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7月9日の日本民話
(7月9日的日本民間故事)
彦一とサクラの花 (健全普通話版)
彥一與櫻花
・日本語(Japanese) ・英語(English) ・日本語(Japanese)&英語(English)
・日本語&中国語
英訳翻訳者 花田れん
むかしむかし、彦一(ひこいち)と言う、とてもかしこい子どもがいました。
在很久很久以前就有著這麼一個叫做彥一的很伶俐的小鬼頭。
ある日の事、彦一の家の隣に、ある村の長者(ちょうじゃ)が引っ越してきました。
這天呀、也就是彥一他家的旁邊是搬來了一位新鄰居、人家可是另一個村子的大老爺呢。
彦一は貧乏でも花が好きで、ウメやサクラを大事に育てています。
而但要說起彥一的家裡這就是非常非常的窮了、可即便如此但這也並不妨礙人家喜歡這花花草草、自家院子裡的梅樹以及櫻樹都是被彥一很細心的照料著呢。
それから何年かして彦一が大切に育てたサクラが、かきねごしに枝を広げて見事な花を咲かせました。
就是院子裡面的這些花樹都不知道已經是被彥一栽培了多少年了、有一天呀、那顆是被彥一十分珍重的櫻花樹它可就是招展了枝丫、綻開了美麗的花朵、勢頭好的都探到圍牆外去了。
すると長者が、それを見つけて、
也就是有一天呀、鄰居的大老爺看到了這牆外的櫻花。
「かきねごしに出た花は、こっちの物じゃ。折(お)ろうとちぎろうと、わしのかって。文句はあるめえ」
這花既然都是已經長出了圍牆外、那就不算是人家屋裡的了、我即便就是攀斷個幾枝、那人家也沒有辦法、說不了我甚麼吧。
と、見事なサクラの木の枝を、ボキボキとへし折っていくのです。
就這樣呀、人家的大老爺就是挑準了幾朵漂亮的一根枝幹、徒手把人家給斷了。
「ああっ。なんとかわいそうな事を」
天啦、這人可是真會糟蹋東西呀。
目の前でせっかくの花を折られた彦一は、くやしくてたまりません。
親眼目睹了自己的寶貝櫻花是給人就那麼折斷了去的彥一、此時的內心可謂就是氣呼呼的不行。
そこで、折られたサクラの仇討ちを考えました。
於是乎呀、人家的現在心裡考慮的已經是在接下來要怎麼的去報這一箭之仇了。
それからしばらくたった、月夜の晩の事です。
不久後等時間是來到了這樣的一個月夜呀。
彦一は自分の庭先に、ナベ、カマ、タライを並べて、にぎやかに叩き出したのです。
這就大半夜的、彥一就是直接在自己的院子了不睡覺了、在那裡並排的排列好了鍋碗瓢盆、然後呢?那就當然是瘋狂的敲擊起來了呀。
♪チンチン、カンカン、ドンドンドン
♪噼裡啪啦、噼裡啪啦、噼裡啪啦。
あまりの騒ぎに、長者がビックリして家から出てきました。
因為這大半夜的給人這麼一搞那就實在是太吵了呀、睡床上的大老爺也是立馬給氣呼呼的衝出了門。
「やい彦一。うるさいぞ! 何をしているんだ!」
喂、彥一、你個好小子在幹甚麼呢!這大半夜都能吵死個人了呀!
そしてかきねのすきまから、彦一の家をのぞき込んだその時です。
大老爺這不就也搞不明白、只能是趴在了人家的圍牆外透著一點縫隙對著彥一的家裡面觀望呀。
待ちかまえていた彦一が、大きな鉄のハサミでチョイッと長者のダンゴ鼻をはさみつけたのです。
可早就已經是埋伏好在一旁的彥一、人家等這刻都是已經等了很久了呀、直接就是一把大剪刀一抄、對著人家的鼻子上這就是給你安排上了。
「いててててえ! はなせ彦一。わしの鼻がちぎれる。こら、はなせ!」
疼疼疼疼疼疼疼!快點撒手呀、彥一、我的鼻子都已經快不行了呀、喂、你快點給我放!
「いや、はなさん。かきねごしに出た鼻(花)は、こっちのもんじゃ。折ろうがちぎろうが、わしのかってじゃ。文句はあるめえ。さて、このきたない鼻では、あのサクラの花のかわりにもならんが、まあええか」
放?你可想都不要想、你的鼻子(はな=花=鼻)都已經是紅杏出牆了、這玩意兒它立馬就要給變成我的一件藏品了、按你的話、我就算是把它給剪了、那也是隨我的意、你不能有怨言、雖說你的這個鼻子是比較醜不比我那個漂亮的花、但一物抵一物、就算我這次做了個賠本生意給你撿了便宜吧。
そう言って長者の鼻を切り取ろうとしたので、長者は涙をポロポロ流しながら言いました。
這樣說著的彥一現在就還真是一副要用大剪刀把大老爺的大鼻子給剪了去的一個架勢、這事給大老爺一遇、那人家哪還遭的住呀、連忙就是淚水狂噴、人急了。
「彦一、わしが悪かった。米を一俵(ぴょう)やるから、はなしてくれ」
彥一彥一、是我不好、是我錯啦呀、那你看這樣好不好、我就給你一袋大米作為補償、你也就饒了我這一次吧。
「たったの一俵では、はなさん」
才一袋大米、你想都不要想。
「なら、二俵やる」
那就兩袋吧。
「二俵でも、はなさん」
兩袋我也不換。
「ならば三俵。いや、四俵でどうだ」
三袋、不不不、四袋你看如何呀。
こうして彦一は長者をさんざん痛めつけたうえ米を五俵も取り上げて、やっとはなしてやったという事です。
最後呀、就是人家的老大爺雖說鼻子是給保住了去、可被捅的個青痛不說、回家後還要給人彥一再準備五袋子的大米給進行賠罪呢、就這樣這事總算的才是得以了安寧。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
彦一とサクラの花
彥一與櫻
むかしむかし、彦一(ひこいち)と言う、とてもかしこい子どもがいました。
到好久以前、就有條喊彥一的傢伙、腦鬠這轉過彎的速度就快。
ある日の事、彦一の家の隣に、ある村の長者(ちょうじゃ)が引っ越してきました。
這就有天、彥一屋邊上搬過來一條地主。
彦一は貧乏でも花が好きで、ウメやサクラを大事に育てています。
這就窮人和富人住一起去了、彥一雖講是㫘得甚麼錢、但是對花草這塊卻是捨得付出、屋裡更就二株、梅與櫻、是格外上心。
それから何年かして彦一が大切に育てたサクラが、かきねごしに枝を広げて見事な花を咲かせました。
這就經年累月也是紅杏出牆來、櫻花的枝幹過越過外牆攡外面去了。
すると長者が、それを見つけて、
這就過路地主一看花樹。
「かきねごしに出た花は、こっちの物じゃ。折(お)ろうとちぎろうと、わしのかって。文句はあるめえ」
手賤一掰、管卵、這就跟猴子摘包谷樣的、不喊偷。
と、見事なサクラの木の枝を、ボキボキとへし折っていくのです。
花樹這就過斷上一截了。
「ああっ。なんとかわいそうな事を」
這就猴子當到彥一面幫包谷過摘了去、不曉得面前這農民是對自己認甚麼卵、我摘我包谷管你卵事?
目の前でせっかくの花を折られた彦一は、くやしくてたまりません。
但是雖講竊天地四時靈氣以育花樹、自己同樣也是偷、但今天花樹能成、也是自己辛苦偷來。
そこで、折られたサクラの仇討ちを考えました。
彥一好不爽別個碰了自己寶樹枝丫、心裡這就一直記得了、準備甚麼時候也幫別個來一下。
それからしばらくたった、月夜の晩の事です。
這就㫘幾日、蛆卵黑的大半夜、天上一輪月。
彦一は自分の庭先に、ナベ、カマ、タライを並べて、にぎやかに叩き出したのです。
彥一就到自己屋院內幫鍋碗瓢盆全部背齊了、這就筷子一取。
♪チンチン、カンカン、ドンドンドン
啊我洗刷刷、洗刷刷、洗刷刷、洗刷刷。
過現場直播開啟演唱會了。
あまりの騒ぎに、長者がビックリして家から出てきました。
地主睡到床上、這夢作到好好的、突然一句甚麼卵?這就聽到屋外面有條雜种扯了跟電線接到發電機上、達達達達的到哪裡響!
「やい彦一。うるさいぞ! 何をしているんだ!」
彥一、你他媽搞甚麼卵!這就地主床上一䛥、響徹天地。
そしてかきねのすきまから、彦一の家をのぞき込んだその時です。
拖版鞋一趿、這就要去別個屋弄人了。
待ちかまえていた彦一が、大きな鉄のハサミでチョイッと長者のダンゴ鼻をはさみつけたのです。
彥一就提到把剪刀等到地主來的、地主剛一進院、這過就正撞槍口上了、作勢就是像要用剪刀幫地主的鼻子剪斷起來。
「いててててえ! はなせ彦一。わしの鼻がちぎれる。こら、はなせ!」
你他媽吵了個卵脬翻天、現在又取條剪刀攡到我鼻子上是搞甚麼卵!放!
「いや、はなさん。かきねごしに出た鼻(花)は、こっちのもんじゃ。折ろうがちぎろうが、わしのかってじゃ。文句はあるめえ。さて、このきたない鼻では、あのサクラの花のかわりにもならんが、まあええか」
我放你條狗雞巴、老子花樹攡出牆外著你掰了去、你今天都進到我屋裡面了、那你這條鼻子還不是隨我弄啊、爹想怎麼弄怎麼弄、怎麼舒服怎麼弄。(花和鼻子同音、はな)
そう言って長者の鼻を切り取ろうとしたので、長者は涙をポロポロ流しながら言いました。
這就用剪刀對到地主鼻子東戳一下西戳一下、幫地主是戳得青鼻涕狂流、地主人被這麼到一駭。
「彦一、わしが悪かった。米を一俵(ぴょう)やるから、はなしてくれ」
好好好、我對不起、我不曉得你這麼喜歡那條花、彥一、我陪你一擔米、你快點幫剪刀放了。
「たったの一俵では、はなさん」
老子要你的花。
「なら、二俵やる」
好好好、你是我爹、兩擔、我跟你過兩擔、你先幫剪刀放了。
「二俵でも、はなさん」
爹是你兩擔米就可以打發的啊!
「ならば三俵。いや、四俵でどうだ」
好好好、我屋米隨便你取、你看得起就全捏走、能拿好多拿好多。
こうして彦一は長者をさんざん痛めつけたうえ米を五俵も取り上げて、やっとはなしてやったという事です。
這就最後五擔米、這事清常了。
おしまい
结束
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