福娘童話集 > 日本民間故事 > 001-030
第 16話
(日本民間故事 016)
とけてしまった雪ん子 (健全普通話版)
融化的雪娃娃
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、ある雪国に、子どものいないおじいさんとおばあさんがいました。
在很久很久以前、於某一處雪國、居住在這裡的就是一對長年來一直膝下無子的老婆婆與老公公。
二人は、毎日のようにお宮まいりをして、
公婆兩人呢、為滿足自己的這個遺憾、天天就是去廟裡拜呀拜。
「わしらにも、子どもをさずけてください」
神仙神仙、大發慈悲、大發慈悲、還請是賜予我們一個小孩子吧。
と、お願いしたのです。
每天都是這個樣子求呢。
するとある日、二人の夢の中に神さまが現れて言いました。
然後這就是真的有一天呀、公婆兩人睡覺做夢、這夢裡面的神仙他就說話了呀。
「そなたたちの願いを、聞き入れよう。女の子をさずけるから、雪で人形をつくるがよい」
你們兩人這個長久以來的心願、現在我總算也是知曉啦、行、就賜給你們一個女孩、記住咯、先就是要自己去捏出一個雪娃娃呢。
次の朝、おじいさんとおばあさんは大喜びで庭へ出ると、さっそく雪で人形をつくりました。
這就時間來到了第二天一早呀、別提就現在的公婆是有多高興了、速度飛快的那就是衝進了院子裡、在這裡是把一個雪娃娃開始推起來咯。
頭はおかっぱ(→前髪を切り下げ、後髪をえり元で切りそろえた髪型)で、目がクリクリと大きなかわいい女の子の人形です。
娃娃呢、頭髮還是給她捏出了個河童頭、然後呀、眼睛是捏的大大、一看就是個水靈水靈的漂亮小女孩呢。
「よし、人形が出来た。こんなかわいい娘が、本当にいてくれたらなあ」
好呀好呀、雪娃娃出來咯、如此可愛的小姑娘、若是夢裡面的那個預言真的是真的、那就太好了呀。
「そうですね。雪人形でなく、これが本当の娘だったら」
是呀是呀、給我們來一個真的寶貝閨女吧、而不只是一個雪娃娃。
二人が雪人形をながめていると雪人形がスーッと消えて、そのかわりに雪人形そっくりのかわいい女の子が現れたのです。
公婆兩人這就看向了自己的現在這個作品、然後是感嘆又感嘆呀、可突然、雪娃娃它消失了、消失後呀、公婆的面前就是真的出現了一名活靈活現的跟雪娃娃一樣可愛的真閨女呢。
女の子は二人を見て、ニッコリとわらいました。
現在這個小女孩呢、剛出生後她就看到了公婆、注視著注視著、然後又是微微一笑的露出了笑容。
「おおっ、本当の女の子だ。神さまが、願いをかなえてくれたんじゃ」
天啦天啦、真的真的是一個可愛閨女呀、天神呀天神、感謝了你為我們實現了這個心願呀。
「ありがたい、ありがたい」
感謝呀、感謝呀。
おじいさんとおばあさんは、女の子を家に連れて帰りました。
沒多久、就看見公婆已然是把這名小女孩給手牽手的給領進了屋。
見れば見るほどかわいい女の子で、おじいさんとおばあさんの事を、
這下又是有時間仔細一瞧了呀、公婆這就感覺到了呀、就是閨女的這個小臉蛋、那可真是越看越漂亮呢。
「お父さん、お母さん」
爸爸媽媽。
と、よんでくれるのです。
而且現在人家竟然還是主動張嘴叫起了這爸爸媽媽呢。
二人はこの女の子に雪ん子という名前をつけて、それはそれは大切に育てました。
就這樣、公婆也是給這個小孩取了個名、名字就叫做雪娃娃、然後呀、對其是小心翼翼的呵護有加呢。
ところがどういうわけか雪ん子はあついのが大嫌いで、おじいさんやおばあさんがいろりにあたれと言っても、
可就不知為何、雪娃娃她就是十分十分的怕熱呢、她最討厭熱氣了、公婆一旦就是叫雪娃娃也過來一起烤火呀。
「寒いところがいいの。あついのはいや」
不要不要、我是超級怕熱呢、我就待在這個涼快的地方就好啦。
と、言うのです。
是這樣說道。
それにご飯もみそしるも、冷たくなってからでないと食べません。
然後就是吃飯的時候呀、雪娃娃她就是必須只吃冷飯呢。
それでも雪ん子は、かぜ一つひかないので、二人はあきれるやら感心するやら。
雖說這些看起來也許就是一個不好的壞毛病吧、但好的地方也有呢、那就是雪娃娃她是從來沒有患過一次的風寒感冒呢、既然這樣、公婆兩人也就不強求雪娃娃甚麼預防感冒要把身體弄暖和咯。
そんなある日、近所の子どもたちが雪ん子を遊びにさそいました。
時間來到了今天、住附近的一群孩子們是找到了雪娃娃、要邀請人家一起去玩。
雪ん子は、遊びに行くのを嫌がりましたが、
雪娃娃她才不喜歡跟人家去玩呢、她甚至還有點討厭、可就是公婆呀。
「雪ん子や、家にばかりいないで、たまにはみんなと遊んでおいで」
雪娃娃呀、也不要一直就是呆在家裡面呀、你也是要和其他小朋友們外出去玩玩的嘛。
と、おばあさんに言われて、しかたなく出かけました。
被婆婆是這麼一說、雪娃娃她才是不情不願的勉勉強強的出了們。
さて、近所の子どもたちは雪ん子を、たき火のそばへ連れて行きました。
就這樣、雪娃娃最後是給這群小孩子們帶去了一個大火堆面前。
あついのが大嫌いな雪ん子を、みんなでからかってやろうというのです。
火甚麼的雪娃娃她可最是討厭了、可大家就是知道雪娃娃怕火、還就是故意的去用火欺負她呢。
「雪ん子、火にあたれ」
雪娃娃、來讓你烤烤火吧。
「そうだ。もっと火のそばへ行け」
對呀、烤火烤火、再多離火堆旁近一點呀。
子どもたちは嫌がる雪ん子をつかんで、たき火のそばへ押しつけました。
就這樣呀、只見一群孩子們他們是抓緊了雪娃娃的雙手、硬生生的是把人家扯到了這火堆旁邊。
「いや! あついのはいや!」
不要!我怕火!不要啊!
嫌がる雪ん子の体から、氷のように冷たい汗が流れました。
討厭火的雪娃娃現在已經是能看見、自人家的身體裡面是開始了冷汗直流。
そして雪ん子は、ジューッという音とともに消えてしまいました。
下一秒、隨著一道被蒸發的聲音響起、雪娃娃她消失在了孩子們的面前。
「あっ、雪ん子がいなくなった」
天啦、雪娃娃她不見了。
子どもたちはびっくりしてたき火を見つめましたが、小さくなったたき火の上に白い湯気(ゆげ)が立ちのぼっているだけです。
孩子們不明白這是發生了甚麼、一個個就都是全部看起了大火堆、可怎麼找雪娃娃也好像並不在火堆裡面呀、讓人納悶的就是現在的火堆上為啥就是瀰漫起了一陣陣白霧呀。
かわいそうに雪から生まれた雪ん子は、火にとけてしまったのです。
其實呀、人家雪娃娃就是自雪而生、碰到了大火之後當然也便只有是這消融的份咯、真是可憐又可憐的雪娃娃呀。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
とけてしまった雪ん子
融雪
むかしむかし、ある雪国に、子どものいないおじいさんとおばあさんがいました。
到好久以前、長年飄雪的雪國、一對公婆就到這裡住到的、老來無子。
二人は、毎日のようにお宮まいりをして、
但其實還是幫小兒的事天天心裡面念到的。
「わしらにも、子どもをさずけてください」
と、お願いしたのです。
這就天天廟裡面去騷擾送子觀音啦。
するとある日、二人の夢の中に神さまが現れて言いました。
時間一久、菩薩受不了了、也過就託夢了。
「そなたたちの願いを、聞き入れよう。女の子をさずけるから、雪で人形をつくるがよい」
我曉得了、那就跟你們過條女娃娃好吧?你們自己先用雪捏到個、要甚麼樣子自己想、我這就跟你們變。
次の朝、おじいさんとおばあさんは大喜びで庭へ出ると、さっそく雪で人形をつくりました。
天亮、兩老傢伙笑得好開心開門到自己院子裡面搭雪人了、不一下、這人樣子就有了。
頭はおかっぱ(→前髪を切り下げ、後髪をえり元で切りそろえた髪型)で、目がクリクリと大きなかわいい女の子の人形です。
幫髮型五官啊都作成了自己喜歡的樣子。
「よし、人形が出来た。こんなかわいい娘が、本当にいてくれたらなあ」
「そうですね。雪人形でなく、これが本当の娘だったら」
這就又開始嘆了、就不曉得這夢裡面講得是真是假了、萬一要是真跟自己過這麼乖條小女兒就好啦。
二人が雪人形をながめていると雪人形がスーッと消えて、そのかわりに雪人形そっくりのかわいい女の子が現れたのです。
話剛一講完、兩老作好的雪人就眼前消失不見了去、一陣煙霧一化、一條真正的小女兒現身了。
女の子は二人を見て、ニッコリとわらいました。
「おおっ、本当の女の子だ。神さまが、願いをかなえてくれたんじゃ」
「ありがたい、ありがたい」
兩老傢伙這就欣喜若狂啦。
おじいさんとおばあさんは、女の子を家に連れて帰りました。
兩人一人牽個小手領回了屋。
見れば見るほどかわいい女の子で、おじいさんとおばあさんの事を、
進門這就一直看到啦、不一下、別個人開口了。
「お父さん、お母さん」
と、よんでくれるのです。
爸爸媽媽這就喊到了。
二人はこの女の子に雪ん子という名前をつけて、それはそれは大切に育てました。
而兩老也幫女的名字定為了雪。
ところがどういうわけか雪ん子はあついのが大嫌いで、おじいさんやおばあさんがいろりにあたれと言っても、
住的時間一久、公婆就發現雪好怕熱、一到火爐子邊上人就不舒服起來了。
「寒いところがいいの。あついのはいや」
と、言うのです。
一直叫叫叫。
それにご飯もみそしるも、冷たくなってからでないと食べません。
而且別個吃飯也只喜歡吃冷的啦、這炦的是萬萬不要。
それでも雪ん子は、かぜ一つひかないので、二人はあきれるやら感心するやら。
但好就好到這雪生來就從㫘感冒過、風寒不侵。
そんなある日、近所の子どもたちが雪ん子を遊びにさそいました。
有天、住邊上的小卵日們就來邀雪一起去玩。
雪ん子は、遊びに行くのを嫌がりましたが、
但雪性格本身就不喜歡到處走。
「雪ん子や、家にばかりいないで、たまにはみんなと遊んでおいで」
只是講這人久待到屋裡面的確也是㫘甚麼味、至少婆子心裡面是這麼想、就想她去跟其他小屁股出去玩下子也好。
と、おばあさんに言われて、しかたなく出かけました。
婆子讓雪出去玩、雪也就過只能出去了。
さて、近所の子どもたちは雪ん子を、たき火のそばへ連れて行きました。
但這地方是雪國啦、他就冷、這一冷就要烤火、幾條小卵日這玩的就是火了。
あついのが大嫌いな雪ん子を、みんなでからかってやろうというのです。
雪一看這玩的是這條傢伙、馬上兩腿一抽準備跑路的時候、幾個人就曉得雪怕火了、還專門用火來整雪。
「雪ん子、火にあたれ」
「そうだ。もっと火のそばへ行け」
子どもたちは嫌がる雪ん子をつかんで、たき火のそばへ押しつけました。
幾個人幫雪一捉、壓到雪靠到火正頭前。
「いや! あついのはいや!」
這就看到雪瘋狂唏、到那裡喊救命。
嫌がる雪ん子の体から、氷のように冷たい汗が流れました。
而此時雪的身上也開始瘋狂流起了汗、跟冰被融化一樣。
そして雪ん子は、ジューッという音とともに消えてしまいました。
「あっ、雪ん子がいなくなった」
這就又唰的一下、人像是被點燃一樣、瞬間憑空消失不見了。
幾條小卵日也過一下驚了。
子どもたちはびっくりしてたき火を見つめましたが、小さくなったたき火の上に白い湯気(ゆげ)が立ちのぼっているだけです。
再看火堆、上面瀰漫到白霧、就跟水開了冒煙樣的。
かわいそうに雪から生まれた雪ん子は、火にとけてしまったのです。
其實就是人被火融了啦。
おしまい
结束
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