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福娘童話集 > 日本民間故事 > 301-330
第 320話
(日本民間故事 320)
とんち小僧の扇子(せんす)
望遠鏡
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、あるところに、とてもとんちが上手な子どもがいました。
到好久以前這就一條小卵日大聰明。
あるとき、そのとんちが上手な子どもが、お城の殿さまからごほうびをいただくことになりました。
畢竟是條大聰明啦、還你媽這麼小一個、有天王來了興致幫人城裡面一召、隨便扯了個幾句就準備講要行別個賞賜了。
「欲しい物を、何でも申してみよ。遠慮はいらんが、ただし、わしが納得する物だぞ」
講想讓我賜你個甚麼東西吧啦?你順便講、不過也不能瞎雞巴講、你自己看到合適來。
殿さまの言葉に、とんちが上手な子どもは少し考えました。
看到有錢獎小卵日心想了啊。
(お殿さまは、おいらを試しているのだな。欲張れば『それはダメだ』と言うだろうし、かといって遠慮をすれば損をするだけだ。殿さまに納得させて、少しでも良い物を手に入れるには・・」
這就是條砍手遊戲啊、我若是謹慎的話拿到手上的錢就少、但我若是貪心的話就要承擔這有可能斷手的風險、問題在於我要摸清楚藩王的底線到哪裡、這是王到讓我去摸他的心啊。
とんちが上手な子どもは、やがて顔を上げてこう言いました。
小卵日想了老半天、腦鬠一抬幫話講了。
「お殿さま。おいらは、この扇子にかくれるだけの田んぼが欲しゅうございます」
王!我想好了!我要田地!有了田地我就是地主吃住不愁了!一把扇子那麼大個搞的好?
それを聞いた殿さまは、笑いながら言いました。
王聽到這前言接到的後語直接就是一笑。
「なんじゃ、すいぶん欲のない奴じゃ。わかった、それが望みであれば、扇子にかくれるだけの田んぼをやろう」
講你媽這麼小就有心要成為大地主了、而且還想要一張扇子那麼大個的土地、有前途啊、有前途、我這就賜你一把大點的扇子讓你去量啦。
「はい、ありがとうございます。さすがはお殿さま、子どものおいらに、これほどの田んぼをくださるとは」
感謝王啊!這良田萬畝那我就拿走了哈!
とんちが上手な子どもは立ち上がると、お城の窓から扇子を伸ばしました。
就看小卵日是接過一柄大扇、馬上就走到這王的天守窗前、直接就過是扇子一展撕開作成了你媽望遠鏡。
すると田んぼどころか、その向こうの山や川までが扇子の向こうに隠れたではありませんか。
講王、現在你從我的這個望遠鏡洞裡面去看、這內中是不是良田萬畝綽綽有餘?你看這還有山以及河流都到到內中勒。
「うーん。そうきたか・・・」
你這小卵日!!我還講你是只要扇子那麼大個一塊地啊!
さすがの殿さまも困ってしまいましたが、今さら約束を破ることは出来ません。
但王這答應的話才將剛講出口、現在也不好馬上毀約、就想先交到你手上過你玩兩天到時候再收回來算了。
「お前のとんちは、本当にたいしたものじゃ」
好好好!賞你賞你!我看你是條我們國家的棟樑之材、還這麼小一個啦。
殿さまは扇子でかくれた広い土地を、子どもに与えたということです。
這就真的藩王還是信守承諾、姑且是讓人小卵日今天的一日地主成了、暫時過了把癮。
おしまい
结束
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