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8月1日の日本の昔話
桃太郎
桃太郎
翻訳者 廣東省恵州学院 毕嘉欣
にほんご(日语) ・にほんご(日语)&ちゅうごくご(中文)
むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
很久很久以前,在一个地方,住着一位老爷爷和一位老婆婆。
おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へせんたくに行きました。
老爷爷到山上去砍柴,老婆婆去河边洗衣服。
おばあさんが川でせんたくをしていると、ドンブラコ、ドンブラコと、大きな桃が流れてきました。
老婆婆在河边洗衣服的时候,忽然听到咚啷咚啷的声音,一个大桃子沿着河流漂了过来。
「おや、これは良いおみやげになるわ」
“呀,这个可真是一份好礼物啊。”
おばあさんは大きな桃をひろいあげて、家に持ち帰りました。
老婆婆捡起那个大桃子,带回家去了。
そして、おじいさんとおばあさんが桃を食べようと桃を切ってみると、なんと中から元気の良い男の赤ちゃんが飛び出してきました。
当老爷爷和老婆婆想要把桃子切开来吃的时候,突然,一个健康的小男婴从桃子里面蹦了出来。
「これはきっと、神さまがくださったにちがいない」
“这肯定是上帝赐给我们的礼物”
子どものいなかったおじいさんとおばあさんは、大喜びです。
没有孩子的老爷爷和老婆婆都非常高兴。
桃から生まれた男の子を、おじいさんとおばあさんは桃太郎と名付けました。
老爷爷和老婆婆给这个从桃子里蹦出来的男婴取名叫桃太郎。
桃太郎はスクスク育って、やがて強い男の子になりました。
桃太郎长的很快,不久就长成了一个强壮的小男孩了。
そしてある日、桃太郎が言いました。
「ぼく、鬼ヶ島(おにがしま)へ行って、わるい鬼を退治します」
有一天,桃太郎说:“我要去鬼岛,消灭那些恶鬼”
おばあさんにきび団子を作ってもらうと、鬼ヶ島へ出かけました。
于是,他带着老婆婆给他做的糯米团子,向鬼岛出发了。
旅の途中で、イヌに出会いました。
在去鬼岛的路上,桃太郎遇到了一条狗。
「桃太郎さん、どこへ行くのですか?」
“桃太郎,你要去哪呀?”
「鬼ヶ島へ、鬼退治に行くんだ」
“我要去鬼岛消灭那些恶鬼”
「それでは、お腰に付けたきび団子を1つ下さいな。おともしますよ」
“那你把挂在腰上的糯米团子分我一个吧,我陪你一起去。”
イヌはきび団子をもらい、桃太郎のおともになりました。
小狗拿到糯米团子后,成了桃太郎的小伙伴。
そして、こんどはサルに出会いました。
接着,桃太郎遇到了一只猴子。
「桃太郎さん、どこへ行くのですか?」
“桃太郎,你要去哪呀?”
「鬼ヶ島へ、鬼退治に行くんだ」
“我要去鬼岛,消灭恶鬼”
「それでは、お腰に付けたきび団子を1つ下さいな。おともしますよ」
“那你把腰上挂着的糯米团子分我一个吧,我跟你一起去”
そしてこんどは、キジに出会いました。
接着,桃太郎又遇到了一只野鸡。
「桃太郎さん、どこへ行くのですか?」
“桃太郎,你要去哪呀?”
「鬼ヶ島へ、鬼退治に行くんだ」
“我要去鬼岛,消灭恶鬼”
「それでは、お腰に付けたきび団子を1つ下さいな。おともしますよ」
“那你把腰上挂着的糯米团子分我一个吧,我跟你一起去”
こうして、イヌ、サル、キジの仲間を手に入れた桃太郎は、ついに鬼ヶ島へやってきました。
就这样,得到了三个小伙伴,小狗,猴子,野鸡的桃太郎终于到达了鬼岛。
鬼ヶ島では、鬼たちが近くの村からぬすんだ宝物やごちそうをならべて、酒盛りの真っ最中です。
鬼岛上摆着鬼怪们从附近的村落偷回来的宝物和美食,鬼怪们正举行着酒宴。
「みんな、ぬかるなよ。それ、かかれ!」
“大家不要大意,在那里,上啊!”
イヌは鬼のおしりにかみつき、サルは鬼のせなかをひっかき、キジはくちばしで鬼の目をつつきました。
小狗冲上去咬住鬼怪的屁股,猴子伸出爪子去挠鬼怪的背,野鸡用嘴巴去啄鬼怪的眼睛,
そして桃太郎も、刀をふり回して大あばれです。
然后,桃太郎抡起大刀砍向鬼怪。
とうとう鬼の親分が、
「まいったぁ、まいったぁ。こうさんだ、助けてくれぇ」
と、手をついてあやまりました。
最后,鬼怪的头目趴在地上求饶道:“我输了我输了,投降!放过我吧。”
桃太郎とイヌとサルとキジは、鬼から取り上げた宝物をくるまにつんで、元気よく家に帰りました。
桃太郎和小狗,猴子,野鸡他们一起把从鬼怪那拿来的宝物塞进车里,高高兴兴回家了。
おじいさんとおばあさんは、桃太郎の無事な姿を見て大喜びです。
看到桃太郎平安回家,老爷爷和老婆婆都很开心。
そして三人は、宝物のおかげでしあわせにくらしましたとさ。
从此以后,三人靠那些宝物,过上了幸福快乐的生活。
おしまい
完
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