福娘童話集 > 日本民間故事 > 091-120 
      第 104話 
         (日本民間故事 104) 
          
         
ヒョウの皮の屋根 (健全普通話版) 
      豹皮屋頂 
       
      ・日本語 ・日本語&中国語 
      
      
      むかしむかし、唐津(からつ→さがけん)の町に、かんねどんと呼ばれている変わり者がいました。 
        在很久很久以前、於唐津町、就有著這麼一個是叫做勘右的奇怪傢伙。 
         
      ある日の事、かんねどんが近くの村に出かけていくと、立派な家を建てているところにぶつかりました。 
      就這天呀、勘右他是往這鄰村的方向正溜達著呢、突然就是看到了一處豪華的大宅子後這就是把自己的腳步給停下了呀。 
       
      「柱も太いし、よい家じゃ」 
      這大柱可立的真雄偉、這房子起的好呀。 
       
      「まるで、御殿(ごてん)のようだ」 
      對呀、簡直就像是大王的宮殿。 
       
      村人たちが集まって、みんなで家をほめています。 
      這門口也在正在有一群村民在哪裡品頭論足著呢。 
       
      かんねどんもそう思いましたが、かんねどんはへそ曲がりだったので、 
      勘右吧、自己看到了眼前的屋子也是這麼想到、但勘右這傢伙的性子是十分的古怪扭曲。 
       
      「はん。こんな家が御殿じゃと? おれの家など、ヒョウの皮で屋根をふいてあるわい」 
      哼、這種屋子就了不起啦?我家的屋子、要說那就連屋頂的蓋子那都是鋪的是豹子皮呢。 
       
      と、いばって言いました。 
      吹起了這樣一個大牛。 
       
      「へえ、ヒョウの皮で屋根がふいてあるとは、豪勢(ごうせい)じゃのう。これはぜひとも、見せてもらいてえ」 
      啊啊啊、甚麼、你家的屋頂上這鋪的都是豹子皮呀、真豪氣、這麼厲害、還請一定也讓我們見識見識看個世面呀。 
       
      「いいとも、いいとも。ついてくるがいい」 
      行呀、行呀、那就諸位都請跟我來吧。 
       
      かんねどんは、村人たちを家へ連れてきました。 
      勘右就這樣的是把一群村民給帶去了自己家裡。 
       
      「これがそうだ。よく見ろ」 
      這就是啦、好好瞧吧。 
       
      かんねどんは、たわらをかぶせただけの、とてもそまつな家を指差して言いました。 
      勘六這就帶人來了呀、用手一指、可到那裡的不就是一個破茅草屋子嗎。 
       
      「おいおい、これのどこがヒョウの皮だ」 
      喂喂喂、這哪裡是甚麼豹皮屋頂呀。 
       
      「ただのたわらではないか。バカにするな!」 
      對呀對呀、不就是稻草的屋頂、你是把我們當成傻瓜了嗎!? 
       
      村人たちが文句を言うと、かんねどんが言いました。 
      面對這村民們到怨言、勘六也是隨即的就做出了解釋啦。 
       
      「お前たち、米のたわらを数える時は、一俵、二俵というじゃろが。つまり俵(たわら)の皮で、屋根がふいてあるだろうが」 
      喂喂喂、你們數大米的時候難道都不是一俵二俵三四俵的在那裡數嗎?所以這個不就是把俵皮鋪在了屋頂上嗎。 
      (俵豹同音) 
       
      「・・・・・・」 
      「・・・・・・」 
      。。。。。。。 
       
      村人たちはあっけにとられて、何も言えませんでした。 
      村民們一個個是聽完後全麻了、給震驚的是半天說不一句話。 
      おしまい 
        结束 
         
        ↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓ 
         
        ヒョウの皮の屋根 
        豹皮鋪瓦 
      むかしむかし、唐津(からつ→さがけん)の町に、かんねどんと呼ばれている変わり者がいました。 
        到好久以前這唐津就住到有條喊勘右的怪胎。 
         
ある日の事、かんねどんが近くの村に出かけていくと、立派な家を建てているところにぶつかりました。 
有天這就出村辦事、走到走到看到路邊不曉得是哪個把棟別墅建這裡的。 
 
「柱も太いし、よい家じゃ」 
「まるで、御殿(ごてん)のようだ」 
村人たちが集まって、みんなで家をほめています。 
圍觀的群眾就都講好、這房子如法、自己也想要。 
 
かんねどんもそう思いましたが、かんねどんはへそ曲がりだったので、 
勘右看到別個起的這個屋心裡也是眼紅、內心的不平衡之甚、也讓這嘴巴裡面講出的話變了味。 
 
「はん。こんな家が御殿じゃと? おれの家など、ヒョウの皮で屋根をふいてあるわい」 
講這屋好條狗雞巴啊、我屋才好、我屋屋頂上面的瓦片都是用豹皮鋪的。 
 
と、いばって言いました。 
這就變成了牛皮客、吹起來了。 
 
「へえ、ヒョウの皮で屋根がふいてあるとは、豪勢(ごうせい)じゃのう。これはぜひとも、見せてもらいてえ」 
那你屋好屌哦?我長這麼大都還㫘看過豹子唉、快帶我們去你屋見識下子去。 
 
「いいとも、いいとも。ついてくるがいい」 
來!都來! 
 
かんねどんは、村人たちを家へ連れてきました。 
「これがそうだ。よく見ろ」 
這就勘右帶到一潽人上到自己屋看豹皮去了。 
到邊。 
 
かんねどんは、たわらをかぶせただけの、とてもそまつな家を指差して言いました。 
這不就條破爛的茅草屋啊、頂子上面就點稻草、哪有甚麼豹皮啦。 
 
「おいおい、これのどこがヒョウの皮だ」 
「ただのたわらではないか。バカにするな!」 
這就被從好遠地方拉勘右屋裡的這群人開始罵人了、講別個騙人。 
 
村人たちが文句を言うと、かんねどんが言いました。 
面對眾人的質疑、勘六幫話講了。 
 
「お前たち、米のたわらを数える時は、一俵、二俵というじゃろが。つまり俵(たわら)の皮で、屋根がふいてあるだろうが」 
你們數米的時候怎麼數的啊?忘記了啊?一俵、二俵、三四俵、所以我這上面的俵皮就是一豹、兩豹、三四豹、懂? 
 
「・・・・・・」 
「・・・・・・」 
村人たちはあっけにとられて、何も言えませんでした。 
村人這就一下全都是伏了勘右的辜、㫘話講了。 
      おしまい 
          结束 
         
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