福娘童話集 > 新作の紹介 福娘童話集 きょうの新作昔話 童話・昔話・おとぎ話の福娘童話集
     8月 6日の豆知識

366日への旅
きょうの記念日
ハムの日
きょうの誕生花
ジニア(ひゃくにちそう)
きょうの誕生日・出来事
1946年 堺正章(タレント)
  8月 6日の童話・昔話

福娘童話集
きょうの日本昔話
らんまのろくろっくび
きょうの世界昔話
親指姫
きょうの日本民話
てんじょうを歩く女
きょうのイソップ童話
ゼウスとキツネ
きょうの江戸小話
かがみみせ
広告
 


福娘童話集 > きょうの新作昔話 > 揚松明

2010年 8月6日の新作昔話

揚松明

揚松明
京都府の民話 → 京都府の情報

 舞鶴(まいづる)にある雨引神社(あめびきじんじゃ)は蛇神さまとも呼ばれて、今でも八月十四日の夜になると、揚松明(あげたいまつ)を夜空にかかげる火祭りが行われています。
 これは、それにまつわるお話しです。

 むかしむかし、蛇ヶ池(へびがいけ)という池に、恐ろしい大蛇が住んでいて、村人たちを困らせていました。
 ある日の事、森脇宗坡(もりわきそうは)という侍の娘が、この大蛇に飲みこまれてしまったのです。
 怒った宗坡(そうは)は、娘のかたきを討つために、蛇ヶ池へと向かいました。
 宗坡が蛇ヶ池のほとりにやってくると、今まで静かな水面が急に波打ち始め、池の中から、それは大きな大蛇が姿を現して、口から火を吐きながら宗坡に襲いかかろうとしたのです。
「お主が、娘の仇か!」
 そこで宗坡は、ここぞとばかりに手にした弓で矢を放つと、矢は見事に大蛇の右目を射貫きました。
 これに怒った大蛇が暴れ狂いましたが、宗坡は落ちついて、もう一本の矢を大蛇の左目に命中させました。
 両目をつぶされた大蛇は、どうする事もできず、ついに宗坡の槍でとどめをさされたのです。
 ところが宗坡は、心のやさしい侍で、
「娘の仇にお主を倒したが、お主とて、生きるために食っただけのこと。もう、恨みはない。ねんごろに弔ってやろう」
と、宗坡は大蛇の死体を雨引神社(あめびきじんじゃ)に運ぶと、ねんごろに弔ってやったということです。

 それから毎年八月十四日の夜、大蛇が火を吹く姿をした揚松明が、夜空に揚げられる様になったのです。

→ 揚松明について (京都新聞 ふるさと昔語り)

おしまい

ページを戻る

新作の紹介メニュー

福娘童話集

新作の紹介
福娘のサイト
366日への旅
毎日の記念日・誕生花 ・有名人の誕生日と性格判断
福娘童話集
世界と日本の童話と昔話
女の子応援サイト さくら
職業紹介・誕生日占い・おまじないなど
子どもの病気相談所
病気検索と対応方法、症状から検索するWEB問診
世界60秒巡り
国旗国歌や世界遺産など、世界の国々の豆知識