福娘童話集 > 日本民間故事 > 031-060
第 50話
(日本民間故事 050)
ダイコンおろしストーン (健全普通話版)
天霜白露華
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、お百姓(ひゃくしょう)たちが年貢(ねんぐ)のお米をおさめないので、お代官(だいかん→役人)が、きつく取り立ててやろうと、山の村へやってきました。
在很久很久以前、因為今年的百姓不納糧、所以說呀、負責這年貢的官員們就去到了人家這個小山村是進行催收去了。
それを知った山の村では大さわぎで、ウマにのったお代官がやってくると、ごちそうにと、大きな皿(さら)にタイを一匹のせて出しました。
得到了這個消息的全村是立馬的就給炸開了鍋、等到人家當官的是騎著高頭大馬蒞臨自己的這個小山村、村民們只能是設宴款待各位大爺了呀、一個大大的盤子裡、一尾鯛魚這就也給大爺們是呈上去了。
「よしよし、よい心がけじゃ。年貢の取り立ては、まずこれを食ってからにしてやろう」
不錯不錯、看來你們還是蠻有心的嘛、至於年貢的事情、我們也就先禮後兵、先吃完再說吧。
と、お代官が出されたタイを食べようとしたら、なんとそのタイはくさっていて、ウジ虫がわいているのです。
官老爺呢、這就才準備想下筷子夾一夾的時候呢、色香味的啥的這就先一品、奇了個怪、這鯛魚怎麼就是一條大臭魚呀、而且就這魚上面的那些個還在爬著的蛆蟲又是些甚麼東西呀。
「この無礼者(ぶれいもの)! なんと言う物を出すのだ!」
你們這些個王八蛋!這給我端出來的都是些甚麼個玩意兒呀!
お代官が顔をまっ赤にして怒ったので、村のお百姓が言いました。
官老爺他生氣了、人家臉上的那個表情他是面紅耳赤、村子裡面的老百姓們這就給老爺解釋了呀。
「へえ、なんでも、えらいお方が来られたときは、タイをつくって(→この場合のつくるとは、本当はおさしみにすること)さしあげるもんじゃと聞きましたで、わしらはタイを畑にうめて、こやしをかけてつくりました」
這這這、貴客蒞臨、按規矩呢、我們也都是聽說過要上這大鯛魚才不失禮儀、這魚到手之後都是給我們种在了田裡、就是為了這一天的到來、還天天給魚施肥呢。
これには、お代官もあきれてしまいました。
就是聽到了這話之後吧、官老爺人麻啦。
「まあ、こんな山の中にいては、海の魚の食べ方など知らぬのも無理はない。だが、山ならダイコンぐらいあるじゃろう、ダイコンおろしにして食うから、もってまいれ」
這這這、好、我算是明白了、你們這是一個山溝溝裡面的小山村、哪裡知道海裡面的魚是個怎麼樣的、行啦行啦、不知者無罪、但是、既然是山、山珍海味、沒有海味就給我上點山珍吧、就取出你們最好的蘿蔔、給我搞盤天霜白露華過來吧。
「へえ、へえ」
好好好。
お百姓たちは、いったん帰りましたが、何をしているのか、なかなかダイコンを持ってきません。
農民們是一口一個個好好好、但就是看見了人走過後半天不見這人上菜呀。
でもそのうちに家の天井裏で、何やらガサゴソと音がし始めました。
反過來的、是官老爺他頭頂上的天花板子上面持續的傳出了一陣陣噼啪噼啪的聲響。
「あいつら、天井裏にのぼって、何をしているのじゃ?」
喂喂喂、這群刁民是在我給耍甚麼花樣呢?咋就又是給我上到了天花板子上面去了呀?
お代官が天井を見上げていると、お百姓の一人が天井の板を一枚はがして言いました。
官老爺想當然的這就也是抬頭咯、這個時候呀、有一位農民它在上面是拆下來了一塊板子然後露頭了。
「お代官さま、今からダイコンおろしいを出します」
我親愛的官老爺呀、這天霜白露華我們現在就正式的給你您開整啦。
そして、天井から大きなダイコンを投げ落としたのです。
隨即呀、一根根的大蘿卜直接就是被農民瘋狂的給扔了下來。
「わっ、何をしておる!」
喂喂喂、想造反了是嗎!
ビックリするお代官の目の前に、お百姓はまた、ダイコンを投げ落としました。
官老爺人懵啦呀、目瞪口呆、可就人家農民不管你、繼續給上面給你下蘿蔔雨。
「へい、ダイコンおろしいです」
怎麼樣呀、我們的天霜白露華。
そしてまた、ストーンとダイコンを天井から投げ落とします。
就是與此同時呀、另一邊的一個天花板子也是給人掀開了去、而這邊的蘿蔔也是一樣的給你瘋狂的丟起來了。
「こら、あほうども、やめい。もうダイコンおろしはいらん!」
好好好、你們這群腦子有坑的刁民、我人已經麻了、快給我停下、我不要甚麼天霜白露華了。
お代官がいくらどなっても、お百姓たちは、天井からダイコンを投げ落としました。
官老爺現在人已經是頂不住了呀、但農民們是依舊的熱情、就是把蘿蔔懟在你頭頂上喂呢。
「だっ、だめじゃ。話してわかるような相手じゃない。いや、こんな村にグズグズしていたら、何をされるかわからん」
完了完了全他媽完了、這群農民完全就聽不懂一點人話、無法溝通呀、這就是個化外之地、繼續留在這種地方難保不成自身出個甚麼岔子呀。
お代官は年貢の取り調べもせずに、急いで逃げ帰ったという事です。
今年的這個年貢官老爺也就是不管這個村子了、隨你們去吧、一出門騎著高頭大馬立馬就是一丟煙的絕塵而去。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
ダイコンおろしストーン
錢要印
むかしむかし、お百姓(ひゃくしょう)たちが年貢(ねんぐ)のお米をおさめないので、お代官(だいかん→役人)が、きつく取り立ててやろうと、山の村へやってきました。
到好久以前這農民就要跟上面人交年貢、今年子這官差也是過來索糧來了。
それを知った山の村では大さわぎで、ウマにのったお代官がやってくると、ごちそうにと、大きな皿(さら)にタイを一匹のせて出しました。
這索糧搞不好就要變成索命、一村農民是慌了個卵脬翻天、快點好酒好菜全部上齊起來、幫幾位爹過服侍舒服起來。
「よしよし、よい心がけじゃ。年貢の取り立ては、まずこれを食ってからにしてやろう」
爹這就來了、先看到這桌子宴席、吃舒服了再跟你談是個好多、慢慢來不急。
と、お代官が出されたタイを食べようとしたら、なんとそのタイはくさっていて、ウジ虫がわいているのです。
這就先夾一口大鯛魚、但是聞到這味道不對啊、再又一看、你媽批!這不已經都長蛆了啊!
「この無礼者(ぶれいもの)! なんと言う物を出すのだ!」
你們這些個刁民!怪不得就該被老子索命啦!你看你們都安了個甚麼心啦!
お代官が顔をまっ赤にして怒ったので、村のお百姓が言いました。
官差這就發火了、帶頭的農民這就講了。
「へえ、なんでも、えらいお方が来られたときは、タイをつくって(→この場合のつくるとは、本当はおさしみにすること)さしあげるもんじゃと聞きましたで、わしらはタイを畑にうめて、こやしをかけてつくりました」
講自己曉得各位爹不敢怠慢、我聽講你們要吃都一定是山珍海味、這就不是好不容易搞到一條鯛魚啊、但只有一條不夠啊、我這就尋思到幫鯛往田裡面一種、讓他多長幾條出來、但這還㫘長、你們人不就已經來了嘛、我這還是剛剛又挖上來的、好新鮮的。
これには、お代官もあきれてしまいました。
幾個官差聽到這話人是懵逼了。
「まあ、こんな山の中にいては、海の魚の食べ方など知らぬのも無理はない。だが、山ならダイコンぐらいあるじゃろう、ダイコンおろしにして食うから、もってまいれ」
算了、你們一山農民、一輩子就都到這山上、㫘出去看過海也是自然、這魚你跟我換了、跟老子來盤白露華(蘿蔔泥)上算。
「へえ、へえ」
好。
お百姓たちは、いったん帰りましたが、何をしているのか、なかなかダイコンを持ってきません。
這就看到農民又去了一些、但這久怎麼就不見蘿蔔泥來啦。
でもそのうちに家の天井裏で、何やらガサゴソと音がし始めました。
突然這天花板上面就開始響了。
「あいつら、天井裏にのぼって、何をしているのじゃ?」
人這就不解、喊你上菜你跑到梁上去是要搞甚麼?
お代官が天井を見上げていると、お百姓の一人が天井の板を一枚はがして言いました。
幾個傢伙一抬頭、一條農民幫塊板子下落來露頭了。
「お代官さま、今からダイコンおろしいを出します」
講各位爹久等了、我現在就跟你們天降甘露讓你們滋潤滋潤。
そして、天井から大きなダイコンを投げ落としたのです。
這一下就是一根一根大蘿蔔直接甩下來了、莫是提一麻袋上去了哦、這雨露就不見停。
「わっ、何をしておる!」
爹看你們是好大的狗膽!
ビックリするお代官の目の前に、お百姓はまた、ダイコンを投げ落としました。
但這邊就是膽子天大、假勁假勁作死的繼續甩。
「へい、ダイコンおろしいです」
我看你是不懂鉈啊、我這邊還有一麻袋讓你繼續試下味。
そしてまた、ストーンとダイコンを天井から投げ落とします。
這就又看到天花板上面卸下了一塊、這次是二條口子一起噴火了。
「こら、あほうども、やめい。もうダイコンおろしはいらん!」
操你媽!快點跟老子停!
お代官がいくらどなっても、お百姓たちは、天井からダイコンを投げ落としました。
但是別個就不停、你能拿他怎麼樣嘛?
「だっ、だめじゃ。話してわかるような相手じゃない。いや、こんな村にグズグズしていたら、何をされるかわからん」
官差失了法度、幾天人還是玩不贏一村啦、走走走、這窮善惡水出刁民、你要他錢他要你命、莫等下人葬送到這裡了、快走。
お代官は年貢の取り調べもせずに、急いで逃げ帰ったという事です。
這就錢不好收啊、算了算了、還是印到安全一些、主要是這麼到他們這些個奤卵就以為自己㫘得損失啦、反正還不是一條卵、錢都你們到出、只不過從問你要、變成我直接從你口袋裡面取而已。
おしまい
结束
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