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福娘童話集 > 日本民間故事 > 031-060

第 46話
(日本民間故事 046)
照島神社(てるじまじんじゃ)

照島神社(てるじまじんじゃ) (健全普通話版)
照島神社

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、串木野(くしきの)という所に、一人の漁師が住んでいました。
在很久很久以前、就在著串木野這個地方、住著了一位打漁師傅。

毎日朝早くから沖に舟を浮かべて魚を釣って暮していましたが、ある日の事、男はいつものように朝早くから魚釣に出かけましたが、なぜかその日に限って、魚一匹かからないのです。
人家每天這就是一大清早的開船出海去然後就在舟上把魚釣著過日子這樣、就說這天吧、男子和往常一樣的還是一大清早的出海打漁呀、可就是這天是撞邪了還是啥的、竟然是一條魚都沒給自己遇見了。

もうすぐ昼過ぎだというのに、男のびくの中は空っぽでした。
明明都等這個時間是來到了中午、男子的魚簍裡面就還是空著的呢

「ああーっ、今日は運の悪か日じゃ」
天啦天啦、今天的運氣實在是太糟糕。

男はとうとう糸を引く手を休めて、ぼんやりしていると、はるか向こうの方に、何やら小舟のようなものが浮いているではありませんか。
男子乾脆此時是選擇擺起了爛、手上的杆子也是放下、放輕鬆了起來、此時就看見了呀、那就是遙遠的對面、正前方的海面不就像是有著一艘像是船的甚麼玩意兒嗎。

しかし小舟には、人影らしきものが全く見あたりません。
但要說是船、上面卻是根本就看不到一點人影呀。

男は不思議に思って、小舟に近づいていきました。
男子是覺得這事很蹊蹺很怪呀、於是乎朝著那個船是靠近了過去。

その舟は奇妙な舟で、どちらが前か後ろかわかりません。
這一看這船還是真奇妙呢、一時間看下來就連哪邊是頭哪邊是尾都看不出。

両方とも同じ形で、舟体は朱塗り、ところどころに青や緑の色も使っており、それはそれは変わった舟でした。
船頭和船尾都是一樣的造型、而船身呢、是給它上的紅色的顏色主旋律、有一些地方呢、又是青綠色穿插這樣、總之這就是一艘十分奇怪的船。

男は首をかしげながら、ひと回り調べましたが、
男子是歪著脖子做起了思考、把整隻船是來回打量了一圈。

「まあ、帰りにでも引いて帰ろう」
行啦、不管它回去啦、但是走之後最後在釣一杆吧。

と、その舟から離れて、また近くで釣糸をたれました。
男子呢、就不去再管這個船了、離開了它後、又是在附近一個覺得合適的海面拋下了杆子。

ところがどうでしょう。
然後這就竟然是發生了個啥事呢。

釣れるわ、釣れるわ、今まで一匹の魚もかからなかったのが信じられないほどの大漁です。
是瘋狂上鉤、瘋狂上鉤、至今為止本來是一條魚都沒見著的漁夫呀、現在則又是給自己出現了難以置信的超級魚運。

「あの舟を見たせいじゃろか。魚がひとりでに、舟に飛び込んでくるようじゃわい」
難道就是因為我看到了那隻船後才改的運?不然不可能這魚它是自己會傻到就像這樣的是直接往我的船裡面跳呀。

男は夢中で、魚を釣りました。
男子此時也是不管了、瘋狂的把大魚一條條釣起來先。

そして気がついたときは、もう夕方になっていました。
一番專注瘋狂釣魚操作下來、回神時時間都已經是來到了這傍晚時分了。

「ああっ、大漁じゃ。さあ、この辺で引き上げようかい」
天啦天啦、今天我是滿載而歸、行啦、就在這個節骨眼上收工吧。

と、ふと、あの舟の方をふり返ってみた男は首をかしげました。
男子走時也是有意的惦記了一眼之前看到的那條奇異怪船、是有意識的回了一下頭、可這時納悶了呀。

「おや、いつの間に、どこへ流されてしもうたんじゃ。影も形も見えんが。・・・まあ、不思議なこともあるもんじゃ」
誒呀誒呀、是從甚麼時候已經不見了呀、肯定是被海流不知道給漂到甚麼地方去了吧、附近連個影子都看不到了呀、……………行啦、管它的、天底下哪裡沒個甚麼怪事呢。

男はそう言いながら家へ帰り、村の者にこのことを話してきかせました。
男子是這樣唸叨著回到了自家、後對著村民們也是說起了自己今天碰到的這個不可思議的奇事。

すると驚いたことに、
然後這就開始炸鍋了呀、大家是紛紛自曝。

「わいも見たぞ」
我也有看到過。

「ああ、わいも見た。見た後、魚が急にとれ始めたわい」
嗯嗯、我其實也是有呢、就是看到了那隻船以後呀、我的魚運就是一下子爆棚了。

「全く不思議じゃのう。ひょっとすると、七福神の宝舟かもしれんど」
神奇神奇、真是不可思議呀、說不定、那就是傳說中的七福神的寶船呀。

と、いう者が次々と出てきて、村はその舟の噂でもちきりになりました。
有過親身經歷的漁民是一個個的站出來都說自己有看到過、村子裡面呢、就這個寶船的傳聞也是一下子火起來咯。

さて、ある日の夕方、あの舟がまた現れました。
現在就說說又是有一天的黃昏吧、這次的這個船它今天就又是出現啦。

夕日をいっぱいに受けたその舟は、神々しいまでに光り輝いていました。
當天船在夕陽下沐浴著陽光、使船身是閃現出了一份尊貴不凡的神采。

ところがその翌朝になると、なんとその舟は照島(てるじま)の横に流れ着いていたのです。
可就說這第二日早、這船它就是不知道是咋回事的給漂到了照島的沿岸來了。

村の者たちは、それからこの舟を漁業の守り神として祭ることにしました。
村裡面的人發現了這個之後呀、將其是奉為了神明、也就是作為一個守護著魚運的守護神把船是供奉起來了。

これが照島神社で、それからというもの村では毎日のように大漁がつづいたということです。
最後就是說成就了這麼一個照島深社吧、而也就是一個這樣的威光與祝福、確實是讓從今往後的漁民們每天是魚運超級大豐收了起來。

おしまい
结束

↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓

照島神社(てるじまじんじゃ)
寶船

むかしむかし、串木野(くしきの)という所に、一人の漁師が住んでいました。
到好久以前、這串木野一條打漁的。

毎日朝早くから沖に舟を浮かべて魚を釣って暮していましたが、ある日の事、男はいつものように朝早くから魚釣に出かけましたが、なぜかその日に限って、魚一匹かからないのです。
打漁就天天打漁啦、這是肯定、至於如何幫魚打到、那秘訣就是起的早、趁到魚還㫘睡醒就幫人網了、這日如往常一樣、漁夫也是還一大清早就出海了、但就是今天邪、甚麼卵都㫘網到。

もうすぐ昼過ぎだというのに、男のびくの中は空っぽでした。
這時候都到中午啦、船上還是條空傢伙。

「ああーっ、今日は運の悪か日じゃ」
漁夫就嘆這人背時啊、今天運氣差啊。

男はとうとう糸を引く手を休めて、ぼんやりしていると、はるか向こうの方に、何やら小舟のようなものが浮いているではありませんか。
反正也不來魚、就過先放了手休息一陣、人船上一躺、看海啦、突然、那是條甚麼傢伙哦?漁夫到遠處的海面幫條像船樣的東西看到了。

しかし小舟には、人影らしきものが全く見あたりません。
男は不思議に思って、小舟に近づいていきました。
你講他是船吧、上面也㫘看到有條人啊、漁夫就好奇划過去看下子啦。

その舟は奇妙な舟で、どちらが前か後ろかわかりません。
一看清楚漁夫就覺得這船怪了、自己從來㫘看過、而且這船還分不清頭尾啦。

両方とも同じ形で、舟体は朱塗り、ところどころに青や緑の色も使っており、それはそれは変わった舟でした。
他船體跟你搞的是條對稱的傢伙、上面點綴的主旋律是紅青綠。

男は首をかしげながら、ひと回り調べましたが、
「まあ、帰りにでも引いて帰ろう」
と、その舟から離れて、また近くで釣糸をたれました。
漁夫逛了一圈、也㫘看到甚麼有價值的線索、休息的也差不多了、還是先去搞自己的魚、莫到時空手回去。
回復心情、漁夫繼續下竿了。


ところがどうでしょう。
釣れるわ、釣れるわ、今まで一匹の魚もかからなかったのが信じられないほどの大漁です。
這就一下魚就癲的一樣的瘋狂咬鉤、還是幾條傢伙一起搶啦、打漁的這下子舒服了、轉運了。

「あの舟を見たせいじゃろか。魚がひとりでに、舟に飛び込んでくるようじゃわい」
男は夢中で、魚を釣りました。
甚至都有魚直接他媽往船上跳、這事太過詭異、就讓漁夫聯想到剛剛的船。
不管了、先搞魚。


そして気がついたときは、もう夕方になっていました。
瘋狂搞魚幾小時、不帶停、等回過神、天都要差不多黑了。

「ああっ、大漁じゃ。さあ、この辺で引き上げようかい」
時間也差不多了、船也滿了、回去。

と、ふと、あの舟の方をふり返ってみた男は首をかしげました。
這個時候男的想起了一開始的怪船、想再觀一眼回頭。

「おや、いつの間に、どこへ流されてしもうたんじゃ。影も形も見えんが。・・・まあ、不思議なこともあるもんじゃ」
哪曉得船早不曉得不見去哪裡了、上面㫘人、大概是著漂甚麼地方去了吧、漁夫就想、就覺得這事好不思議。

男はそう言いながら家へ帰り、村の者にこのことを話してきかせました。
すると驚いたことに、
男的拖一船魚回去後、又是跟這個講、又是跟那個講、炫耀自己豐收的同時也幫碰到怪船的事講了。
這不講不曉得、現在是連男的自己都訝異了。


「わいも見たぞ」
「ああ、わいも見た。見た後、魚が急にとれ始めたわい」
「全く不思議じゃのう。ひょっとすると、七福神の宝舟かもしれんど」
原來幾個打漁的同業都講自己幫那條船碰到過的、只要一碰這魚訊馬上就來了、這就猜測那莫興就是七福仙的寶舟哦。

と、いう者が次々と出てきて、村はその舟の噂でもちきりになりました。
被漁夫幫話題這麼一帶、這又是條漁村、這過天天開始扯起了那條船的話題。

さて、ある日の夕方、あの舟がまた現れました。
夕日をいっぱいに受けたその舟は、神々しいまでに光り輝いていました。
好啦、你講他還得來、這就幾日後、船又是過現身了、這就到夕陽底下漂到看起來像是到閃金光。

ところがその翌朝になると、なんとその舟は照島(てるじま)の横に流れ着いていたのです。
這一漂過最終漂到了照島、是第二天一早著人發現的。

村の者たちは、それからこの舟を漁業の守り神として祭ることにしました。
也是講現在讓自己逮到的、莫讓人繼續又跑了去、幫船就當成條神仙過貢起來、天天幫魚跟自己有了。

これが照島神社で、それからというもの村では毎日のように大漁がつづいたということです。
這一下就徹底搞齊全起來、到照島上面神社都起了、而修了這照島神社後、也確實是讓這邊上的漁民天天來魚了。

おしまい
结束

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