たなばたのお話し 第 2 話 
       
        
      イラスト たつよ   提供 らくがきの日常 
       
七夕物語 
中国の昔話 → 中国の国情報 
      アニメサイズ
        Max 2560×1440 字幕「日本語」「英語」「中国語」 
        
         
        イラスト たつよ   提供 らくがきの日常 
         
        ※本作品は、読者からの投稿作品です。 投稿希望は、メールをお送りください。→連絡先 
        
         
        投稿者 「かみしばいサーカス」  かみしばいサーカス 
         
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        投稿者 「久瑠璃桜華」  久瑠璃桜華 
         
※動画のイラストは、福娘童話集が使用許可を出しています。 
 
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投稿者 「Fundacao Japao em Sao Paulo」  Fundacao Japao em Sao Paulo 
 
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投稿者 ナレーター熊崎友香のぐっすりおやすみ朗読 
 
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投稿者 眠れる森のくま 
      
       
      
       
       夜空に輝く天の川のそばに、天の神さまが住んでいます。 
        
      
        
           天
        
        の
        神
        
        さまには
        一人
        
        の
        娘
        
        がいて、
        名前
        
        を、
        織姫
        
        といいます。 
        
      
        
           織姫
        
        ははたをおって、
        神
        
        さまたちの
        着物
        
        をつくる
        仕事
        
        をしていました。 
         
         さて、
        織姫
        
        が
        年頃
        
        になったので、
        天
        
        の
        神
        
        さまは
        娘
        
        にお
        婿
        
        さんを
        迎
        
        えてやろうと
        思
        
        いました。 
         そして
        色々
        
        探
        
        して
        見
        
        つけたのが、
        天の川
        
        の
        岸
        
        で
        天
        
        のウシを
        飼
        
        っている、
        彦星
        
        という
        若者
        
        です。 
        
       
        この
          彦星
        
        は、とてもよく
        働
        
        く
        立派
        
        な
        若者
        
        です。 
         そして
        織姫
        
        も、とてもやさしくて
        美
        
        しい
        娘
        
        です。 
        
        
           二人
        
        は
        相手
        
        を
        一目
        
        見
        
        ただけで、
        好
        
        きになりました。 
        
       
        二人
        
        はすぐに
        結婚
        
        して、
        楽
        
        しい
        生活
        
        を
        送
        
        るようになりました。 
        
       でも、
          仲
        
        が
        良
        
        すぎるのも
        困
        
        りもので、
        二人
        
        は
        仕事
        
        を
        忘
        
        れて
        遊
        
        んでばかりいるようになったのです。 
        
      
        「
        織姫
        
        さまがはたおりをしないので、みんなの
        着物
        
        が
        古
        
        くてボロボロです。はやく
        新
        
        しい
        着物
        
        をつくるように
        言
        
        ってください」 
        「
        彦星
        
        がウシの
        世話
        
        をしないので、ウシたちが
        病気
        
        になってしまいました」 
        
        
           天
        
        の
        神
        
        さまに、みんなが
        文句
        
        を
        言
        
        いに
        来
        
        るようになりました。 
        
        
           天
        
        の
        神
        
        さまは、すっかり
        怒
        
        ってしまい、 
        
      
        「
        二人
        
        は
        天の川
        
        の、
        東
        
        と
        西
        
        に
        別
        
        れて
        暮
        
        らすがよい!」 
        と、
        織姫
        
        と
        彦星
        
        を
        別れ別
        
        れにしたのです。 
         
        「・・・ああ、
        彦星
        
        に
        会
        
        いたい。・・・
        彦星
        
        に
        会
        
        いたい」 
        
        
           毎日
        
        泣
        
        き
        続
        
        ける
        織姫
        
        を
        見
        
        て、
        天
        
        の
        神
        
        さまが
        言
        
        いました。 
        「
        娘
        
        や、そんなに
        彦星
        
        に
        会
        
        いたいのか?」 
        「はい。
        会
        
        いたいです」 
        「それなら、
        一年
        
        に
        一度
        
        だけ、
        七月
        
        七日
        
        の
        夜
        
        だけは、
        彦星
        
        と
        会
        
        ってもよいぞ」 
         それから
        織姫
        
        は、
        一年
        
        に
        一度
        
        会
        
        える
        日
        
        だけを
        楽
        
        しみにして、
        毎日
        
        一生懸命
        
        にはたをおるのです。 
        
        
           天の川
        
        の
        向
        
        こうの
        彦星
        
        も、その
        日
        
        を
        楽
        
        しみに
        天
        
        のウシを
        飼
        
        う
        仕事
        
        にせいを
        出
        
        しました。 
         そして
        待
        
        ちに
        待
        
        った
        七月
        
        七日
        
        の
        夜
        
        、
        織姫
        
        は
        天の川
        
        を
        渡
        
        って、
        彦星
        
        のところへ
        会
        
        いに
        行
        
        くのです。 
        
       
        しかし
          雨
        
        が
        降
        
        ると
        天の川
        
        の
        水
        
        かさが
        増
        
        えるため、
        織姫
        
        は
        川
        
        を
        渡
        
        る
        事
        
        が
        出来
        
        ません。 
        
       
        でも
          大丈夫
        
        、そんな
        時
        
        はどこからともなくカササギと
        言
        
        う
        鳥
        
        が
        飛
        
        んで
        来
        
        て、
        天の川
        
        に
        橋
        
        をかけてくれるのです。 
        
      
         さあ、あなたも
          夜空
        
        を
        見上
        
        げて、
        二人
        
        の
        再会
        
        を
        祝福
        
        してあげてください。 
      おしまい 
         
        たなばたのおりがみをつくろう おりがみくらぶより 
            
         
         
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