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10月18日の日本民話
(10月18日的日本民間故事)
二宮金次郎(尊徳) (健全普通話版)
二宮金次郎(尊德)
・日本語 ・日本語&中国語
今でも多くの小学校に銅像がある二宮金次郎は、貧しい農家に生まれながらも学問に励んで出世し、藩の財政を立て直したり、田畑の開墾を指導して六百余りの村を復興させた人物です。
即便就是現在還樹立在了很多小學校裡的一個銅像、二宮金次郎、金次郎雖是出生為清苦的農民家庭、可就是憑藉著的一番努力學習、最後成功的是登上了高位、幫助了國家重振了經濟、指導著六百餘村的村民們開墾出了農田、實現了鄉鎮輝煌的復興。
これは、この二宮金次郎の少年時代のお話しです。
那麼現在我們就來說說二宮金次郎他的兒時往事吧。
相模国(さがみのくに→神奈川県)に生まれた金次郎は、とても貧しい農家の長男でした。
於相模国出生的金次郎、家境是十分十分的貧窮。
とても貧しかったので、その日の食べる物にも困っていました。
因為真的是很窮、就今天的這一天也是為了食物還犯著愁。
そこで仕方なく、末の弟を親戚の家に出す事になったのです。
於是乎了、沒辦法了呀、家裡最小的這個弟弟就扔給親戚家寄託給他們是幫幫忙吧。
その夜、お母さんは息子の金次郎に泣きつきました。
可就是等時間又一來到了這睡覺的半夜呀、母親她是哭紅了眼對著金次郎說道了。
「金次郎。わたしはやっぱり嫌だよ、あの子を親戚にやるなんて」
金次郎、媽媽果然還是心裡捨不下你的弟弟他呀、將他送給親戚家甚麼的、我好恨呀。
それを聞いた金次郎は、お母さんに言いました。
聽到了母親正在對著自己述說著苦水的金次郎。
「わかりました。明日からは、わたしが人の二倍働きます。だから弟は、すぐに帰してもらいましょう」
我明白了、從明天開始、我就會更加努力的幹兩個人的活、爭取是早一點能把弟弟接回母親你的身邊。
「ああ、金次郎。すまないねえ」
嗯嗯、實在是對不住了呀、金次郎。
金次郎は弟が帰って来ると、前よりもっと働かなければなりませんでした。
就這樣呀、直到家裡有條件把弟弟接回家裡住的那一天、金次郎就得比之前的每天更加的努上一把力才行呢。
朝早くからたきぎを拾って町で売り、それが終わると夕方まで畑を耕して、そして夜は遅くまでわらじを作りました。
早上就是撿拾起了柴火捆好去街上叫賣、完了回家又要耕田一直耕到黑、晚上呢這就是捨不得睡覺要在那編草鞋呢。
お母さんは体が弱くて、あまり働けないので、十五才の金次郎が一人で家族を養うのです。
因家中的母親身體虛弱、無法承受的住太大的負擔、所以說、現在這個家其實就全都是還才十五歲的金次郎在那一個人支撐著呢。
それは大変な苦労でしたが、金次郎は文句一つ言いません。
可即便就是這樣的辛勞、但都是沒見過金次郎有吐過一句苦。
それどころか、
不僅是如此呢。
「移動する時間、何もしないのはもったいないな。時間は、上手に使わなくちゃ」
在趕路的這段時間、若是不做些甚麼不就是把時間給白白的浪費了嗎、我要把這些時間是也加以妥善的利用起來呢。
と、たきぎを町へ売りに行く時は、本を大声で読みながら歩いたのです。
所以說呀、在去鎮子上賣柴進過那段路途時、金次郎他是大聲的朗讀起了詩書文章。
この当時、農家の人間が勉強するのは珍しい事でした。
這在當時可是一個天大的怪事呢、因為窮人家的小孩那時就根本不會去讀書。
ですから、この金次郎のおかしな行動は、すぐに村中に広まりました。
所以說呀、就金次郎這樣奇怪的行為很快的就是村子裡被當成是一位怪人給傳開了。
「あの子、勉強しながら歩いているよ」
那孩子、一邊用功還一邊背著柴火走路。
「ほんと、全く変わった子だね」
天啦、真是一個腦袋壞掉的小孩呀。
そしてそれを知った親戚のおじさんは、金次郎を叱りつけました。
最後呀、就是連親戚家的一位叔叔也是聽聞到了這樣一個金次郎不務正業的傳聞、前來出面指責人家了。
「馬鹿者! 農家の人間に、学問などいらんのだ! だいたい本を買う金があったら、家族に食べ物でも買ってやれ!」
你看人家富人打高爾夫、你也就想學著打高爾夫變有錢嗎?真是一個蠢貨!
(愚蠢!農民的小孩讀書甚麼的根本就不需要!既然都有買書的錢呢、為甚麼就不想想用著這個給家裡買點吃的呢!)
しかし金次郎は、おじさんに叱られても、こっそり勉強を続けました。
但即便這樣呀、金次郎他還是不聽勸、就是要執意堅持著自己詩書文章上的學問呢。
こうして勉強を続けた金次郎は、やがてどんどん出世をして、村一番のお金持ちになったのです。
結果呀、就是這樣的一個鑽研勁、最後金次郎的一身才華還真給人貴人是相中、最後是當上了一位大官、變成了全村第一的有錢人呢。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
二宮金次郎(尊徳)
二宮尊徳
今でも多くの小学校に銅像がある二宮金次郎は、貧しい農家に生まれながらも学問に励んで出世し、藩の財政を立て直したり、田畑の開墾を指導して六百余りの村を復興させた人物です。
這就講好多小學裡面立到一些不知所謂的銅像由來、比如講好多地方都有的二宮尊德像、當時農民要有錢才能被當官的看上吸血、但條件是當官的自己也要有錢才能僱傭官兵去幫自己吸農民的血、花到官兵上的小錢就能為自己創造大錢、而這錢又能僱傭更多的官兵去吸更多農民的血、這就是最早資本主義的由來、可惜無奈當時這農民太窮、連自己花到養兵上面的兩個子都付不出、這過都作成了虧本生意、國家都要開不下去了、而二宮尊德的事蹟正是為國育民、為捕食者與被捕食者皆開創了生路。
これは、この二宮金次郎の少年時代のお話しです。
這還是他的少年時代。
相模国(さがみのくに→神奈川県)に生まれた金次郎は、とても貧しい農家の長男でした。
相模国出生的金次郎是屋裡的老大、但出生自清苦的貧農家庭這日子就不見好過。
とても貧しかったので、その日の食べる物にも困っていました。
每日連點糊口的口糧都是一屋人的難題。
そこで仕方なく、末の弟を親戚の家に出す事になったのです。
增加不了收入那就減少支出、最小的老弟這就送去親戚屋裡當夥計去了。
その夜、お母さんは息子の金次郎に泣きつきました。
晚上、媽就對到金次郎哭。
「金次郎。わたしはやっぱり嫌だよ、あの子を親戚にやるなんて」
畢竟是自己兒、自己㫘能力才送出去、心是好痛、這就一直到恨自己。
それを聞いた金次郎は、お母さんに言いました。
「わかりました。明日からは、わたしが人の二倍働きます。だから弟は、すぐに帰してもらいましょう」
次郎只是講自己一個人作二兩人的工、馬上就讓老弟回來、到那裡安撫媽。
「ああ、金次郎。すまないねえ」
金次郎は弟が帰って来ると、前よりもっと働かなければなりませんでした。
朝早くからたきぎを拾って町で売り、それが終わると夕方まで畑を耕して、そして夜は遅くまでわらじを作りました。
也是為了讓媽幫心安了、次郎鐵了心、天還㫘亮就開始砍柴火、街上全部賣完又繼續下地、每日都是天黑才回。
お母さんは体が弱くて、あまり働けないので、十五才の金次郎が一人で家族を養うのです。
屋裡媽老了體力也不支了、等於是一屋子的擔子全部交到了只有十五歲的次郎身上。
それは大変な苦労でしたが、金次郎は文句一つ言いません。
それどころか、
但是次郎甚麼都不講、覺得本來就是這條樣子的、不止如此。
「移動する時間、何もしないのはもったいないな。時間は、上手に使わなくちゃ」
想到自己是否還可以到空閒的時間作出個甚麼創收。
と、たきぎを町へ売りに行く時は、本を大声で読みながら歩いたのです。
這就早上去挑柴賣的時候手裡面捏本書看到的。
この当時、農家の人間が勉強するのは珍しい事でした。
當時都是富人讀書、窮人讀書的也有、但都是想透過讀書翻身賺錢、所以這一輩子的窮也是註定了。
ですから、この金次郎のおかしな行動は、すぐに村中に広まりました。
村裡面看到條挑柴火賣的還大聲到讀書、這就被當成活寶全村傳開了。
「あの子、勉強しながら歩いているよ」
「ほんと、全く変わった子だね」
蠢人啊、還想讀書翻身、窮人讀書無非只是為了那幾個錢、一開始這心就不到書上、若只是為錢、這賺錢的事那麼多不搞去讀書這不是蠢是甚麼。
是啊、讀書從來只是花錢、那有賺錢這條講法、別個是有錢有閒花錢到琴棋字畫上面玩、就單為圖個開心、你條農民一窮二百、也學別個花錢搞這案子、還作你白日翻身夢、到時候就真連飯都吃不起、窮快活。
そしてそれを知った親戚のおじさんは、金次郎を叱りつけました。
「馬鹿者! 農家の人間に、学問などいらんのだ! だいたい本を買う金があったら、家族に食べ物でも買ってやれ!」
一群人就講這次郎不學好、親戚都看不落去、跑次郎他屋來教育他、講別個文人二不掛五的天天玩鳥下圍棋、你看有甚麼碌頭、別個是有錢啦、才可以浪費時間、你一條農民也學別個搞這些、是不是還要逛下子青樓天天吃幾杯酒啊?
しかし金次郎は、おじさんに叱られても、こっそり勉強を続けました。
但是次郎不管這些傢伙、自己讀自己的便宜書。
こうして勉強を続けた金次郎は、やがてどんどん出世をして、村一番のお金持ちになったのです。
哪曉得別個還真有這條命、碰到那麼幾個貴人還真讓自己身翻了、成了國家棟樑之才、全村也就是他一個最有錢了。
おしまい
结束
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