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福娘童話集 > イソップ童話(伊索童话) > 十月
ネズミとイタチ
老鼠与黄鼠狼
にほんご(日语) ・ちゅうごくご(中文) ・日语&中文
ネズミとイタチが、戦争をしていました。
老鼠与黄鼠狼之间发生了战争。
ところがネズミは、いつも負けてばかりいます。
可是老鼠这边总是一个劲输。
「こんなふうに、やられてばかりいるのは、指揮をする隊長がいないからだ」
像这样的一直输,是因为没有一个指挥的队长。
ネズミたちはそう考えたので、みんな集まって何匹かを隊長に選びました。
老鼠们这样寻思着,大家集合选了几只当队长。
選ばれた隊長ネズミたちは大得意になって、一目でただの兵隊と見分けがつくように、大きな角(つの)を作って頭に付けました。
被选上队长的老鼠得意的不行,为了一眼就能让普通的士兵知道自己是队长,做了一个大角套在头上。
再び戦闘が始まり、ネズミの軍はまたしても負けそうになりました。
再一次战斗开始,老鼠军又一次输了。
兵隊ネズミたちはいちもくさんに自分の穴に逃げ帰って、するすると潜り込みました。
士兵鼠们一溜烟的往自己的洞里面跑,顺利的钻进去。
ところが、隊長ネズミたちは頭に付けた角が邪魔をして、穴に入る事が出来ません。
可是,老鼠队长因为头上有角而妨碍,进不了洞。
じたばたしているうちに、イタチ軍に捕まって食べられてしまいました。
磨蹭的期间,被黄鼠狼军抓住给吃了。
このように、見栄っ張りは不幸の元です。
像这样的,耍威风就是不幸的源头。
おしまい
结束
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