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福娘童話集 > 百物語 > 二月
2月18日の百物語
(2月18日的日本鬼故事)
嫁になった雪女
雪女變堂客
・日本語 ・日本語&中国語
※本作品は、読者からの投稿作品です。 投稿希望は、メールをお送りください。→連絡先
投稿者 「櫻井園子」 櫻井園子エス代表 《櫻井園子キャンドルWEB販売》
むかしむかし、ある山奥で、若者が一人で暮らしていました。
到好久以前、深山裡住到一條年輕人。
ある吹雪の夜、家に帰った若者が、ぬれた着物を囲炉裏(いろり)で乾かしていると、
有天晚上下雪、年輕人回到屋就幫自己溼衣服放到火坑旁邊乾。
「・・・今晩は。・・・今晩は」
有人吧?有人吧?
と、美しい女の人が訪ねて来たのです。
來條美女訪客
若者が戸を開けると、女の人は、
年輕人就開門了
「道に迷ったので、今夜一晩、泊めて欲しいのです」
港自己走迷了、不曉得路、想到年輕人屋裡面過夜。
と、言いました。
就這麼港的
「それは、お困りでしょう。何もありませんが、遠慮なく泊まっていきなさい」
年輕人也是客套幾下、讓乖女的住。
若者は親切に囲炉裏の火を大きくしてやりましたが、女の人はそれをとても暑がり、囲炉裏には近づこうとしませんでした。
男的也是對女的親切、幫火是加得好大、但是女的反而不怎麼喜歡、就靠到邊邊上的。
さて、翌朝になりましたが、女の人はどこに行くわけでもなく、ご飯の支度をしたり掃除したりと一生懸命に働き、そのまま若者の嫁さんになったのです。
第二天一早、女的哪裡也米去、就到屋裡做飯掃地、時間一久也就自然而然變成年輕人堂客了。
夫婦になった二人は、とても幸せな毎日を過ごしました。
兩條人就變夫妻啦、一起過日子。
けれど春が近づいて暖かい日が多くなると、嫁さんはだんだん元気がなくなってきました。
但是這一快春天、空氣變暖、堂客人反而還不好了。
「なあ、春になってもっと暖かくなったら、きっとお前の病気も良くなるだろう。それまで、頑張れよ」
男的也是喊女的堅持到春天、港天氣一暖和、病一定也散了。
若者はそう言って、元気のない嫁さんをはげましました。
年輕人也是一直鼓勵自己堂客。
そんなある日、若者が山の仕事から帰って来ると、家にいるはずの嫁さんがどこにもいないのです。
就有一天、男的歸屋、發現屋裡的堂客就不見了。
「おーい、どこへ行ったー!?」
也不曉得是到甚麼地方去了、好急。
若者が家中を探すと、嫁さんが残した置き手紙が見つかりました。
這就到屋裡到處邏、看到一封堂客的手信。
そしてその置き手紙には、こう書かれていたのです。
信上就這麼寫的
《今まで、お世話になりました。
也是勞你照護這麼久了。
わたしは雪女で、この夏には命が尽きます。
其實我是雪女、到這個夏天也就命終了。
そこで、生きている間に子どもを宿したいと、あなたの妻になりました。
也是想到有命的時候懷一個小孩、才和你結婚。
あなたのおかげで、無事に娘を宿す事が出来ました。
得你之幸、也是有了一個女。
娘を産んで、命が尽きるところをあなたに見られたくはないので、わたしは山へ帰ります。
幫女生落來之後、我的死態也不想被你看到、也就回山裡去了。
《さようなら》
永別了。
若者はすぐに山へ行き、毎日毎日嫁さんを探しましたが、嫁さんを見つける事は出来なかったそうです。
年輕人馬上往山裡跑、每天就都到邏自己堂客、但是也是米邏出甚麼碌頭。
おしまい
结束
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