10月1日のイソップ童話
カラスとキツネ
おなかのすいたカラスが、イチジクの木にとまりました。
実を食べようとしましたが、よく見るとまだ青いので、カラスはイチジクが熟すまで待つことにしました。
じっと待っているカラスを見たキツネが、
「きみは、どうしてそこにいつまでもとまっているの?」
と、聞きました。
カラスがわけを話すと、
「だめだめ。待てばいいことがあると思って。待つことは夢をあたえるけど、エサはあたえてくれないよ。ちょっと別のところへいけば、熟した実の木があるのに」
このお話しは、行動力のない、じゃまくさがりやの人をたとえています。
おしまい
きょうの「366日への旅」
記念日検索
きょうは何の日?
誕生花検索
きょうの誕生花
誕生日検索
きょうの誕生日
福娘童話集
きょうの日本昔話
福娘童話集
きょうの世界昔話
福娘童話集
きょうの小話