福娘童話集 > きょうのイソップ童話 > 11月のイソップ童話 > サルと漁師
11月7日のイソップ童話
サルと漁師
※本作品は、読者からの投稿作品です。 投稿希望は、メールをお送りください。→連絡先
投稿者 : 神栖星花研究所 「神栖星花研究所」
※本作品は、読者からの投稿作品です。 投稿希望は、メールをお送りください。→連絡先
投稿者 「佐倉サニャ」 Sakura Sagna's VODs
高い木の上にいたサルが、漁師がアミを投げているのをじっと見ていました。
漁師はアミをあげておいて、少し離れた所で食事をしていましたので、サルは木から下りて来て、漁師と同じようにしようとしました。
サルという動物は、すぐに人真似をする動物です。
ところがアミの目に引っかかって逃げられなくなったので、サルは一人言を言いました。
「わたしがこう言う目に会うのも当たり前だ。魚を捕る方法も知らないのに、どうしてこんな事をやったのだろう」
このお話しは、がらにもない事に手を出すと、得にならないばかりか、ひどい目に会う事を教えています。
おしまい
|