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福娘童話集 > 日本民間故事 > 301-330
第 312話
(日本民間故事 312)
黒覆面と寺男
求財心切
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、江戸の牛込(うしごめ)というところに、清浄寺(せいじょうじ)というお寺がありました。
到好久以前這江戶的牛込就坐落到有一座清淨寺。
ある晩の事、シーンと静まった寺の境内(けいだい)に、あやしい影が一つ、二つ、三つと寺の門を入ってきました。
但這清淨寺今天看來也是清淨不了了、為甚麼啦?來賊頭了、就看到大半夜不曉得是從哪裡來的三條鬼頭日腦的傢伙偷偷摸摸的幫你廟裡面內堂都摸進來了。
影は三つとも、黒い布で覆面をしています。
ミシリ、ミシリ、ミシリ。
這三傢伙你講他們哪個是哪個你也分不清、原因就是別個有紀律有組織、都跟你統一著裝安排好了、一人一雙黑絲網腦鬠上面套到。
本堂の廊下を渡って住職(じゅうしょく)の部屋の前までくると、覆面たちはスラリと刀を抜きました。
好傢伙、看來你媽批今天這方丈是在劫難逃了、因為這常識裡面都是方丈最有錢撒、就聽到刀從鞘出一聲劍鳴啦、這三位亡命客如今已經是到方丈的房間外幫你守好的。
部屋の中では、和尚(おしょう)がグッスリと寝込んでいます。
那房間裡面啦?裡面是一點㫘發覺啦、方丈還到睡大覺。
覆面の三人はふすまを開けて中に入ると、天井からつりさげているかや(→ふとんごと天井からかぶせる虫よけのアミ)のつり手を切りおとしました。
進屋、門一破、一看你這方丈有錢啦、還你媽床上備蚊帳、這就說明這和尚身上的肉金貴怕被蚊子咬撒、亡命客直接對到蚊帳頂子就是一刀。
「うわあーっ!」
覆面は、おどろく和尚をかやごとグルグル巻きにして、
就聽到方丈一聲叫、這是別個醒了、開眼瞬間過就看到的是三把尖刀幫自己對到的、而本來是保護自己的蚊帳現在倒好、被人賊頭砍落下之後加以利用、像條漁網一樣的纏自己身上被包粽子了。
「やい、和尚。金のありかを言え!」
操你媽!錢!收到哪裡的快講!爹數一二三!三!
「言わぬと、ひと思いに」
錢啦!講!都到三了啦!
「あの世行きだぞ」
你是不是想我請你死啊?!錢!到底收甚麼地方的!講!
和尚は、ブルブル震えながら言いました。
和尚被這三條亡命客連環逼問過是嚇到全身打㥬、尿都已經出來了、人哪見過這架勢啦。
「こんな寺に、金などあろうはずはないわい」
各位親爹們啊!兒是真㫘敢騙你們啊、為甚麼你們要特地來我這廟裡面搶啦?這裡是真的一兩銀都取不出哦?謂是有甚麼珍寶?我們廟裡?你們只管開口我馬上跟你們取!
「うそをつくな、たんまり隠しているとのうわさだぞ」
你媽的了個巴子!跟老子死啊!爹看你是活猖頭了、要錢不要命啊!裝!繼續裝!
「知らん、ない物はない」
你們儘管翻、功德箱我都可以帶你們去看、上面灰都有了、兒盤!
盗賊たちと和尚の言い合いが、だんだん激しくなってきました。
這你媽今天是來錯廟了啊?這方丈怎麼得這麼窮?真無一點油水可榨?
その声を、台所の近くで寝ていた寺の下男(げなん→下働き)が聞きつけました。
三條爹反正這就一直逼問人方丈錢到哪裡、而方丈啦他就哭窮、賊頭又逼、方丈又是現板眼、反正這局面就這麼一直僵持咯、到最後動靜越來越大、廟裡面其他人都醒了。
下男は起きると和尚の部屋へ近づき、そして部屋の中ヘ片手を入れると手まねきで、
「おいで、おいで」
を、しました。
這醒來的人是廟裡面的夥計、別個膽子天大、聽這聲音明顯都曉得這是別個奪財害命的來了、還你媽敢過去看下子情況、人到了地還幫三條賊頭跟招呼打了、半隻手伸到房裡面去打了個擺。
すると三人の親分らしいのが、そばヘよってきます。
下男は小さな声で、
三人看到來了條新面孔、先不去管方丈、走這批兒邊上來了。
這傢伙看人被自己喚過來了、露出你媽兩個牙齒一笑。
「お前さんたち。和尚をせめたって、しゃベるもんでねえ。金の隠し場所なら・・・」
と、自分を指さします。
我曉得方丈的錢到哪裡!讓我來跟你們帶路!到時候得錢了也莫忘記要賞我個帶路費啦!
親分も低い声で、たずねました。
「お前が、知っとるというのか?」
你曉得?!到甚麼地方哦?
下男は、コクンとうなずきました。
跟我來!走!
そこで三人の盗賊は和尚の部屋を出ると、暗い廊下を下男のあとからついていきました。
這賊頭們過就被這夥計一路帶到、跟人屁股後面去了、方丈那邊反正現在也被蚊帳網到的、暫時不得出條甚麼事。
「おい、どこまで連れていくんだ?」
喂?!小老弟?你這路好像是有點遠叻、你莫是到繞我們啦?那條批兒伙到底是幫錢收甚麼地方的哦?
「もうすぐ、金銀はすぐそこの観音堂(かんのんどう)の中の、さいせん箱の下にうめてあります」
觀音堂!前面就是觀音堂!錢都他媽到那條吃灰的功德箱底下埋到的!對了!先要去搞幾把鋤頭啦!算了!難浪費時間!你們三人的刀劍也行!
下男は三人を観音堂に案内すると、大きなカギをはずして中に入りました。
果然、這弟兄所言不虛啦、這到了觀音堂門口還有一把大鎖掛到的、說明裡面就真的有寶!三賊頭就是一番輪番輸出、但你媽㫘卵用、文風不動、最後還是講夥計講自己有鑰匙才得開的門、好啦、到地。
「それ、そのさいせん箱じゃ。ちと重いが、こいつをどかせば・・・」
看到那條大功德箱子吧?那就是條幌子!方丈他媽批到下面挖得有地道!金銀財寶全你媽到下面收到的!不過這箱子有點重、一定要幾個人一起才可以搬。
下男は盗賦たちと一緒になって、さいせん箱を持ち上げようとしましたが、
好啦、仙人指路、現在就過是四條傢伙一人一條踋強行要幫這大型功德箱跟你移走進入這下面的寶藏庫了。
「どうもいかん。こうもまっ暗では、何も見えん。どれ、ちょうちんをとってこよう」
對了、我去點根蠟燭、這你媽黢卵黑的、等下進了地道也你媽看不到啦、等我!馬上來!
と、下男は観音堂を出ると、素早くとびらにカギをかけました。
就是這麼個馬上來、但人是蠟燭一取之後就再也㫘看他回來過了、肯定不得來啦、別個根本就不是取蠟燭去的、人夥計是直接快步衝到門外、一把鎖門上一掛、直接跟你安排上了、鎖門了。
そしてそのまま走りだすと、本堂の廊下にある鐘を、
カン! カン! カン! カン!
カン! カン! カン! カン!
と、力いっぱいに鳴らしました。
這不就是你媽三更半夜啊?馬上這夥計作的事就是更加驚人了、直接衝到鐘樓一衝木一衝木的開始撞鐘了、就聽到這大鐘是瘋狂噹噹噹、震耳欲聾、這一下不僅是廟裡、連住廟附近邊上的人都過被嘈醒了。
こうして観音堂にとじ込められた盗賊たちは、頭の良い下男のおかげで、そのままかけつけた役人につかまりました。
後面是自然不要講了、三五十號人對到廟裡面一衝都到問你媽究竟是甚麼案?就這麼個勢頭一群人是取到傢伙幫觀音堂一入、三賊頭這過就被五花大綁的連夜打到火把送人官府去了、狗籠子一關、結案。
おしまい
结束
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