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8月12日の日本民話
(8月12日的日本民間故事)
姥っ皮 (健全普通話版)
老人皮
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むかしむかし、ある長者の家に、とても気立てが良く、美しい娘がいました。
在很久很久以前、某處的一位地主老爺家、是養育了一名嬌貴的小女、就人家的那模樣可謂是美極了。
娘はみんなに可愛がられて育ちましたが、でも新しいお母さんがやって来てから娘の運命が変わりました。
本來吧、在家裡那叫是一個眾星捧月的、可就直到後來這家裡頭是來了一位後媽、大小姐的這命運呀就徹底的是給人家改變了去。
新しいお母さんにはみにくい娘がいた為、自分の娘よりもはるかにきれいな娘が憎かったのです。
這位新母親呢、她是有著自己的一位女兒、而這位女兒呢、就長的不咋樣呢、甚至是還屬於那種比較醜陋的類型、於是乎、新母親她就恨呀、恨死人家了。
そこで新しいお母さんは、美しい娘を毎日いじめました。
這就導致了一件甚麼事呢、那就是這位新媽呀、天天的無時不刻就在那欺負著人家閨女呢、給人那是叫一個雞蛋裡面挑骨頭呀。
お父さんはその事を知っていましたが、せっかく来てくれた新しいお母さんには何も言いませんでした。
當然、時間一久之後家中的大老爺肯定也就是清楚這事了、可當初為續上了這門親事其實也是給自己費了蠻大的精力、現在人家屁股都還沒坐熱乎呢、說休就休、歲數大了這人也折騰不起呀。
そして新しいお母さんに言われるままに、お父さんは娘に家を出て行けと言ったのです。
可這等事情演變到了最後、竟然是這位後媽要逼著大老爺給自己的這位小女從家中趕出去才能善罷甘休、大老爺呢、不怎知道的也就給人是依了。
娘が家を出て行く日、新しいお母さんもお父さんも、娘が家を出て行くのを見送ろうともしませんでした。
就說說閨女要從自己家被迫離開的那天吧、這天無論就是後媽還是自己的親生父親、他兩可就都是沒有來。
でもただ一人、最後まで娘に優しかった乳母だけが娘を見送り、目に涙をためながら出て行く娘に言いました。
但最後就是這臨走的時候呀、有一位在家中工作的奶媽她是跑了過來給姑娘送行了、此刻的奶媽也是淚水狂噴呀。
「お嬢さま。
小姐小姐。
あなたさまは、とても器量よしです。
就因為您平日裡學來的那些的教養。
その為に、この様な事になりました。
會變成今天的這個結果也是您願意能可一味的忍讓與內心寬容的結果。
そしてこんな事は、世に出てからも続くでしょう。
但我還是希望您以後走出了這個家門、還是繼續的就能可維持著那樣的一份心、當然、若是這樣、您以後就還是時常的又會遇上這類事。
そこで用心の為に、これをかぶって行きなさい。
而我為了保險起見、現在就便把這個玩意兒交與給您吧、您出門後就請一定還要用上它。
あなたさまの事を、心からお守りくださるお人が現れるまでは」
這玩意兒能給您牽引過來一位是發自內心深處愛著您並會給與您守護的人。
そして乳母は姥っ皮(うばっかわ)と言って、年を取ったおばあさんになるための作り物の皮をくれたのです。
就這樣呀、大小姐的奶媽、也就是乳娘、是給人家扔去了一身老人皮、而老人皮、顧名思義、也就是一具上了年紀跟歲數的一位老婆婆的皮、更準確的說就是你穿上了這玩意兒之後就變成了一位老婆婆了。
娘はそれを被って年寄りのおばあさんに化けると、その姿で家を出ました。
就這樣、真的還就姑娘把這身人皮大衣是給身上一穿、變成了一位老婆婆後、就以這個姿態呀、從此以後都是離開這個家了。
年寄りの姿になった娘は、ある大商人の家の水くみ女に雇われました。
那現在人家就是位上了年紀的姑娘咯、也就是婆婆、婆婆呢走呀走、最後是找到了一戶商人大老爺的家中、給人幹起了這劈柴打水的雜活。
娘はいつも姥っ皮を被って働き、お風呂も一番最後に入ったので、誰にも姥っ皮を脱いだ姿は見られませんでした。
因為人家穿上了人皮大衣、那麼一舉一動呀、就真是成了位活生生的老婆子了、就因穿了這玩意兒吧、為了不給人發現、每天洗澡時、自己都要是給最後一個才能洗呢、也就是這樣、才能在誰都看不見自己的情況下脫下那具人皮大衣。
そんなある晩の事、娘がいつもの様に姥っ皮を脱いでお風呂に入っているところを、散歩に出かけていたこの家の若旦那が見つけてしまったのです。
就說說某一個夜晚呀、今日也是深夜時分、快趁著就沒人的時候姑娘是趕緊脫下了人皮大衣進入了澡桶子裡去洗洗、可就在這半夜、還有人是閒著沒事出來瞎溜達呢、他就是商人大老爺的公子哥、人家還就給你洗澡的樣子是好死不死的瞧見了呢。
「何と、美しい娘なんだ」
天啦、這位姑娘真就可是位絕世的美人。
若旦那は娘に声をかけようとして、思い止まりました。
也就是公子哥瞧見了姑娘的當下呀、連忙的是想過去跟人把一個招呼給打了、可一細想、這不對呀。
「いや、よほどの事情があって、あの様な皮を被っているのだろう。今は、そっとしておいてやろう」
「不不不、這不行、我觀這其中的事情太過於複雜、就光人家的那身人皮大衣、那都可是個啥啊、這要是貿然、不行、要等我下次再把這一系列事情都給弄清楚了以後呀」
若旦那はその場を立ち去ったのですが、娘に一目惚れした若旦那は、それ以来食事が喉を通らず、とうとう病気になってしまったのです。
大老爺年輕的兒子是冷靜的思索一翻後、先行離開了現場、並沒有聲張、可日後的兒子、就是因為當初的看了姑娘的那一眼、給自己整的是茶不思飯不想呀、沒幾天這都瘦成了骨頭、營養不良得病了。
何人もの医者に診てもらいましたが、若旦那の病気は全然治りません。
家裡人當然就是十分的著急呀、醫生不知道是給請來了多少、可一個個都說自己已經儘力了、沒辦法。
そこで心配した父親の大旦那が有名な占い師を連れて来て、若旦那の病気を占ってもらいました。
老爺那就叫個焦心呀、尋思著實在不行就你給找個偏門的試試、是給一位天橋底下赫赫有名的天師給請回了自己家、給兒子他這病情算上了。
すると占い師は、にっこり笑い、
算完天師就是立馬的一笑。
「これは、恋の病ですな。
這玩意兒呀、就是相思病。
このお屋敷には、多くの若い女中がいます。
就老爺家您這個大宅院呀、年輕漂亮的婢女並不少吧。
おそらく若旦那は、その女中の誰かを好きになったのでしょう。
恐怖就是這其中的哪一位、正中了您家少爺的下懷呀。
その娘を嫁にすれば、この病気はすぐに治ってしまいます」
我敢跟您包票、只要一結了婚呀、這案子準成。
と、言うのです。
天師就是給大老爺給支了個這樣的一個招。
「何と、息子は恋の病であったか。それはちょうど良い、息子にはそろそろ嫁を迎えねばと思っていたところだ」
啥玩意兒、是我兒子他戀愛了、行行行、這小孩子現在也年輕了、是時候這事也是該要給他辦辦了。
そこで大旦那は家中の女中に命じて、一人一人若旦那の部屋に行かせてみました。
於是乎呀、大老爺這就下了令、家中所有的婢女呀、這就一個一個的全讓她們跑去大少爺房間裡走兩步、就看看這到底是誰。
大旦那は隣の部屋から細くふすまを開けて若旦那の様子を見ていましたが、しかし若旦那はどの女中が来ても何の興味も示しません。
看這事的人當然那就是交與大老爺自己親手操辦了呀、就看他在兒子的隔壁房間給自己是整出了一個小縫隙、供全程專門的偷窺、可接下來發生的事、不就是大老爺瞧見了是自己的兒子對這些前來婢女的其中任何一人都不來一點興致嗎。
大旦那は首を傾げると、
大老爺這就也歪起了脖子開始納悶了呀。
「はて? これでこの家の女は全てのはずだが。・・・いや、もう一人いるが、あれは水汲みのばあさんだし」
這這這、這是咋回事呢?屋裡的全部女性這不全都是給我使喚過來了嗎?這不對呀、…………不不不、還有一位、但人家那可是一位老婆子呀、就一位給家中劈柴打水幹雜活的。
と、思いつつも、念には念を入れて、大旦那は水汲みばあさんを若旦那の部屋に連れて行きました。
大老爺心裡想了是千遍萬遍、最終還是決定了不可以放棄掉即便就只是絲毫的可能、去到了打雜的老婆子那兒、招呼著人家是進去到自己的兒子房間了。
すると若旦那は布団から起き上がって、水汲みばあさんにこう言ったのです。
結果這就咋說呢、威力是立馬見效呀、立竿見影的、只見兒子他是一下從病床上跳了起來、這一下子不癱瘓了、對著人家老婆子就是說了呀。
「どの様な事情でその様な姿をしているのかは分かりませんが、もしよければ、わたしの妻になっていただけませんか?」
我也不知道在你的身上是發生了何種的變故導致你就成為了今天的這個模樣、但那些不明白的我們以後在理、我現在想說的就是、若是請你現在就成為我的妻子、那麼你願意嗎?
すると娘はこくりと頷いて、姥っ皮を脱いで美しい娘の姿を見せたのです。
兒子一席話說完、姑娘這就看她也點了點頭、好傢伙、那一身的人皮大衣當場也就是給你全褪了去、現出了原本美麗的容顏。
それをふすまのすき間からのぞいていた大旦那は、大喜びです。
這可不、大老爺就這時還在隔壁全程監聽著呢、突然呀、人家就是一頓狂笑、那表情就別提有多高興了。
こうして姥っ皮を脱いだ娘はこの家の嫁となって、いつまでも幸せに暮らしたという事です。
故事到這裡也要即將落幕啦、就這樣、褪下了那身人皮恢復了真正的容姿的姑娘就在這個家中與大老爺家的少爺是成了婚、從那以後就都是一直過起了這幸福快樂的生活。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
姥っ皮
真皮
むかしむかし、ある長者の家に、とても気立てが良く、美しい娘がいました。
到好久以前、這就地主屋裡養的小女、嬌貴、乖。
娘はみんなに可愛がられて育ちましたが、でも新しいお母さんがやって来てから娘の運命が変わりました。
本來這日子是過得觴好妭好的、但有日來條後媽這一下變天了。
新しいお母さんにはみにくい娘がいた為、自分の娘よりもはるかにきれいな娘が憎かったのです。
這後媽還拖條女、但女長的不乖、看到別個女乖就心裡不舒服。
そこで新しいお母さんは、美しい娘を毎日いじめました。
這就要讓自己心裡變平衡起來、天天有事㫘事幫別個搞幾下、這就過得去了。
お父さんはその事を知っていましたが、せっかく来てくれた新しいお母さんには何も言いませんでした。
老頭後面也曉得了這事、但這也不是講想重新邏就邏、還是先將就到下子。
そして新しいお母さんに言われるままに、お父さんは娘に家を出て行けと言ったのです。
搞到最後是新媽天天幫老頭灌迷魂藥、讓老頭幫自己女過趕出去了。
娘が家を出て行く日、新しいお母さんもお父さんも、娘が家を出て行くのを見送ろうともしませんでした。
最後走的當日、老頭也不見來、新媽是自然不得來、人過就背條包自己走了。
でもただ一人、最後まで娘に優しかった乳母だけが娘を見送り、目に涙をためながら出て行く娘に言いました。
唯一送行的還是條奶媽、到別個屋裡打工的、看出了這事自己也是落眼睛水。
「お嬢さま。
あなたさまは、とても器量よしです。
その為に、この様な事になりました。
講別個是菩薩才願意受罪。
そしてこんな事は、世に出てからも続くでしょう。
這案子你以後還是要天天碰的。
そこで用心の為に、これをかぶって行きなさい。
あなたさまの事を、心からお守りくださるお人が現れるまでは」
但這菩薩和人一樣都是只得救自己、善心不過是看到別個眼裡的東西、我這也為我自己幫這身皮交起你、穿到它肯定有條得一直守到你的人。
そして乳母は姥っ皮(うばっかわ)と言って、年を取ったおばあさんになるための作り物の皮をくれたのです。
這就甩了一身人皮大衣、只要一套身上、這就過變成一條婆子了。
娘はそれを被って年寄りのおばあさんに化けると、その姿で家を出ました。
這別個小女兒才剛好成年、卻幫這身老人皮套身上、變成條六七十歲的老杆子出遠門去了。
年寄りの姿になった娘は、ある大商人の家の水くみ女に雇われました。
剛好別個有屋大戶、看到條婆子街上㫘地方去、也是講留到自己屋打個雜。
娘はいつも姥っ皮を被って働き、お風呂も一番最後に入ったので、誰にも姥っ皮を脱いだ姿は見られませんでした。
婆子就天天到屋裡打掃下子衛生啊、幫別個燒下子洗澡水甚麼的、皮衣是一直套身上的、還㫘的人曉得她的真面目。
そんなある晩の事、娘がいつもの様に姥っ皮を脱いでお風呂に入っているところを、散歩に出かけていたこの家の若旦那が見つけてしまったのです。
這洗澡也是最後一個進、搞這事就不能穿條皮套子了、脫了皮進桶子、剛好好死不死大晚上哪個不睡到外面散步。
「何と、美しい娘なんだ」
好傢伙、看到一條乖女的到洗澡。
若旦那は娘に声をかけようとして、思い止まりました。
這傢伙就正是別個老闆的兒、看到美女還想上去打個招呼去。
「いや、よほどの事情があって、あの様な皮を被っているのだろう。今は、そっとしておいてやろう」
但這看別個是套條皮、又到洗澡、感覺這事情有點複雜、就先㫘作聲。
若旦那はその場を立ち去ったのですが、娘に一目惚れした若旦那は、それ以来食事が喉を通らず、とうとう病気になってしまったのです。
走兩踋回了房、對這事是念念不忘、睏又睏不著、原因就是這一眼幫自己魂勾了去、連飯都不吃了、患了相思病、營養不良床上一癱。
何人もの医者に診てもらいましたが、若旦那の病気は全然治りません。
老頭喊醫生來看自己兒是甚麼筋、為甚麼不吃飯啦、醫生也是㫘看出個甚麼碌頭。
そこで心配した父親の大旦那が有名な占い師を連れて来て、若旦那の病気を占ってもらいました。
醫生不管用這就又喊條跳大神的過來、喊別個舞兩陣看下子是甚麼筋。
すると占い師は、にっこり笑い、
但是別個江湖人士舞都不舞、直接一眼看出關竅、嘴巴皮子一笑。
「これは、恋の病ですな。
このお屋敷には、多くの若い女中がいます。
おそらく若旦那は、その女中の誰かを好きになったのでしょう。
講這病要幫你兒邏條堂客就好了、自己不曉得是哪個、估計是哪條侍女哦、這事你要幫她們一個個全喊你兒房裡去、你親自觀察。
その娘を嫁にすれば、この病気はすぐに治ってしまいます」
と、言うのです。
八成就是這案子了、我看結了婚、這病就包好。
「何と、息子は恋の病であったか。それはちょうど良い、息子にはそろそろ嫁を迎えねばと思っていたところだ」
這案子啊?莫興是啊、反正這人是也差不多大了、遲早要辦的、試下子也不要緊。
そこで大旦那は家中の女中に命じて、一人一人若旦那の部屋に行かせてみました。
這就讓屋裡侍女一個個去兒房裡陪別個講下子話、看到底是那哪個。
大旦那は隣の部屋から細くふすまを開けて若旦那の様子を見ていましたが、しかし若旦那はどの女中が来ても何の興味も示しません。
自己就偷偷紙門戳個洞、幫自己兒觀察詳細起來、但是這大仙講錯了啊、所有侍女進去兒不見對一個傢伙有興致啊。
大旦那は首を傾げると、
老闆這下又不開心了。
「はて? これでこの家の女は全てのはずだが。・・・いや、もう一人いるが、あれは水汲みのばあさんだし」
別個樣子那麼講了也不像是騙人啊、而且我覺得也像、我這最後試他個一試、莫千萬跟我搞這條案子啦。
と、思いつつも、念には念を入れて、大旦那は水汲みばあさんを若旦那の部屋に連れて行きました。
老闆帶到萬萬不可能的心思幫屋裡打雜的這老婆子往兒房裡一領、也是講試其他法子之前、至少要先幫確定不是這事的所有可能性都完全排除乾淨起來。
すると若旦那は布団から起き上がって、水汲みばあさんにこう言ったのです。
看到兒是猛然一起身、老闆這就想夾卵了、自己這兒是真得病了。
「どの様な事情でその様な姿をしているのかは分かりませんが、もしよければ、わたしの妻になっていただけませんか?」
兒這就講了、對到婆子、講想讓別個幫自己和婚解了、至於別個其中這複雜的脈絡就以後再理。
すると娘はこくりと頷いて、姥っ皮を脱いで美しい娘の姿を見せたのです。
地主就看到婆子幫頭一點、一下脫了身人皮。
それをふすまのすき間からのぞいていた大旦那は、大喜びです。
獃了一陣、又松了口氣、突然是人又笑了個卵脬翻天。
こうして姥っ皮を脱いだ娘はこの家の嫁となって、いつまでも幸せに暮らしたという事です。
這就講女後面也是入了別個有錢的大戶、慢慢日子也是過起來了。
おしまい
结束
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