
また、サンドイッチの語源(ごげん)は、トランプ好(ず)きのサンドイッチ伯爵(はくしゃく)が発明(はつめい)した物(もの)といわれていますが、サンド(砂(すな))とウィッチ(魔女(まじょ))以外(いがい)は、なんでもはさんで食(た)べることができるというのが、最近(さいきん)の有力説(ゆうりょくせつ)です。
魔女(まじょ)が登場(とうじょう)する、主(おも)な世界昔話(せかいむかしばなし)。
・カエルの王(おう)さま (鉄(てつ)のハインリ)
・トルーデおばさん
・眠(ねむ)れる森(もり)の美女(びじょ)
・ガチョウ番(ばん)の少女(しょうじょ)
・アナンシと五(5)
・人魚姫(にんぎょひめ)
・ブレーメンの音楽隊(おんがくたい)