福娘童話集 > 日本民間故事 > 一月
1月20日の日本民話
(1月20日的日本民間故事)
お腹に忘れられたかさ (健全普通話版)
忘在肚子裡的斗笠
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、とてもお酒好きな男が町でお酒を飲んでの帰り道、急にのどが渇いて水を飲みたくなりました。
在很久很久以前、有一個很喜歡喝酒的男人在鎮上豪飲完之後走在回家的路上、這個時候的男人就突然開始喉嚨很渴著急得想要找水喝。
「ああ、喉が渇いたな。どこかに、水はないかな?」
啊啊、喉嚨真是乾燥啊、這附近哪兒難道就沒有喝水的地方嗎?
辺りを見回すと、一軒の家の前に水の入ったおけが置いてありました。
男人快速的掃視了周圍一圈、將一間屋子前擺放的一個水桶給看見了。
それはとても汚い水で、蚊(カ)の幼虫のボウフラがたくさんわいていましたが、
但這可是一桶十分要命的水、裡面蚊子的幼蟲孑孑不都是已經生滿了嗎?
「もう、我慢できん!」
啊啊、但我已經口渴的無法忍受了!
と、酒飲みはおけの中に首を突っ込んで、その汚い水をガブガブと飲んだのです。
男人不管不顧的對到桶子中伸下去了頭、一口一口的喝起這桶裡的髒水來了。
「あー、喉の渇きが治まった」
啊啊、這下不渴了、喉嚨真舒服。
ところがお腹の中のボウフラがウヨウヨと動くので、気持ちが悪くなって家に帰っても寝る事が出来ません。
但新問題馬上就來了、男人肚子中的孑孑在男人的肚子裡躁動的不行、連男人回到家之後始終都是很噁心、就連躺在床上也根本無法入睡。
「弱ったなあ」
糟糕了、這該怎麼辦呀。
酒飲みが青い顔で寝転んでいると、友だちがやって来ました。
男人一副發青的臉在床上翻來覆去的不行、這個時候正好來位朋友串門了。
「どうした? そんなに、気持ちの悪そうな顔をして」
嗨!?老兄、你這是怎麼回事呀、為甚麼臉色那麼鐵青?
酒飲みが訳を話すと、友だちが言いました。
男人對著朋友說出了自己的遭遇、這時朋友給男人出招了。
「それなら、金魚を飲めばいい。ボウフラは金魚のエサだから、金魚がみんな食べてくれるさ」
我還以為是甚麼了、這樣的話將肚子中再吞入一條金魚不就行了嗎?你要不要試一試、只要你活著將金魚完整的吞下肚、它定能吃光所有的孑孑。
「そうか、その手があったか」
對呀、沒想到還有這招。
酒飲みはさっそく、金魚を一匹飲み込みました。
男人聽取了朋友的建議、馬上將一尾金魚活吞了。
ところが、お腹に入った金魚がボウフラを追い回すので、酒飲みは余計に気持ちが悪くなりました。
但這只金魚進到了男人的肚中、為了吃到眼前的孑孑光就是一個勁在男人肚子亂撞、這下可搞得男人更加憂心了。
「ちえっ、つまらん事を教えやがって」
看你幹得好事、儘給我出餿主意
酒飲みが気持ち悪そうに寝ていると、別の友だちがやって来て言いました。
男人心情很糟糕便又重新躺下、繼續在床上翻來覆去、但這時又來了一位新的朋友。
「それなら、鳥を飲めばいい。鳥なら、ボウフラも金魚も食べてくれるさ」
這樣的話、我想鳥兒也許可能有用、因為鳥兒的話不僅是金魚還有連同孑孑一起都可以輕鬆吃掉吧。
「そうか、その手があったか」
你也許說的沒錯、這是一個好辦法。
酒飲みは、さっそく鳥を飲み込みました。
男人此時又是馬上將一隻鳥兒活生生的吞入肚中。
鳥はボウフラも金魚も食べてくれましたが、食後の運動にお腹の中でバタバタと暴れるので、酒飲みはお腹が痛くてたまりません。
雖然男人肚子裡的小鳥是真的吃掉了金魚以及孑孑、但鳥兒為了飯後的消化便也在男人的肚子中開始了鬧騰、這下可讓男人的肚子疼得更加不行了。
「ちえっ、つまらん事を教えやがって」
瞧瞧你幹得好事、又是一個餿點子。
酒飲みは青い顔で、鳥が暴れない様にお腹を押さえていました。
男人此時已經臉色更加鐵青、而為了剋制肚中活動的鳥兒、男人開始壓起了自己肚子想試圖讓它乖乖聽話。
するとそこへ、また別の友だちがやって来て言いました。
就在這時、男人的家中又來了一位新的朋友。
「それなら、おれのおじさんを呼んでやろう。おれのおじさんは、鳥を捕まえる名人だ」
我知道了、那這樣就叫來我的爺爺吧、我的爺爺可是一位抓鳥專家。
「そうか、その手があったか」
対呀、沒想到還有這手。
そこで酒飲みは鳥を捕まえる名人のおじさんに、お腹の中へ入ってもらう事にしました。
就這樣男人開始了請求抓鳥名人的老爺爺潛入自己的腹中。
おじさんはいつもの様にかさをかぶり、鳥を捕まえるさおを持って酒飲みのお腹の中へ入って行きました。
老爺爺和往常一樣的戴著自己的斗笠、提著自己的捕鳥竿就這樣進入男人肚子裡面去了。
さすがは、名人です。
真不虧是捕鳥專家。
あっという間に鳥を捕まえると、外へ出て来ました。
光就只是光了一會兒的功夫、老爺爺就已經抓住了鳥出來了。
ところがうっかりかさを忘れてしまったので、酒飲みのお腹はガサガサして、ますます気持ちが悪くなったという事です。
但因為老爺爺的大意不小心將自己的斗笠落在了男人的肚中沒有取、男人的肚子是又開始更加的難受起來了。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
お腹に忘れられたかさ
斗笠忘記取
むかしむかし、とてもお酒好きな男が町でお酒を飲んでの帰り道、急にのどが渇いて水を飲みたくなりました。
到好久以前、一條男的喜歡幹酒、這就上街上幫酒幹舒服了歸屋、突然這就好渇。
「ああ、喉が渇いたな。どこかに、水はないかな?」
就想到哪裡去邏水吃。
辺りを見回すと、一軒の家の前に水の入ったおけが置いてありました。
周圍看一眼、就有屋門口一條桶桶擺到的。
それはとても汚い水で、蚊(カ)の幼虫のボウフラがたくさんわいていましたが、
這水䖰䘅個卵卯翻天、蚊蟲生的它屋兒全部都到水裡面到處穴貢刂過來穴貢刂過去。
「もう、我慢できん!」
但是這男的渴得受不了。
と、酒飲みはおけの中に首を突っ込んで、その汚い水をガブガブと飲んだのです。
這就腦鬠幫桶子裡面一摛、咕嚕咕嚕對到水就是一口口呋落去了。
「あー、喉の渇きが治まった」
舒服。
ところがお腹の中のボウフラがウヨウヨと動くので、気持ちが悪くなって家に帰っても寝る事が出来ません。
但是這些個吸血蟲到男的肚子裡面是爫奴來爫奴去、心裡就感覺好不舒服、回去了也睡不著。
「弱ったなあ」
這稀爛啦。
酒飲みが青い顔で寝転んでいると、友だちがやって来ました。
這就臉一黑、躺床上了、認得到的這時過來了。
「どうした? そんなに、気持ちの悪そうな顔をして」
問他、你這樣子是搞甚麼了啊?
酒飲みが訳を話すと、友だちが言いました。
這就幫吃蚊子卵的事一交待。
「それなら、金魚を飲めばいい。ボウフラは金魚のエサだから、金魚がみんな食べてくれるさ」
那簡單、我們這就搞條金魚去、你幫金魚一口落肚、肚子裡面那些個蟲金魚就都幫你解決了。
「そうか、その手があったか」
還有這手啊、是啊。
酒飲みはさっそく、金魚を一匹飲み込みました。
男的這就一口金魚落肚。
ところが、お腹に入った金魚がボウフラを追い回すので、酒飲みは余計に気持ちが悪くなりました。
但這金魚落了肚子幫蚊蟲追了個卵卯翻天、捉又捉不到、到肚子裡面是幫男的攪的青痛。
「ちえっ、つまらん事を教えやがって」
我日你個好傢伙、盡日弄我作些哈卵事。
酒飲みが気持ち悪そうに寝ていると、別の友だちがやって来て言いました。
這就先躺落去休息哈子、又來條認得到的過來的。
「それなら、鳥を飲めばいい。鳥なら、ボウフラも金魚も食べてくれるさ」
這傢伙還厲害些、直接喊別個吞條鳥進去、講鳥又可以捉蚊子兒又可以捉金魚、一舉兩得。
「そうか、その手があったか」
對啊。
酒飲みは、さっそく鳥を飲み込みました。
男的又馬上邏條鳥一口吞落肚了。
鳥はボウフラも金魚も食べてくれましたが、食後の運動にお腹の中でバタバタと暴れるので、酒飲みはお腹が痛くてたまりません。
這鳥雖是進了肚子幫蚊子兒還有金魚解決完了、但是吃飽了之後這就到男的肚子裡面發鳥癲、男的肚子又是青痛。
「ちえっ、つまらん事を教えやがって」
我日你個好傢伙、我看你是故意到日弄我。
酒飲みは青い顔で、鳥が暴れない様にお腹を押さえていました。
男的臉一黑、趕快幫肚子唔到、是痛了個卵卯翻天。
するとそこへ、また別の友だちがやって来て言いました。
這就又來條傢伙。
「それなら、おれのおじさんを呼んでやろう。おれのおじさんは、鳥を捕まえる名人だ」
看到這條樣子就講、我幫我爺喊過來算啦、他專門捉鳥的。
「そうか、その手があったか」
快去。
そこで酒飲みは鳥を捕まえる名人のおじさんに、お腹の中へ入ってもらう事にしました。
這就男的讓捉鳥的老杆子下自己肚子裡面。
おじさんはいつもの様にかさをかぶり、鳥を捕まえるさおを持って酒飲みのお腹の中へ入って行きました。
老闆子幫斗笠一披、搞鳥的那條傢伙一佩、這就下肚了。
さすがは、名人です。
這老杆子捉鳥是相對當可以。
あっという間に鳥を捕まえると、外へ出て来ました。
就一眼的功夫、鳥到手了、出肚了。
ところがうっかりかさを忘れてしまったので、酒飲みのお腹はガサガサして、ますます気持ちが悪くなったという事です。
但是歹勢歹勢、出來的時候幫斗笠掛肚子裡面忘記取了、這就稀爛、男的肚子還是痛了個卵卯翻天。
(回到上一页)
|