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福娘童話集 > イソップ童話(伊索童话) > 七月
サヨナドリとタカ
小夜啼鸟与鹰
にほんご(日语) ・ちゅうごくご(中文) ・日语&中文
高いカシの木にサヨナドリが止まって、いつもの様に歌を歌っていました。
小夜啼鸟停在了高高的橡树上,如同往常一样歌唱。
一羽のタカが、それを見つけました。
一只鹰,发现了那个。
タカはちょうど食べ物がなくてお腹を空かせていたので、サヨナドリに襲いかかり押さえつけました。
鹰正好没有食物,肚子扁扁,袭向小夜啼鸟并将其摁住。
このままでは殺されてしまうと思ったサヨナドリは、タカに言いました。
小夜啼鸟知道这样下去就要被杀了,对鹰说。
「タカさん、放して下さい。わたしのようにちっぽけな鳥を一羽食べたって、あなたのお腹がいっぱいになるはずはないでしょう。食べるのならわたしよりも、もっと大きな鳥を捕まえて下さい」
鹰兄,放了我吧,像我这样的小不点鸟就算吃了一只,你的肚子应该也不可能会饱吧,要吃的话就要抓比起我大的多的鸟。
タカは答えました。
鹰回答。
「何を言うか。こうやってちゃんと捕まえた獲物をみすみす放り出して、まだ見つかりもしない獲物を探しに行くほど、おれはバカじゃないぞ」
你在说什么啊,将这样好不容易捕获到的猎物轻易放弃,去搜寻连看都还没看到的猎物,我还没笨到那种程度。
人間でも同じ事です。
人也是同样。
大きなもうけをしようと欲張って、今持っている物をすぐに放り出すのは、おろか者がする事です。
贪心的想赚大钱,把到手的想也不想的交出去,乃蠢人所为。
おしまい
结束
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